

読み方 | かいうん |
都道府県 | 静岡県 |
製造者 | 株式会社土井酒造場 |
内容量 | 1800ml |
製造年月 | 2021年12月 |
精米歩合 | 55% |
原料米品種 | 赤磐雄町 |
日本酒度 | 表記なし |
酸度 | 表記なし |
アミノ酸度 | 表記なし |
<参考> SAKETIMEでの評価 (本稿作成時点) | (5点満点中)4.14点 全国57位 静岡 3位 |
購入方法 | 近場の酒屋さん |
購入価格 | 税込3,100円 |
その他 | 無濾過、生酒、アルコール分17度 |
感想

- 私 の 好 み に: 合わない 合う
- 印 象: これぞ濃醇旨口
- イメージの近い銘柄: 十九
<コメント>
先日、静岡県の銘酒として評価の高い「臥龍梅」を飲みました。おいしいにはおいしいのですが、濃醇旨口系が好きな私としては少し物足りなさも感じていました。
私の中では静岡といえば「開運」という印象が以前から強くありました。一度一升瓶で購入したことがあります。濃醇・旨口・苦味強め・発泡感ありということで私の好みのど真ん中だったという記憶が強く残ったんですね。
その記憶を辿りたいとの気持ちが臥龍梅を飲んだことで湧き上がり、酒屋さんにて購入した次第です。前回は山田錦でしたが今回は雄町を試してみました。
期待通り、開栓時にはポンっという音が鳴り、飲んだ時には発泡感も控えめですが感じられます。
味わいはやはり濃醇・旨口で苦味が強めです。本当においしいです。
私自身は新政や飛露喜、十四代といった全国的に人気の高い銘柄を飲んだことがありますし、それらはもちろん好きです。それでも、この開運というのはそうした銘酒と比べても決して引けを取らないですね。非常に高レベルかつ価格が良心的で素晴らしい銘柄だと思います。
初めて購入した時は酒屋さんで薦められたのが理由でした。正直なところ、開運という銘柄名からハレの日需要などを狙った商売っ気のようなものを勝手に強く感じてしまっていました。完全な偏見・先入観でしたが。しかし、いざ飲むととてもおいしかったんですね。開運という銘柄名にはもちろん醸造元の様々な歴史や思いが込められているのだと思います。それでも、もしも銘柄名が写楽など印象に残りやすく関心を引きやすいものであったらより人気が出るのだろうなと思ったことは何度もあります。
それぐらいに私の中では好きな銘柄です。久しぶりに飲みましたがやはり良いですね。
原料米が違うものなどバリュエーションが種々あるので、今後もまた違った味わいを楽しんでいきたいです。
↓開運と似た印象の銘柄として「十九」です。どちらも濃醇旨口系でどっしりとしたおいしさがあります。
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