この記事は
という人に向けて
- 酪農を「知る」
- 酪農を「もっと知る」
- 酪農で「働く」
- 酪農と「相性の良いサービス」
という4つの観点から、当ブログの酪農記事を1つにまとめたものです。
この記事を読めば、教科書的ではない「現場感のある酪農像」をかなりつかめるでしょう。
酪農牧場で「実際に働いてきた立場だからこそわかること」をできるだけ盛り込んでみました。
ぜひ最後まで読んでみてください。
酪農を「知る」
まずは「酪農を知る」という観点から、5つのトピックを見ていきましょう。
①仕事内容:中心となる「搾乳」に加え色々ある
酪農牧場での仕事というとどのようなイメージが湧くでしょうか?
多くの人が
- エサをあげることか
- 乳を搾る作業
のどちらかを思い浮かべると思います。
たしかにこの2つは、どちらも牧場の中心的な作業です。
しかし酪農牧場の仕事の種類は、実はかなり多い。
牧場によって多少の違いはありますが、基本的に次のような仕事があります。
言葉だけを見ていると
けっこう簡単なのかな?
と思うかもしれません。
しかし実際はどの仕事も「知識」や「経験」が重要なモノばかり。
奥が深く、知れば知るほど、経験すればするほど
します。
活躍できる土壌が、酪農牧場にはあります。
牧場でどんな仕事があるのかより詳細を知りたい人は↓の記事を読んでみてください。
②酪農のメリット・デメリット:多面的な見方が大切
酪農業について調べ始めてみると
酪農業について肯定的な意見もあれば、否定的な意見もたくさん出てくる
結局どう考えたらいいんだろう
と悩んでしまうことはないでしょうか?
私は現役の酪農家でありながら、同じような悩みを抱えていた時期があります。
主にこうしたことが中心となって、議論がよく起きています。
そこで私なりに酪農業についてメリット、デメリットを考察したのが次の表です。ポイントは「誰から見た」メリット、デメリットなのかをきちんと分けて考えることです。
視点 | 良いところ | 悪いところ |
---|---|---|
❶酪農家 | 技術力や経営ノウハウがあれば高い収益 牛が好きな人にとっては天職 | 長時間労働 休みが少ない ケガのリスク トラブルに振り回されることが多い 地域への配慮が必要 |
❷酪農 従業員 | 安定した雇用環境 動物と関われる仕事 | 賃金が低い傾向 ケガのリスク 魅力的な求人が少ない |
❸消費者 | 牛乳、チーズ、アイスなど乳製品 牛乳は高い国内自給率 食育の場になりうる | 現場との隔たりが大きい |
❹牛 | バランスのとれた食事をいつでも摂れる 風雨から守られる環境 捕食者に襲われる危険がない 家畜化されたことで種の存続に繋がっている面 | 分娩後間もなく子牛と引き離される 動物福祉やカウコンフォート上の問題 経済動物としての生涯 牧場ごとに牛の扱いが異なる |
❺経営 | 自給飼料生産や6次産業化などとれる選択肢は多い *やる気と学習が必要 同業者間の競争意識が薄く、相互扶助しやすい | 設備投資や修繕の負担が大きい 飼料費や生乳需給など外部環境の影響が大きい 参入障壁の高い業界で競争は激しくない |
❻地域社会 | 放牧や牧草地ののどかな景観 産業としての存在感(関連産業) 地域の雇用の受け皿 | 家畜排泄物の環境負荷 メタンガスによる地球温暖化の懸念 臭気の問題 |
このように「誰の視点」で酪農業を考えるかによって、見え方は随分変わります。
一面だけに注目して「酪農は○○だ」と焦って結論を出す必要はありません。
自分がどんな価値観を大切にしたいか。
そこを考えながら酪農業と接してみると、きっと多くのことを学べます。
上記の表について解説を加えている記事もあります。興味があれば読んでみてください。
③酪農業に転職して良かったこと5つ
この記事を読んでいる方の中には
酪農業で働くのってどうだろう?
という興味を持っている人もいるでしょう。
私が「一般企業でのサラリーマン→酪農業」という転職を経て感じた、酪農業に転職して良かったことには次のようなものがあります。
- 四季を感じられる
- 仕事(作業)の目的が明確
- 満員電車からの解放
- 仕事の意義を感じやすい
- 平日休みが多い
この5つは私が転職後によく感じていたことです。
「自然や動物とのふれあいを大切にしたい」という人であれば、もちろんこうしたメリットも加わると思います。
ちなみに私が挙げているメリットのうち「❺平日休みが多い」など「それってメリットなの?」と思われるようなものもあるでしょう。
1つずつ解説している記事もあるので、興味がある方は読んでみてください。
④酪農業に転職して苦労したこと10選
先ほどは酪農業に転職して良かったことを紹介しましたが、もちろん「苦労したこと」もたくさんあります。
牧場で働き始めたばかりの頃は、それまでのデスクワーク中心の仕事とは全く違う仕事ばかりだったため、特に大変でした。
その頃に苦労したことは、例えば次のようなものです。
- 脚の疲労、筋肉痛
- 手荒れ
- 腰痛
- 特殊な勤務時間(早朝、夕方)
- 休日が少ない
- 体力
- 傷が絶えない
- におい、汚れ
- マニュアル車の運転
- 教科書が高価&少ない
どれも見ていると、げんなりしてくるかもしれませんね。
ですが結局のところ「いずれ慣れるから大丈夫」です。
私に限らず、周囲の酪農牧場で働いている人たちもみなそうでした。
最初は不安が大きいと思いますが、後になってみれば「そんなこともあったな」ぐらいの感覚になるため、あまり心配しなくて大丈夫です。
先ほどの苦労したこと10コについて、詳細や対策を書いている記事もあります。
⑤労働時間や休日:課題は多いが改善傾向
酪農業といえば
・長時間労働
・休日が少なそう
こんなイメージを抱く方が多いはず。
基本的にはそのイメージで合っています。
ですが最近は牧場によって、かなり違いも出るようになってきました。
もあれば、
もあります。
一概にはいえないのですが、傾向としては
といえます。
酪農牧場で働いてみたいけど、休みが少ないのは嫌だからムリかな…
という人でも、十分に検討余地のある牧場はちゃんとあるため大丈夫です。
酪農業の労働時間や休日数の「実際」については下記の記事でも紹介しています。
酪農を「もっと知る」
ここからは酪農業について「もっと知ってみたい」という人に向けた内容です。
おすすめの本から酪農業界の恋愛事情というちょっと変わった内容まで、6つのトピックを解説します。
①「酪農の全体像をしっかり学ぶ」には教科書が一番
酪農についてもっと深く知りたいという人には
のがおすすめです。
酪農といっても、搾乳、飼料設計、繁殖管理、経営管理、…、などその仕事内容は多岐に渡ります。
酪農で必要な仕事をまんべんなく学ぶには、内容が体系的に整理された教科書を読むのが一番。
たしかにインターネットでも情報は見つけられますが
など、「酪農の全体をしっかり学ぶ」には向いていません。
- まずは教科書で全体像を学ぶ
- そこで出た疑問や、最新のトピックについて調べるときにインターネットを補助的に活用する
このような方法をおすすめします。
ちなみに酪農の教科書としておすすめするのは、私が実際に読んだ中で一番良かった
の2冊です。
この2冊をしっかり読むだけで、
人材になれます。
酪農に関する教科書・専門書については↓の記事でより詳しく紹介しています。
②牧場での悩みには実は「一般書籍」が役立つ
先ほどは酪農の基本的な知識を学べる”酪農本”を紹介しました。
ですが牧場で働いていて苦労したり悩んだりすることは、技術的なことばかりでなく、
について、ということが本当によくあります。
・人によって言うことがバラバラで困る
・指示を聞いてくれない
・無性にイライラしてしまう
酪農業に限らず、どんな職場でもよく起きていることですね。
こうした悩みを解消するのに役立つのが、酪農の専門書ではなく、普通の本屋さんに並んでいるような「一般書籍」です。
他にも
という手もありますが、人間関係が自農場中心になる酪農業では、意外に難しい。
ですが一般書籍なら、一人でも手軽に「その分野で成果を出した人」の知恵を学べます。
例えば私の場合は牧場の同僚に思ったように仕事をしてもらえず、困ったことがよくありました。しかし本屋さんや図書館に必ずと言っていいほど置いてある自己啓発本『人を動かす』を読んだことで、「どうしたら相手が”動きたい”と思えるか」を考えられるようになり、突破口を開けたという経験があります。
牧場で生じがちな「悩み別」に役立つ本をまとめた記事もあるので、興味のある人はぜひ読んでみてください。
③酪農でも社会人の基礎スキルは身につけられる
牛や機械を相手にした現場作業がメインとなる酪農業ですが、「社会人の基礎スキル」を身につけることは十分可能です。
酪農牧場で働いたけどもし合わなかった場合、転職でアピールできるスキルや経験は得られるのかな?
こうした疑問が気になって、一歩を踏み出せないという人もいると思います。
ですが
の両方を経験した私が感じるのは、「酪農業でも身につけられる」です。
ただし
様々あります。
より詳しく考察した記事があるので、気になる方は読んでみてください。
ちなみに酪農業で身につけられる「専門スキル」には次のようなものがあります。
④「人間関係に疲れたから酪農」はおすすめしない
酪農に限りませんが
人間関係に疲れたから酪農業や農業で働こうかな
というのは、おすすめできません。
なぜなら農業や酪農業でも、人間関係からは逃れられないからです。
従業員として働く場合は少なくとも牧場主とは良好な関係でいる必要がありますし、同僚がいる牧場なら他の職場と大差ありません。もし自分が牧場主になるという場合でも、仕入先や販売先、農協や組合など仕事をするには他者とうまく関わることが求められます。
たまに
というアピール付きで求人を出している酪農牧場さんがあります。
ですがそうした牧場でも最低限の人づきあいは必要です。
「人間関係に疲れたから酪農業で働いてみようか」ではなく、あくまで「酪農に興味があるから働いてみたい」という向き合い方をおすすめします。
より詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください。
⑤酪農業界の学歴:農業高校や農学部”以外”からの出身者も実は多い
酪農業界で働いている人たちの学歴というと、どんな想像をするでしょうか?
一般的には
・農業高校を出た人
・大学の農学部の出身
をイメージする人が多いと思います。
たしかにそうした学歴の人も多いです。
ですが酪農や農業とは無縁の学歴でありながら、酪農牧場で働いている人も実はたくさんいます。
酪農家のみならず、そこで働く従業員さんもです。
私が周囲から見聞きしている体感としては
実家が農家ではないという人はもちろん、転職して初めて酪農に携わったという人もよくいます。
もし
酪農業に興味があるけど、農業と無縁の人生だったから難しいかな?
と心配している人がいても、大丈夫です。
牧場に入った後にしっかり知識と経験を積めば、ちゃんと通用する人材になれます。
「酪農と学歴」というテーマについてもう少し知りたいという人は下の記事を参考にしてみてください。
⑥酪農家の恋愛事情:自分から動けるなら心配ない
少し毛色の異なるテーマですが「酪農家の恋愛・結婚事情」について気になる人もいると思います。
酪農業って出会いがあるのかな?
いま牧場で働いている人たちは恋愛や結婚ができているのかな?
このような疑問に対する結論は
です。
私がよく見聞きする、酪農業での出会いや結婚のきっかけは次の6種類です。
- 学生時代からの交際相手
- 牧場内の職場恋愛
- 牧場に出入りする関係者との恋愛
- マッチングアプリの利用
- 知人や友人からの紹介
- 街コンへの参加
詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
酪農で「働く」
ここからは
酪農牧場で実際に働いてみたい
見学に行ってみたい
という人に向けたトピックを2つ紹介します。
①働く時の服装:「つなぎ」が無難だが案外自由
- 牧場で働く
- 見学で牧場を訪れる
という際に
牧場ではどんな服装が良いんだろう?
このような疑問がわくこともあると思います。
結論からいえば
です。
つなぎとは上下一体となった作業着のことですね。
どこかで見た写真やイラストから「酪農といえばつなぎ」というイメージが強いかもしれません。
ですが私が実際に感じる酪農牧場でのつなぎの着用率は4割ぐらい。
半数以上の人は
など、それぞれの好みに応じて様々な服装をしています。
より細かい内容や、帽子、長靴の選び方なども知りたい場合はこちらの記事を参考にしてみてください。
②酪農牧場への転職:未経験でも大丈夫
ここまでこの記事を読んでくださった人の中には
未経験だけど酪農業で働いてみたい
という人もいるでしょう。
先ほどの「酪農と学歴」というテーマの部分でも解説しましたが
なぜなら牧場で働き始めてから
- 本や先輩従業員から「知識を学ぶ」
- 繰り返し作業することで「技術を身につける」
という2点によって、十分に牧場で活躍できる人材になれるからです。
実際にハローワークや転職サイトで求人を見てみると、「未経験者歓迎」の牧場がたくさんあります。
私の周囲の牧場にも
がたくさんいます。
ただし、酪農業への転職に際しては
気をつけたい点が多いことには注意が必要です。
より詳細を知りたいという人は以下の記事を読んでみてください。
酪農と「相性の良いサービス」
ここでは酪農業と相性が良いサービスを4つ紹介します。
1年のほとんどを牧場勤務で過ごしている私が実際に使って「これは本当に良い」と思ったもののみ取り上げています。
酪農業は
など変わった特徴の多い仕事。
それに合ったサービスをうまく利用することで、お金の節約ができたり、休みを豊かな時間にできます。
①仕事にも帰宅後にも欠かせないAmazonプライム
まずはAmazon prime(Amazonプライム)。
月額600円(税込)で様々なサービスを使い放題できる、コストパフォーマンス抜群のサブスクです。
酪農業との相性の良さは次のようにたくさん挙げられます。
それをはるかに上回るメリットを享受できるため簡単にもとがとれてしまいます。
映画館に行ったり、本を新品で買えば600円どころではないですからね。
仕事中でも、自宅で休みたい時でも、どんな場面でも酪農生活を豊かにしてくれるサービスだと思います。
私はもちろんずっと利用していますが、周囲の酪農家やその従業員さんもAmazon primeを使っている人は非常に多いです。
②スマホをいじる時間が少ないなら通信費を節約しよう
牧場にいるときは仕事が忙しく、スマホをいじる時間がそれほどない
という人が多いと思います。
その場合は格安simにすることで、毎月の通信費をかなり節約できます。
私は
をアップルストアで買ったiPhoneにて利用していますが
毎月の通信費は通話料込みで400円ほど
です。
大手キャリアを使っていた時で月8,000円、楽天モバイル(MVNO)に変えてからでも月2,000円ぐらいだったので、今がいかに安いかよく分かると思います。
牧場にいるときは
のでそれほどギガを消費しません。自宅ではWiFiを使用するため、スマホのギガはこちらでもあまり使いません。
このような人は酪農業界なら決して珍しくないと思います。
であれば格安simに変えることは、乗り換えの手間以上にメリットが大きいはず。
- 酪農経営者であれば経営環境によって収入は大きく変動しますし
- 牧場従業員さんであれば初任給が低かったり昇給のペースが物足りない
といったことがありますよね。
通信費の見直しだけで毎月使えるお金が数千円増えるのであれば、やっておいて損はないと思います。
私が日本通信SIMに乗り換えた時の手順などはこちらの記事にまとめているため、気になる人は読んでみてください。
③通勤に使っている車の自動車保険で損していないか
牧場への通勤に使っている自家用車の保険を見直すことで、自動車保険料を大きく節約できるかもしれません。
酪農牧場が駅の近くにあることはほぼないため、通勤は車という人がほとんどです。
その車の自動車保険ですが、ネット保険を利用することでかなり安くできる可能性があります。
私はお世話になっている整備業者さんの紹介で、大手損保の自動車保険をずっと使っていましたが、ネット保険に変えたことで保険料が3分の1以下になりました
方法は簡単で、ざっくりいえば次の2ステップだけです。
- 自動車保険の更新時期が近くなってきたら自動車保険見積もりのインズウェブといったサイトで一括見積をする
- 最安値の保険で、補償内容やロードサービスに問題がなければ申し込む
私は2023年に初めてこうした一括見積サービスを利用し、ネット保険の契約も初めてでしたが、思っていたよりも簡単で補償内容も十分でした。
1度やってみれば毎年の更新時もささっとできるようになるため、自動車保険見直しの効果も先ほどの通信費と同じように大きいです。
私が自動車保険を見直した時の方法や手順は以下の記事にまとめているため、自動車保険を見直してみたいと思った人は読んでみてください。
④牧場で働く時間を「楽しく、スキルアップにもなる時間」に
決まった作業の繰り返しが多い酪農業では、オーディオブックを聴きながら作業することで勤務時間を「楽しく、スキルアップにもなる時間」にできます。
一般的なオフィスワークでは難しい量の本を聴けるため、仕事にも私生活にも使える知識をたくさん知ることが可能です。
牧場によっては
であれば業務に支障がないということで、音楽やラジオを聴きながら作業していることも珍しくありません。
私も以前はそうしていましたが
ということから「時間を無駄にしている」感覚を強く持っていました。
しかしAmazonのAudibleというオーディオブックサービスを使い始めたら、牧場で働く時間がとても良い時間に変わりました。
周囲の音が聞こえないと作業に支障があるんじゃないか
と思う人もいるでしょうが、片耳のイヤホンを使えば大丈夫です。
Audibleは先ほど紹介したAmazon primeのサービス対象外のため、Audibleの利用料として月額1,500円が必要です。
しかし
を思えば決して損はないと思います。
酪農業とこれほど相性が良く、なおかつ仕事も人生も良くしてくれるサービスはそうそうないと実感しています。
こちらも通常30日間の無料体験があるため、興味が少しでもわいた人は試してみてください。「興味は持ったけど使わなかった」ことで生じる機会損失を思えば、まずは使ってみることです
自分には合わないと感じたら、無料体験中に解約すれば費用はかかりません。
投資と同じで読書も複利が効きます。知識や考え方が、本を読んだ日からその後の人生でずっと役立つからです。
詳細は以下の記事にも書いています。
番外編:酪農後継者へのメッセージ10個
最後に番外編として「酪農後継者へのメッセージ」を残しておきます。
あくまで
というある種「特殊な立場にいる人」に向けた内容です。
従業員さんや「酪農業界への転職に興味がある人」には当てはまらないことの方が多いです。その場合はあまりに気にしなくて問題ありません。
以下の記事を要約したものです。
私が牧場勤務で学んだ仕事論・人生論の集大成ともいえます。
まとめ:関心が少しでも強くなったら次の一歩を踏み出そう
この記事では
という人に向けて
- 酪農を「知る」
- 酪農を「もっと知る」
- 酪農で「働く」
- 酪農と「相性の良いサービス」
という4つの観点から、当ブログの酪農記事を1つにまとめてきました。
ここまで読んでくださった方なら、教科書的ではない「現場感のある酪農像」をある程度つかめたのではないでしょうか。
酪農業への関心が少しでも強くなったのなら、ぜひ次の一歩を踏み出してみてください。
どのような一歩でも大丈夫です。
行動をしてみれば、その前にはわからなかった「次にやった方が良さそうなこと」や「ひょっとしたら自分には合わないのかも」といったことがわかるようになります。
酪農業界は決して甘くはありませんが、自分でその存在意義を問い、自ら答えを出していける場所です。