佐賀県の「鍋島」(特別純米酒)を購入して飲んだので、その感想、味わいチャート、購入方法などを書いていきます。
初めに簡単な感想をまとめておくと、
- やや濃醇・甘過ぎず辛過ぎず
- 強い苦味と華やかな香りが印象的
- 苦味の強さと華やかさが共存する佐賀県屈指の日本酒に魅かれるという人におすすめ
でした。
鍋島(特別純米酒)の基本情報
読み方 | なべしま |
都道府県 | 佐賀県 |
製造者 | 富久千代酒造有限会社 |
内容量 | 1800ml |
製造年月 | 2021年9月 |
精米歩合 | 60% |
アルコール分 | 15度 |
原料米品種 | 白菊 |
使用酵母 | 表記なし |
日本酒度 | 表記なし |
酸度 | 表記なし |
アミノ酸度 | 表記なし |
その他 | Classic |
鍋島の口コミサイトでの評価
日本酒の口コミサイトであるSAKETIMEでの評価(本稿作成時点)を参考に載せておきます。
点数 (5.00点満点) | 4.25 |
全国ランキング | 39位 |
佐賀県ランキング | 2位 |
4.25点と高得点、全国ランキングで39位、佐賀県ランキングでも2位という評価です。
「全国的な評価も高い佐賀県屈指の銘柄」といえますね
*全国にはおよそ1.5万銘柄が存在するとされています
鍋島(特別純米酒)の購入方法と購入価格
- 【購入方法】楽天市場
- 【購入価格】3,000円(送料込・税込)
鍋島(特別純米酒)の入手困難度・レア度
店頭で見かけることはあってもやや高かったり、楽天やAmazonでも高めの値段で流通しているほどなので、「かなり珍しい」ですね。
- 普通:スーパーやチェーン店の酒屋さんで買える
- やや珍しい:店頭で見かけることは少ないが、Amazonなどで普通に買える
- かなり珍しい:こだわりの強い酒屋さんで買える、Amazonなどで高めの値段で買える
- ものすごく珍しい:店頭で見かけることはほぼない、Amazonなどでプレミア価格がついている
鍋島(特別純米酒)の味わいチャート
※私の主観で各銘柄ごとに作成しているオリジナルのチャートです
鍋島(特別純米酒)を飲んだ感想
- 印象 ➡ 苦みと発泡感強め
- イメージの近い銘柄 ➡ 醸し人九平次(愛知県)
<コメント>
佐賀県の「鍋島」です。
酒屋さんや日本料理屋さんなどでもなかなかお目にかかる機会がありませんでした。以前から飲んでみたいお酒の1つであったので、この度ようやくということになります。
楽天市場で何の気なしに鍋島と検索してみたら、偶然、非常にお買い得な商品を見つけ購入しました。
Amazonでは5千円程度で出品されていることの多いこのお酒を、まさか送料込みで3千円で購入できるとは。本当に良い買い物ができたと満足しています。
佐賀県の日本酒はこの鍋島の他に、光栄菊と七田を飲んだことがあります。前者はわりと華やか系で私の好みで、後者は辛口のこれぞ日本酒という感じでややてこずった覚えがあります。
佐賀県は旅行という観点でみるとかなり地味な県という印象があります。しかし、日本酒から連想すると、銘酒が複数あり有田焼がありと意外な存在感があります。
さて、ザックリと飲んだ感想をまとめると、
- 甘過ぎず辛過ぎず
- やや濃醇
- 軽過ぎず重過ぎず
- かなり苦め
- 華やかな香りがしっかり
- 発泡感も強め
です。
苦味の強さと華やかな香りが印象的な味わいです
ラベル名からして硬派な感じの日本酒かと思いましたが、どちらかというと華やかな感じの印象を受けました。苦みが強くて発砲感もしっかりあります。私の好きなお酒では愛知県の醸し人九平次や長崎県のよこやまがタイプとしてはやや似ているでしょうか。
完成度が高いと感じるお酒で、相当に気に入りました。
今回は、本当に運よく安価に手に入れることができましたが、通常は気持ち高めの価格で流通しているものと認識しておいた方が良さそうです。
鍋島(特別純米酒)をおすすめできる人
「苦味の強さと華やかさが共存する佐賀県屈指の日本酒」に魅かれるという人におすすめです。
完成度の高い日本酒です。やや高価で流通しているので日常使いには厳しいかもしれませんが、自分へのご褒美や日本酒好きへのプレゼントとして最適です。
- いつもの晩酌向き(コスパ重視)
- いつもの晩酌向き
- 自分へのご褒美として
- 変わり種が飲みたい時に
- 大切な人への贈り物として
蔵や銘柄についての情報
銘柄やそれを製造する蔵のことを少しでも知ると、より深く日本酒を楽しむことができます。
富久千代酒造のホームページから特徴などをピックアップしました。
- ホームページにあるキャッチフレーズは「唯一無二を求め。」
- 蔵は佐賀県鹿島市に所在
- 酒蔵はモダンな内装となっている
- 鍋島は「地元の米と水で醸し出す地酒」を目指してスタートした
- 鍋島という銘柄名は、江戸時代の佐賀藩主である鍋島家に由来。新聞の公募で佐賀県民により決められた
- インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)や全国新酒鑑評会で毎年のように受賞するなど、その実力は折り紙つき
- ホームページで紹介されている分で33商品あるなど多彩なラインナップ
- 全国の特約店も掲載されているため、購入の参考になる
- 蔵が運営する、宿泊できるレストランもある
購入方法やおすすめの日本酒通販サイト
↓鍋島(特別純米酒)はこちら
↓鍋島(特別純米酒)と似た印象の銘柄として「醸し人九平次」です。こちらも、華やかな大人の味わいという特徴の銘柄です。鍋島(特別純米酒)が好きな方ならきっと気に入ると思います。
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↓おすすめの日本酒通販サイトはこちらにまとめています。日本酒や酒器(おちょこやワイングラス)の購入に便利なサイト、日本酒やおつまみのサブスクを紹介しています。