【酪農】就農直後に苦労したこと・大変だったこと⑦傷が絶えない

酪農

就農直後に苦労したことの7つ目は「生傷が絶えなかった」ことです。

酪農は肉体労働が主であり、動物や機械を相手にする場面が非常に多いです。そうした中で何かとケガをする場面が多かったです。しばらくは手や足の至る所に傷がありました。

説明

今思い返すと、次のような場面でケガをすることが多かったですね。

牧場でケガをしやすい場面
  1. を扱う時
  2. を持つ時
  3. 機械や牛舎の柵などを修理する時
  4. 移動の際(昇り降りや柵をくぐる時など)

いうまでもなく牛は動物であり、こちらの思った通りに動いてくれることばかりではありません。搾乳の際に、気が立っている牛に手を踏まれたり、牛を搾乳する場所へ集団移動させる際に足を踏まれたりしました。数百キロもある巨体に踏まれることになるので、その痛みや危険性はなかなかのものです。

かわいい牛たちですがその体重は人の10倍以上だったりします

また、牧場では修理道具やバケツ、飼料袋など様々な物を持ち運ぶ場面があります。そうした際に素手で作業をすると尖った部分で簡単にケガをします。同様に、機械や牛舎の壊れた柵など設備を修繕する時も、金槌やクギ、ドライバーなど種々の道具で自分に傷を作る場面というのは少なくありません。

さらに、はしごの乗り降りや牛舎の中の柵をくぐったりするときに、頭や腰、腕などをぶつけて傷ができることも非常に多いです。「そんなにからだをぶつけることなんてある?」と思われる方も多いでしょう。しかし、不思議とほんとによくぶつけるんですね。見ていると私だけではなく、わりと牧場で働いている皆が同じ痛みを味わっているようです。人の視野というのは当てにならないなと思うことが多くなりました。

対処・経過

ケガが増えてくると、自然と危険予測ができるようになってきます

この場面では注意しないとケガにつながるなというのが本能的に分かって体が対応できるようになってくるんですね。残念なのは、そうなるまでには最初の方はどうしてもケガを負わざるをえないかなということです。

もちろん、今でも私自身、生傷を負うことはありますが、就農当時と比べるとその頻度は激減しています。

また、初めからできる対策として素手で物を扱わないということです。

  • ゴム手袋
  • 軍手
  • ゴム手袋+軍手

こうしたものを装備したうえで作業をするだけでもかなり生傷を負うリスクは低減できます。

雑感

牧場で働き始めてすぐの頃に苦労したことを挙げ始めて今回で7つ目となりました。まだもう少し今後も書く予定のものがあります。

どのような仕事にせよ、そこで働き始めたばかりの頃というのは誰しも苦労することがあるでしょう。仕事内容はもちろんですが、同僚の方々の人となりが分からなかったり、その職場では当たり前とされていることがどんなことなのか、そうした部分が見えてこないうちというのは不安が募る頃だと思います。

私が金融機関で働き始めたばかりの頃も、取引先の企業から見れば新社会人だろうが何だろうが関係なく、一人の金融マン=金融のプロとして見られ、「これについて金融機関はどういう目線か」ということを聞かれることもしばしばでした。金融の知識などろくにない頃でしたので、かなりプレッシャーに感じたことを覚えています。それでも、そのプレッシャーを糧に自分で調べたり先輩に助言を求めるなどして何とか対応していました。

牧場での仕事も、初めの頃は戸惑うことが非常に多いと思います。一般の方々からはそもそも想像がつきにくいであろう職場であるので、実家が牧場という方を除けば多くの人が少なからぬギャップを感じるでしょう。しかし、上でも述べた通り結局はどこで仕事をしても初めは苦労が多いはずです。そこを越えれば次第に慣れを感じ、自分自身の能力を発揮しやすくなってくると思います。

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