【酪農】就農直後に苦労したこと・大変だったこと③腰痛

酪農

就農直後に苦労したことの3つ目は「腰痛」です。

それまでの人生では腰痛に悩まされる経験というのはほとんどありませんでした。学生時代にスポーツをしていた時も、前職でデスクワーク中心の生活をしていた時もです。それが牧場で働くようになって数日経った頃から、腰に痛みを感じるようになりました。

症状

初めは重いものを持ち上げた時に、腰に電気が走るような瞬間的な痛みを感じる程度でした。これでも十分厄介な症状です。

それが次第に悪化していき、立っているだけで腰に鈍痛を感じるようになったり、痛みがひどくて重いものをなかなか持ち上げられないようになっていきました。

原因

原因は、重いバケツや飼料添加物の袋を持ち上げていたことでした。より正確にいうと、それらを適切な体の使い方・姿勢で持ち上げていなかったことでした。

牧場で仕事をすると、何かと重いものを持ち上げる場面があります。どの牧場でもよくあるのは、バケツを持ち上げるシーンでしょうか。牛乳をバケツに入れて運ぶことや、子牛に飲ませるミルクをバケツで運ぶことは日常茶飯事です。1つで10kg超になるバケツを両手にそれぞれ持って運ぶことなどもあります。

また、牛のエサに関係するものは、何かと1袋15~20kgという単位で紙袋に入っています。牛のエサに関係するものというのは、例を挙げると、ビタミンやカルシウムの粉といった飼料添加物などです。

こうしたバケツや紙袋を持ち上げる際に、もろに腰に負荷がかかるような体の使い方・姿勢をすると、直に腰が痛むようにになります。

対処・経過

初めのうちは、長時間入浴したり、腰のマッサージをするなどしましたがあまり効果はありませんでした。腰痛の原因そのものへの対処ではないですから当然ですね。多少マシになったとしても、次の日には再び仕事で腰に負担をかけるわけですから、堂々巡りです。

結局のところ、自分なりに試行錯誤して、「腰にできるだけ負担のかからない体の使い方」を覚えたということが解決策になりました。

こればかりは感覚的なもので、文章で表現するのが難しいのですが、私なりのポイントは「腰ではなく筋肉に負荷がかかるようにする」ということです。例えば腰痛がない時に、腰に負担が行くようにして重いものを持つと「重いものを持っているはずなのに、なんだか腕などの筋肉は疲れない」という感じがします。これが危険で、確実に腰には負担がかかっているので、いずれ腰痛につながる可能性があります。そうではなくて、腹筋や腕や腹斜筋(腹筋の横の筋肉)の力をフルに使って重いものを持つようにするイメージです。私の場合、こうすることで、腰そのものではなくて筋肉に負担がかかり腰痛を防げるようになりました。

雑感

腰痛は根本の原因に対処しないと、なかなか改善することがありません。それどころか、慢性化すると治りづらくなるといった面すらあります。

腰痛に悩むようになったら、早めに対処することをお勧めします。私の場合は、腰に負担がかかりにくい体の使い方を感覚的に覚えて対処できました。しかし、誰でも同じようにいくとは限らないでしょう。場合によっては、その作業から離れられるように牧場の体制を変えてもらうというのも必要かもしれません。

腰痛に悩まされるようになると、仕事中のみならず、私生活でも不便が生じます。ソファーに座ったり、ベッドで横になるだけでも痛みを感じるからです。すると、日々の生活の満足度が低下してしまいます。これはかなり重篤な問題です。腰痛が持病にまでなってしまうのは何としても避けたいですね。

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