【日本酒】印象的だった日本酒11選【いつもと違う】

日本酒
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本記事では、これまでに200銘柄以上の日本酒を飲んできた私が「印象的(独特)だった日本酒」を11種類ご紹介します。

いつもと違う日本酒を飲みたい

という時の参考になさってください。

11銘柄は次のものです。

天青・純米吟醸(神奈川県):まるで「甘い水」のような日本酒

にいだしぜんしゅ・純米吟醸(福島県):とらえどころのないトロミ・甘み

尾瀬の雪どけ・桃色にごり(群馬県):着色料なしで「ピンク色」

Japan’s Genesis 2022(愛知県):日本酒観を変えられた1本

タクシードライバー・純米酒(岩手県):予想を裏切らない「パンチ」のある日本酒

宮寒梅・純米大吟醸(宮城県):心に小花が咲くような「春を感じる」日本酒

農口尚彦研究所・観音下(石川県):「酒造りの神様」の所以を感じる複雑性

奥能登の白菊・純米吟醸(石川県):日本酒でこんなにも上品な甘さは初めて

神蔵・純米酒(京都府):また必ず飲みたい「苦め×華やか」の最高峰

風の森・807(奈良県):精米歩合に対する先入観をひっくり返された日本酒

高砂・純米大吟醸(三重県):雲をつかむような哲学的味わい

↑の日本酒は次のような基準で選んでいます。

私が過去に飲んだことがあり、かつ「おいしかった」

記憶が鮮明に思い出せるほど印象に残っている

以下、1つずつ順に見ていきましょう。

当ブログで記事にしたことがあるものには「オリジナルの味わいチャート」を載せています。日本酒選びの参考になさってください

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❶天青・純米吟醸:まるで「甘い水」のような日本酒

天青・純米吟醸のレビュー(筆者作成)

天青は神奈川県の銘柄です。

ラベルのデザインに魅かれて初めて飲んだのですが、その味わいには大変驚きました。

文字どおりの「甘い水」のようで、天青を除いて他にこのような日本酒を私は知りません。

上善如水もたしかに水のような日本酒ですが、天青はそれに風味や甘みも加わった独特さがあります。

❷にいだしぜんしゅ・純米吟醸:とらえどころのないトロミ・甘み

にいだしぜんしゅ・純米吟醸のレビュー(筆者作成)

にいだしぜんしゅは福島県の銘柄です。

「蔵つき酵母」や「自然米100%」など理念やこだわりを強く感じます。

その味わいですが、非常にトロっとしていて甘さがあります。

その甘さもよくある甘口の日本酒のそれとは異なっていて、独自の甘さです。

上手く表現できない「とらえどころのない」甘口の、でもおいしい日本酒です。

❸尾瀬の雪どけ・桃色にごり:着色料なしで「ピンク色」

尾瀬の雪どけ・桃色にごりのレビュー(筆者作成)

尾瀬の雪どけは群馬県の日本酒です。

この桃色にごりは、着色料なしでこの色を出しているということで心底驚きました。

日本酒の色といえば濾過後の無色か、熟成酒に多い黄金色などがせいぜいイメージされる程度でしたが、ピンク色にもなるというのは全く予想外でした。

味は甘酸っぱい感じで男女で楽しめると思います。

時期によって購入できたりできなかったりするため、見つけた時は思い切って買ってしまった方が後悔しないでしょう。

❹Japan’s Genesis 2022:日本酒観を変えられた1本

Japan’s Genesis 2022のレビュー(筆者作成)

Japan’s Genesis 2022は愛知県の銘柄で、偶然手に入った希少な日本酒です。

伊勢神宮にて見つかった新種の米で、神米ともいわれる「イセヒカリ」を原料米としているところに大きな特徴があります。

それまでに飲んだことがない「日本酒の奥深さを知らしめる」ような味わいで、こんな日本酒もあるのかと私の日本酒観を大いに揺さぶった一本でした。

Japan’s Genesisそのものは入手が大変難しいようですが、イセヒカリを原料米とした日本酒は他にも僅かですがあるようです。

❺タクシードライバー・純米酒:予想を裏切らない「パンチ」のある日本酒

タクシードライバー・純米酒のレビュー(筆者作成)

タクシードライバーは岩手県の銘柄です。

その強烈なネーミングとラベルからくるイメージ通り、味わいもパンチがありました。

濃厚で重いです。

しかしちゃんとおいしい。

良い経験(思い出?)になるので、日本酒好きなら一度は飲んでみてほしい。そんな銘柄です。

❻宮寒梅・純米大吟醸:心に小花が咲くような「春を感じる」日本酒

宮寒梅・純米大吟醸のレビュー(筆者作成)

宮寒梅は宮城県の人気銘柄です。

ラベルに「こころに春をよぶお酒。」というキャッチコピーがあるのですが、まさしくこのとおりでした。

口に含むと不思議と「春」を感じられ、ささやかな幸福感が立ち上ってきます。

味わいも洗練されていて非常においしく、心が洗われるような日本酒体験ができました。

❼農口尚彦研究所・観音下:「酒造りの神様」の所以を感じる複雑性

農口尚彦研究所・観音下のレビュー(筆者作成)

農口尚彦研究所は石川県の日本酒。

”酒造りの神様”と評される農口尚彦杜氏によるものです。タクシードライバーと同様、印象に残る銘柄名ですね。

その特徴は「味の複雑さ」です。

口に含んだ最初から飲み終えた後の余韻まで、目まぐるしく感じる味が変わっていきます

何度も味わってみたい「簡単ではないお酒」です。

❽奥能登の白菊・純米吟醸:日本酒でこんなにも上品な甘さは初めて

奥能登の白菊・純米吟醸のレビュー(筆者作成)

奥能登の白菊は石川県の日本酒。

知名度はそれほど高くないかもしれませんが、受賞歴多数の実力派銘柄です。

非常に印象的だったのは「上品な甘さ」です。

ラベルにも”和三盆のよう”と記載されているのですが、その記述に納得の「品がある甘さ」を感じられます。

後にも先にもこのような甘さを日本酒で感じたことはなく、いつかまた飲んでみたいと考えています。

❾神蔵・純米酒(京都府):また必ず飲みたい「苦め×華やか」の最高峰

神蔵・純米酒(ルリ)のレビュー(筆者作成)

神蔵は京都府の銘柄です。

印象として残っているのは、とにもかくにも「抜群においしい」ということです。

私は鍋島や天美のような苦めだったり華やかだったりする日本酒が大変好みなのですが、神蔵はそうした日本酒の中で私的にはNo.1でした。

「濃醇・甘口・華やか」と揃っていながら、鍋島や天美ほどには名前を聞くことがないのは本当に不思議です。

少々値が張るのが難点ですが、また必ず飲みたい日本酒です。

❿風の森・807:精米歩合に対する先入観をひっくり返された日本酒

風の森・807のレビュー(筆者作成)

風の森は奈良県の銘柄。

ジューシーで華やかで非常においしい日本酒ですが、驚いたのはその「精米歩合・80%」です。

普段は精米歩合60%以下の日本酒を飲むことがほとんどなので、精米歩合がこれほど高いと雑味もかなり感じるのではないかと予想していました。

ところがそうした雑味は全く感じることがなく、ただただおいしいとしか思えない。

「精米歩合を絶対視してはならない」ということを教えてくれた日本酒です。

⓫高砂・純米大吟醸(三重県):雲をつかむような哲学的味わい

高砂・純米大吟醸のレビュー(筆者作成)

高砂は三重県の銘柄。

トップクラスの人気を誇る「而今」の蔵元による日本酒です。

大変おいしいのはもちろんなのですが、濃厚なアタックから「ふっと消えるような」キレ方まで、捉えどころのない哲学的な味わいがたまりません。

静かな空間でその味わいにだけ集中して飲みたい。そんな至高の一本だと思っています。

「考えることや物思いに耽るのが好きな人」には是非飲んでほしい日本酒です。

まとめ:いつもと違う日本酒を飲んでみよう

本記事では、これまでに200銘柄以上の日本酒を飲んできた私が「印象的(独特)だった日本酒」を11種類ご紹介しました。

天青・純米吟醸(神奈川県):まるで「甘い水」のような日本酒

にいだしぜんしゅ・純米吟醸(福島県):とらえどころのないトロミ・甘み

尾瀬の雪どけ・桃色にごり(群馬県):着色料なしで「ピンク色」

Japan’s Genesis 2022(愛知県):日本酒観を変えられた1本

タクシードライバー・純米酒(岩手県):予想を裏切らない「パンチ」のある日本酒

宮寒梅・純米大吟醸(宮城県):心に小花が咲くような「春を感じる」日本酒

農口尚彦研究所・観音下(石川県):「酒造りの神様」の所以を感じる複雑性

奥能登の白菊・純米吟醸(石川県):日本酒でこんなにも上品な甘さは初めて

神蔵・純米酒(京都府):また必ず飲みたい「苦め×華やか」の最高峰

風の森・807(奈良県):精米歩合に対する先入観をひっくり返された日本酒

高砂・純米大吟醸(三重県):雲をつかむような哲学的味わい

いずれも特色があっておもしろい日本酒だと思います。

あなたにはどれが一番良さそうでしたか。

自分の好みで日本酒を選んでいると、いつの間にか似たタイプの日本酒を選びがちです。

たまには”いつもと違う”日本酒を飲めば、「やはり日本酒は奥が深いな」と新鮮な気持ちでまた日本酒を楽しめるようになるはずです。

気になった銘柄があれば是非試してみてください。

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いつもと違う日本酒を飲みたい

という人には、日本酒の定期便「SAKEPOST」があります。

出所:SAKE POST公式サイト

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銘柄の詳細はパウチ裏のQRコードから(先入観なしで飲める)

飲みきりサイズ100ml×3パック(色々試すのに最適)

「いつも違う日本酒を」と思っても、自分で選ぶとどうしても似た銘柄を選びがちです。

探す手間や購入する手間もかかります。

定期便を使えばおまかせで日本酒が届くため、「自分では選ばなさそうな、でもおいしい日本酒」に出会えることも。

「最低契約期間:3ヶ月」のサブスクですが、逆にいえば少なくとも9銘柄を試すことができます。(3銘柄×3ヶ月。3ヶ月経過後はいつでも解約可能)

量が多すぎないため、「少しずつ飲みたい人」や「飲み比べを楽しみたい人」にもおすすめです。

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