富山県の「羽根屋」(純米吟醸)を購入して飲んだので、その感想などを書いていきます。
初めに簡単な感想をまとめておくと、
- 淡麗と濃醇のちょうど中間ぐらい・甘過ぎず辛過ぎず
- 苦めかつ青りんご系の華やかな香りが印象的
- 富山屈指の銘柄で苦味と青りんご系の香りが特徴的な日本酒に魅かれるという人におすすめ
でした。
基本情報(羽根屋・純米吟醸)
読み方 | はねや |
都道府県 | 富山県 |
製造者 | 富美菊酒造株式会社 |
内容量 | 720ml |
製造年月 | 2022年12月 |
精米歩合 | 60% |
アルコール分 | 16度 |
原料米品種 | 五百万石(富山県産、HPより) |
使用酵母 | 表記なし |
日本酒度 | 表記なし |
酸度 | 表記なし |
アミノ酸度 | 表記なし |
その他 | 生酒、幻のレシピにより製造 |
口コミサイトでの評価(羽根屋)
日本酒の口コミサイトであるSAKETIMEでの評価(本稿作成時点)を参考に載せておきます。
点数 (5.00点満点) | 4.25 |
全国ランキング | 40位 |
富山県ランキング | 2位 |
4.25点と高得点、全国ランキングで40位、富山県ランキングでも2位という評価です。
「全国的な評価も高い富山屈指の銘柄」といえますね
*全国にはおよそ1.5万銘柄が存在するとされています
購入方法と購入価格(羽根屋・純米吟醸)
- 【購入方法】遠方の酒屋さん
- 【購入価格】1,700円(税込)
入手困難度・レア度(羽根屋・純米吟醸)
店頭で見かけたことはないのですが、楽天やAmazonで探せば通常価格で購入可能なので、「やや珍しい」ですね。
- 普通:スーパーやチェーン店の酒屋さんで買える
- やや珍しい:店頭で見かけることは少ないが、Amazonなどで普通に買える
- かなり珍しい:こだわりの強い酒屋さんで買える、Amazonなどで高めの値段で買える
- ものすごく珍しい:店頭で見かけることはほぼない、Amazonなどでプレミア価格がついている
味わいチャート(羽根屋・純米吟醸)
※私の主観で各銘柄ごとに作成しているオリジナルのチャートです
感想(羽根屋・純米吟醸)
- 印象 ➡ 苦めの青りんご
- イメージの近い銘柄 ➡ 鍋島(佐賀県)
<コメント>
富山県の「羽根屋」です。
個人的に好みの銘柄でしばしば買っては飲んでいます。今回、見たことがなかった「羽根屋 CLASSIC」を酒屋さんにて見かけ、しかも生酒だったので、堪らず購入しました。
↓過去に飲んだ羽根屋のレビュー記事です
さて、ザックリと飲んだ感想をまとめると、
- 甘過ぎず辛過ぎず
- 淡麗と濃醇のちょうど中間ぐらい
- アルコール分16度でも軽い飲み口
- なかなか苦め
- 青リンゴか洋ナシ系の華やかな香り
- とろみや発泡感はなし
です。
苦めの青りんごという印象の味わいです
やはりおいしいです。
甘過ぎず辛過ぎず、そして苦味が目立つあたり、ちょっと大人な銘柄といえるかもしれません。佐賀県の鍋島と近しい味わいでしょうか。
意外にも、フレッシュなジューシーさは感じるのですが、生酒ながら発泡感はありません。そして、アルコール分が16度あっても軽めの飲み口なので、スルスルと飲むことができます。
ラベルに「蔵に現存する幻のレシピ」により製造されたことが説明されています。その説明を読んだうえで本酒を口に含むと、なんだか特別な日本酒を飲んでいる気がして満足感があります。
買ってよかったです。
もともと羽根屋が好きな人や、苦めで華やかな日本酒を飲みたいという人には是非飲んでみてほしいですね。
おすすめできる人(羽根屋・純米吟醸)
「富山屈指の銘柄で苦味と青りんご系の香りが特徴的な日本酒」に魅かれるという人におすすめです。
完成度の高い日本酒だと感じるので、日常使いはもちろんですが、自分へのご褒美や日本酒好きへのプレゼントとしても最適です。
- いつもの晩酌向き(コスパ重視)
- いつもの晩酌向き
- 自分へのご褒美として
- 変わり種が飲みたい時に
- 大切な人への贈り物として
蔵や銘柄についての情報
銘柄やそれを製造する蔵のことを少しでも知ると、より深く日本酒を楽しむことができます。
富美菊酒造のホームページから特徴などをピックアップしました。
- ホームページにあるキャッチフレーズは「想いを込めた一滴。羽根屋。」
- 富山県富山市所在の小規模な蔵で、1916年創業という100年超の歴史を持つ
- 以前の酒造りでは、品評会用と市販用で造り方に大きな差があるのが一般的だった。それに疑問を抱いた現蔵元:羽根敬喜(はね けいき)氏が「全ての酒を、大吟醸と同じ造りでつくる」ことに思い至り、新たな酒造りを行ってきた
- 富美菊酒造が展開するブランドは、「羽根屋」と「富美菊」の2つ
- 羽根屋は全国市場向け。また、羽根屋はもともと富美菊酒造の屋号
- 日本の名水百選に選出されている富山の名水を用いて酒造りをしている
- 非常に手間のかかる丁寧な酒造りをしているため、製造量拡大が難しい
- 羽根屋という名称には、「翼が飛翔するが如く、呑む人の心が浮き立つような日本酒として存在したい」という願いが込められている
- 四季醸造を行っている
- 「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」や「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」で連続受賞するなど、その実力が評価されている
- 一般の酒蔵見学は休止中
購入方法やおすすめの日本酒通販サイト
↓羽根屋 CLASSICの純米吟醸(通常購入)はこちら
↓羽根屋 CLASSICと似た印象の銘柄として「鍋島」です。こちらも、苦めで香り華やかな大人の味わいという特徴の銘柄です。羽根屋 CLASSICが好きな方ならきっと気に入ると思います。
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