【酪農】おすすめの酪農本8選【漫画│入門・基礎知識│教科書│応用】

酪農
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  • 酪農の全体像や基礎知識がつかめるような入門本を知りたい
  • 酪農家が取引相手のため、酪農業の大枠をつかんでおきたい
  • 酪農業で働くため、教科書として読むべき本を知りたい
  • 酪農作業は一通り覚えたため、次のステップへ進みたい

という方は一定数いらっしゃるでしょう。

森岡
森岡

私自身、酪農業界に入る前も入った後も、酪農の本として何を読んだらよいかが分からなくて困ったことがよくあります

本を探すことも大変でしたし、それらしいタイトルの本を見つけても口コミがほとんどなくて選びにくかったのです。

そこで、今回は一酪農家の私がこれまでに実際に読んだ複数の本の中から、読む人別におすすめできる本(=読みやすい本or多少読みにくくても中身が充実している本)を8つピックアップしてご紹介します。

今回取り上げるのは↓の本です。

  1. 初心者向けのおすすめ酪農漫画
    • ①銀の匙 Silver Spoon
    • ②百姓貴族
    • ③毎日、牛まみれ 
  2. 入門や基礎知識を得るのにおすすめの酪農本
    • ④家畜飼育の基礎
  3. 教科書としておすすめの酪農本
    • ⑤新しい酪農技術の基礎と実際(基礎編) 
    • ⑥新しい酪農技術の基礎と実際(実技編)
  4. 応用編
    • ⑦こうすれば農場はもっとうまく回る
    • ⑧テレビ・ドクター4 よく分かる乳牛の病気100選

 ★がついている本は特におすすめの本です

この記事が、酪農初心者さんから実際に働いている人まで、それぞれの立場に合った本が見つかるきっかけになったらとてもうれしいです。

初心者向けのおすすめ酪農漫画

酪農がどんなものか興味があるけど、文字が中心の本を読むのは大変。そんな人におすすめなのが漫画です。

ここでは酪農の様子がしっかりと描かれている漫画を3つご紹介します。

これらの漫画を読めば酪農の様子や大まかな雰囲気をつかむことができます

どの作品も酪農の明るい部分と暗い部分、両方にうまくスポットを当てています。

3作品のうちどれを選んだらよいか決められないという方には、③『毎日、牛まみれ』が一冊のみで酪農の雰囲気をしっかりとつかめるのでおすすめです。

①銀の匙 Silver Spoon

  • 内容
    • 北海道の農業高校が舞台の学園漫画
    • 家族経営の酪農から法人経営の先進的酪農まで色々な酪農のカタチが登場する
  • おすすめできる人
    • ストーリーとしてもおもしろい酪農漫画を読みたい人

『銀の匙 Silver Spoon』は荒川弘さん原作の漫画で、北海道の農業高校を舞台とした学園モノです。

作品の中では、酪農業がなかなか重要なポジションで取り扱われています。

単行本で15巻まで発売され、既に完結しています。

アニメ化、実写映画化もされたほどの作品なので、ご存知の方も多いでしょう。

私がおすすめするポイントは次の2点です。

まず1点目は、単純にストーリーがおもしろく、最後まで楽しく読めるということです。

なにせ、原作者の荒川弘さんは大人気を博した『鋼の錬金術師』の原作者でもあります。登場人物それぞれがキャラ立ちしていて魅力たっぷりですし、ストーリー自体もとてもおもしろく描かれています。

おすすめポイントの2点目は、作者の荒川さん自身が酪農家のご家庭出身で、リアルな酪農観が表現されていることです。

実際に数年間牧場で働かれていたこともあり、牛の特性や酪農作業の特徴、酪農業の情勢や雰囲気など、かなり現実的な描かれ方をしています。

森岡
森岡

日頃、酪農の現場で働いている私からしても「うんうん」と頷いてしまうような事柄がたくさん出てきていました

  • ストーリーや登場人物が魅力的で、作品自体がとてもおもしろいので、最後まで引き込まれるように読める
  • 酪農業もリアルに描かれていて、酪農業の雰囲気を大まかながらつかむのに最適

ということでおすすめです。

今回はおすすめの酪農本の一つとして『銀の匙 Silver Spoon』を紹介していますが、本作はアニメ化もされ人気を博しています。

  • 漫画よりもアニメを観る方が好き
  • 手っ取り早くアニメで『銀の匙』を観たい

という方にはU-NEXTでアニメ版を観ることもおすすめです。

アニメ版の『銀の匙 Silver Spoon』は第1期と第2期があるのですが、どちらもU-NEXTで全話観ることができます。

U-NEXTの会員でない方も、「31日間無料トライアル」を利用すれば全話観ることができますよ。

\今すぐにアニメ「銀の匙 Silver Spoon」を観るなら/

※本ページの情報は2022年11月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
ご確認ください。

②百姓貴族

  • 内容
    • 酪農家出身である作者(『銀の匙』作者と同じ人)の実体験を基にしたエッセイ漫画
    • 酪農家の日常や乳牛の性格などがコミカルに描かれている
  • おすすめできる人
    • ストーリー仕立ての漫画よりもエッセイ漫画を読みたいという人

『百姓貴族』は『銀の匙 Silver Spoon』と同じ荒川弘さん原作のエッセイ漫画です。

荒川さんが実家の酪農業に従事していた時の実体験を基に、酪農家の日常や乳牛の性格などをコミカルに描いている作品です。

内容は、酪農業がしっかりと扱われつつ、畑作やご家族の面白エピソードも多数登場するという感じです。

2022年11月時点の最新刊は7巻で、今も製作が続いています。

銀の匙がストーリー主体だったのに対し、百姓貴族はエッセイ漫画なのでややマニアックです。

ですがその分、酪農の実態に踏み込んだ内容も多く、銀の匙よりも百姓貴族の方が酪農業の日常をより深く知ることができると思います。

エッセイ漫画といっても堅苦しさは全くなく、笑いや蘊蓄を織り交ぜた内容となっているので、楽しく読むことができますよ。

③毎日、牛まみれ  ★

  • 内容
    • 酪農業で働く作者が描く、酪農のエッセイ漫画
    • 乳牛の性格、エサやり、人工授精、出産、搾乳、出荷、など乳牛や酪農の現場に焦点を当てている
  • おすすめできる人
    • 『銀の匙』『百姓貴族』よりもさらに酪農の現場感が濃い漫画を読みたい人
    • シリーズものの漫画を用意するより一冊で酪農の雰囲気を知りたい人

『毎日、牛まみれ』は、非農家出身である作者・牛川いぬおさんが、転職をして酪農業界に飛び込んだ後の実体験を基にしたエッセイ漫画です。

酪農に馴染みのない方と同じ目線で見た酪農業が描かれているので、非常に読みやすいです。

森岡
森岡

同じ酪農業で働く私が読んでも強く共感できることばかりで、とても上手に酪農の様子がまとめられています

個人的に気に入っている点は、乳牛の愛すべき特徴など酪農の明るい面はもちろん、逆の暗い面もしっかりと描いていることです。

暗い面とは、この本の中でいうと、自分が子牛の頃から大切に育ててきた乳牛を経営的な事情から非常に早い段階で出荷・屠畜しなければいけなかったというエピソードなどに象徴されています。

ペットではない「経済動物」としての乳牛にどういう思いで向き合っているか

酪農の現場で多くの人が向き合い続けているテーマをとてもリアルに描いています。

シリーズものではないので、1冊のみで酪農業の日常を知ることができますよ

酪農を仕事にするとはどういう感じか、乳牛とはどんな動物か。興味がある方には是非読んでほしい一冊です

酪農漫画として3作品を紹介しましたが、どれを選んだらよいか決められないという人には、まずはこの『毎日、牛まみれ』をおすすめします

入門や基礎知識を得るのにおすすめの酪農本

酪農の全体像や基礎知識がつかめるような入門本としておすすめの一冊をご紹介します。

この本を読めば、酪農にどんな作業や仕事があり、何に注意しないといけないのか、具体的な用語も織り交ぜつつ基礎知識が分かるようになります。

④家畜飼育の基礎

  • 内容
    • 畜産業(特に酪農・肉用牛・養豚・養鶏)の基礎知識
    • 酪農業のページでは、乳牛の特徴、品種、飼うための施設、エサ、繁殖、搾乳、管理方法、子牛、病気、牛乳、などがテーマとして扱われている
  • おすすめできる人
    • 酪農業の施設や仕事の種類など全体像をある程度しっかりと知りたいが、分厚い本は避けたいという人
    • まずは酪農の基礎知識だけを押さえたいという人
    • 酪農を含めた畜産(牛・豚・鶏)全般に興味がある人
    • 酪農家を取引相手としている人(業者さん、農協、行政関係者など)

『家畜飼育の基礎』は、畜産業の基礎・基本について書かれた本です。

畜産の現場で必要になる細かい知識というよりも、

  • 畜産業全般の基本知識
  • 酪農・肉牛の全体像
  • 養豚の全体像
  • 養鶏の全体像

を学ぶことに適している本です。

イラストが主体の漫画ではなく、文章で酪農や畜産の基礎・基本を知りたいという時に最適な本です。

畜産を学びたい学生さんや、畜産業と関わる仕事をしている人などにおすすめしやすい本ですね。

教科書としておすすめの酪農本

これから酪農業で働くことになったけど、どんな本を読んで学んだら良いかわからない。

そんな人におすすめの酪農の教科書的な本をご紹介します。

この二冊さえあれば、酪農作業を一通りしっかりと学ぶことができ、牧場で働くうえで必要な知識をかなり網羅的に押さえることができます

個人的に強くおすすめできる本です。

⑤新しい酪農技術の基礎と実際(基礎編)  ★

  • 内容
    • 酪農の教科書的な本
    • 理論や知識が中心
    • 繁殖、搾乳、栄養、病気など酪農で必要となる知識を1冊で網羅している
  • おすすめできる人
    • これから酪農業で働く人
    • 既に酪農業で働いていて、酪農の知識を網羅的に学びたい人
    • 酪農ヘルパーを目指している人

『新しい酪農技術の基礎と実際 基礎編』は、酪農業の教科書的な位置づけの本です。

副題として「酪農ヘルパー専門技術員必携」とあります。

酪農ヘルパーさんは、酪農家の代わりにその日の牧場作業をこなしてくれることで、酪農家が休みを取れるようにしてくれている方々です。

つまり、酪農ヘルパーさんは酪農全般の知識を持ちつつ、作業も一通りこなせる必要があります。

その酪農ヘルパーさん向けに作られた本でもあるので、酪農で必要な知識をこの一冊でしっかり押さえられるということです。

森岡
森岡

私自身、酪農業で働くようになってからこの本を購入し、3周ほど読みました

読む前と後では、酪農に対する理解度が全く違っていて、読み終えてからは日々の牧場仕事もとても精度が高くなりました。

知り合いの獣医さんも絶賛していましたね。いわく、「酪農業で働く初学者の人にはまずはこの一冊がいいね。内容も広くそれなりに深いから、獣医の自分でも勉強になることがたくさん書いてあるよ。」とのことでした。

酪農経営者にしろ、後継者にしろ、従業員さんにしろ、この本をしっかりと読んで理解している人は、牧場ではかなりの戦力になることができるでしょう。

酪農の知識を体系的に学ぶことができれば、牧場にいて目の前で起こっていることがどういうことなのか、一つ一つよく分かるようになります。

すると、仕事に対する不安もかなり解消することができますし、知識が多ければ「ここを改善しよう」「新しくこういうことをやってみよう」という意欲も湧きやすくなります

そのための一冊として本書はとてもおすすめです。

酪農業に従事している方におすすめの酪農本を一冊選ぶとしたら、本書を強くおすすめします

⑥新しい酪農技術の基礎と実際(実技編)

  • 内容
    • 酪農の教科書的な本
    • 実際の作業の解説が中心
    • 牛との接し方、分娩の対応方法、エサの作り方、など酪農の現場で実際に行っている作業を網羅的に解説している
  • おすすめできる人
    • これから酪農業で働く人
    • 既に酪農業で働いていて、酪農の知識を網羅的に学びたい人
    • 酪農ヘルパーを目指している人

先述の⑤『新しい酪農技術の基礎と実際 基礎編』が理論や知識中心だったのに対して、こちら⑥『新しい酪農技術の基礎と実際 実技編』は実際の作業のやり方の解説が中心です。

牛の手入れ、健康状態の見方、発情の見つけ方、搾乳のやり方やポイント、糞尿処理の流れ、暑熱対策、などなど実際の作業について具体的なことが解説されています。

まずは基礎編をしっかりと読んで酪農の知識を大まかに押さえた上で、本書を活用するという順番がおすすめです。

応用編

ここでは応用編として、

  • 牧場のリーダー的な立場(=管理職)にいる人、牧場の運営体制に課題を感じている人
  • 牛の病気事典のような本を持っておきたい人

にそれぞれおすすめの2冊をご紹介します。

⑦こうすれば農場はもっとうまく回る

  • 内容
    • 実践的な牧場の運営・マネジメントについて書かれている本
    • 牛の扱い方、牧場の労務管理、牧場のデータの収集や分析方法、作業のマニュアル化、など
  • おすすめできる人
    • 牧場の運営やマネジメント体制に課題を感じていて、改善したいと考えている人
    • 酪農経営者、後継者、農場長などの牧場幹部
    • 酪農の理論的な知識というよりも、実際に何をすると牧場の改善ができるかという実践的な知識を得たいという人

静岡県で先進的かつ大規模な酪農経営をしている「朝霧メイプルファーム」の丸山純さんという方の本です。

酪農業界でも注目されている先進的な牧場が、紆余曲折を経ながら作り上げてきた牧場運営の実践的なノウハウが紹介されています。

本書『こうすれば農場はもっとうまく回る』は、私が持っている『若い酪農家が奮闘し気がついたこと…』という本を増補改訂したパワーアップバージョンです。

私が持っている増補改訂前の本の段階で、

  • 乳量や人工授精など「どんなデータを取り、どのように分析し、どう改善に活かすか」
  • 休日を確保するためにどのようにシフトを組むか
  • ミーティングンのポイント
  • どのようにマニュアルを整備して作業水準の底上げをするか

など、すぐに使えるノウハウが幅広く紹介されています。

森岡
森岡

私にとっては、特に牧場のデータ収集とその分析が参考になりました

本書を読む前は、そもそもどんなデータを日々集めていったらよいかもわからず困っていたので、本の内容を見よう見まねで試していったら、やはり役に立ったという感じです。

乳牛の体の仕組みといった理論的な話ではなく、いかに牧場を運営するか・体制を整えるかというマネジメント面に重きを置いている本です。

なので、酪農でこれから働くという段階の人よりも、経営者や農場長など運営体制を変えることができる管理職的な立場にいる人に特におすすめできる本です。

『こうすれば農場はもっとうまく回る』を読もうと考えるのは、牧場の経営陣や幹部クラスの方がメインになるでしょう。

こうした方々ほど、

  • 「仕事が忙しく、牧場改善のための勉強をしたくても時間がない」
  • 「牧場で働いてくれているみんなのモチベーションを高めたいけど、どうしたら良いかわからない」
  • 「酪農ジャンルの本だけではなく、経営学の本やビジネス書も読んだ方がヒントが得られるのでは」

という悩みがありませんか。私自身がそうでした。

そこで、私がそれらの悩みを解決し、牧場の就業ルールや雰囲気改善のためのヒントを得るきっかけとなったAmazonの”Audible”をご紹介します。

Audibleはオーディオブックという「本を朗読した音声」を聴き放題できるというサービスなのですが、これが多忙な酪農家と非常に相性が良いです。

酪農作業はイヤホンで何かを聴きながらでも行えるもの(給餌、トラックの運転、牛床の掃除など)が多く、作業をしながらオーディオブックを聴くことで、大量の読書ができる=牧場改善のためのヒントがたくさん得られるのです。

森岡
森岡

私の経験則ですが、牧場運営においてしばらく考えても解決の糸口が見えない悩み事は、①本からヒントを得るか、②同業者に話を聞く、が有効なことが多いです

無料体験期間が通常30日間あるので、気になる方は是非試してみてください。

登録は簡単ですぐに本を聴くことができます。もし合わなくてもいつでも解約できますよ。

\”聴く読書”で牧場改善のヒントをたくさん見つけよう/

私がAudibleで聴いた本の中で、牧場運営に特に有用だと感じたのは次の4冊です。

  1. 『人を動かす』デール・カーネギー
    • どうしたら牧場で働いているみんなが主体性を持って仕事に取り組んでくれるか
  2. 『道は開ける』デール・カーネギー
    • 悩み事が多い中、弱音を吐ける場が少ない酪農家がいかに自分の内面と向き合うか
  3. 『新 コーチングが人を活かす』鈴木義幸
    • 牧場で働いてくれているみんなが何を考えているか、どうやってそれを聞いたら良いか
  4. 『ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す』山口周
    • 将来の見通しがわかりにくい中、酪農業は、この牧場はどこへ向かっていったら良いか

Audibleについては↓の記事に詳しく書いています。気になる方は是非読んでみてください。忙しくも、音声を聴くことはできる。そんな酪農業との相性が抜群だと感じるサービスです。

ちなみに、私がAudibleを聴きながら作業をする時は、↓のBluetoothヘッドセットを使っています。片耳なので機械の作動音や周囲の音もちゃんと聞こえますし、電話がかかってきてもそのままイヤホンで通話することができ、安価なのに非常に便利です。

⑧テレビ・ドクター4 よく分かる乳牛の病気100選

  • 内容
    • 酪農で代表的な100の病気についてたくさんの写真付きで解説した本
    • それぞれの病気について、「原因、症状や特徴、酪農家ができる手当て、獣医師による治療」の項目に分けて解説している
  • おすすめできる人
    • 牛の病気事典のような本を持っておきたい人
    • 牛の病気について文章中心の本だとわかりにくいと感じている人
    • 子牛や乳牛と接する仕事をしている人

『テレビ・ドクター4 よく分かる乳牛の病気100選』は、酪農で代表的な100の病気について解説した本です。

ポイントは写真が多いことです。

いざ目の前で体調が悪そうな牛を見つけた時、文章で調べて「この病気かな?」と考えるよりも、本書に豊富に掲載されている写真と照らし合わせた方がかなりわかりやすいです。

目の前に体調が悪い牛がいると、やはり切羽詰まった感じになります。

獣医さんを呼ぶにしてもすぐに来てもらえる時ばかりではないので、できるだけ早く病気を推測して、自分で対応してあげられることはしてあげたいんですよね。

そういう時に本書があるととても便利です。

私が持っているのは一つ前のバージョンである『テレビ・ドクター3』ですが、今は本書『テレビ・ドクター4』が最新版のようです。

番外編:本を購入する時のポイント

Amazonで本を買うならプライム会員になっていた方がいい

今回取り上げたものを含め、Amazonで本を買うことがあるという人は、Amazon Primeの会員になることがおすすめです。

本を買おうと決めた時は、往々にしてすぐにでも読みたい気持ちにになっていますよね。

そんな時にプライム会員特典の送料無料や翌日配送などは、とても利便性が高いです。

無料体験も試すことができるので、プライム会員でない方は検討してみてください。

一部の漫画は無料で手に入れられる可能性あり

最近知ったサービスなのですが、

紙の本のサブスク「タダ本」

というものがあるようです。

年会費を払って会員になることが必要ですが、会員になればかなり多くの本を無料でもらえるというサービスです。

今回の記事で紹介した本のうち、『銀の匙』と『百姓貴族』は全巻ではないものの無料でもらえるものが結構あるようです。

  • 『銀の匙』や『百姓貴族』を買うつもり
  • 他の本もたくさん無料で手に入れたい

という人であれば、年会費を払っても十分にメリットがあると思います。

フリマアプリの活用

酪農関係の本は、総じて値段が高いです。

新品で買おうと思うとその値段の高さに抵抗感を覚える人も中にはいると思います。

そんな時に検討余地があるのが、メルカリなどのフリマアプリです。

  • メリット → 新品で買うよりもかなり費用を抑えられることが多い
  • デメリット → そもそも酪農関係の本は出品数が少ない

という特徴があります。

森岡
森岡

欲しい本がもし出品されていればラッキー、ぐらいの感覚でチェックしてみると良いですね

田舎の本屋さん

酪農を含めた農業関係の本の品揃えが良い通販サイトとして、田舎の本屋さんというものがあります。

欲しい酪農関係の本がっても、Amazonや楽天では扱っていないということがたまにあります。

個人的にはポイントがついたり送料が無料だったりする楽天などで本を買いたい派なのですが、そもそも取り扱いがないという時は田舎の本屋さんで探すことにしています。

まとめ

今回は、私がこれまでに実際に読んだ複数の本の中から、読む人別におすすめできる本を以下8つピックアップしてご紹介しました。

  1. 初心者向けのおすすめ酪農漫画
    • ①銀の匙 Silver Spoon
    • ②百姓貴族
    • ③毎日、牛まみれ 
  2. 入門や基礎知識を得るのにおすすめの酪農本
    • ④家畜飼育の基礎
  3. 教科書としておすすめの酪農本
    • ⑤新しい酪農技術の基礎と実際(基礎編) 
    • ⑥新しい酪農技術の基礎と実際(実技編)
  4. 応用編
    • ⑦こうすれば農場はもっとうまく回る
    • ⑧テレビ・ドクター4 よく分かる乳牛の病気100選

★がついている本は特におすすめの本です

酪農関係の本は色々とありますが、どんな時にどの本を読んだらよいかわからないという人も多いと思います。

森岡
森岡

私自身、その時々で読むべき本を探すのに苦労してきました

この記事が酪農の本を選ぶ時の助けに少しでもなれば、そして酪農業への理解が深まるちょっとしたきっかけになれば、一酪農家としてとてもうれしいです。

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↓酪農業への転職についての記事です。未経験の人でもポイントを押さえれば、自分に合った牧場の探し方などがわかります

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