京都府の「神蔵」(純米酒)をふるさと納税により入手して飲んだので、その感想や購入方法、味わいチャートなどを書いていきます。
初めに簡単な感想をまとめておくと、
- やや濃醇・やや甘口
- 発泡感×苦味×華やかで抜群のおいしさ
- 鍋島のような苦めで華やかな味わいの日本酒が好きな人に強くおすすめ
でした。
神蔵(純米酒)の基本情報
読み方 | かぐら |
都道府県 | 京都府 |
製造者 | 松井酒造株式会社 |
内容量 | 720ml |
製造年月 | 2022年12月 |
精米歩合 | 65% |
アルコール分 | 15度 |
原料米品種 | 祝(京都産) |
使用酵母 | 表記なし |
日本酒度 | 表記なし |
酸度 | 表記なし |
アミノ酸度 | 表記なし |
その他 | ルリ、無濾過生原酒 |
神蔵の口コミサイトでの評価
日本酒の口コミサイトであるSAKETIMEでの評価(本稿作成時点)を参考に載せておきます。
点数 (5.00点満点) | 4.05 |
全国ランキング | ーーー |
京都府ランキング | 3位 |
4.05点となかなかの高得点で、全国トップ100には登場しないものの、京都府ランキングで3位という評価です。
「全国区とまではいかないものの、京都を代表する銘柄の一つ」といえますね
*全国にはおよそ1.5万銘柄が存在するとされています
神蔵(純米酒)の購入方法と購入価格
- 【購入方法】楽天ふるさと納税(京都府・京都市)
- 【購入価格】寄付額8,000円
*時期により取り扱いがないことがあります。ほしい方はお早めに。
神蔵(純米酒)の入手困難度・レア度
店頭で見かけたことはないものの、楽天やAmazonなどの通販サイトでやや高めの価格ながら購入できるということで、「かなり珍しい」銘柄です。
- 普通:スーパーやチェーン店の酒屋さんで買える
- やや珍しい:店頭で見かけることは少ないが、Amazonなどで普通に買える
- かなり珍しい:こだわりの強い酒屋さんで買える、Amazonなどで高めの値段で買える
- ものすごく珍しい:店頭で見かけることはほぼない、Amazonなどでプレミア価格がついている
神蔵(純米酒)の味わいチャート
※私の主観で各銘柄ごとに作成しているオリジナルのチャートです
神蔵(純米酒)を飲んだ感想
- 印象 ➡ 発泡感×苦味×華やかでハイクオリティ
- イメージの近い銘柄 ➡ 鍋島(佐賀県)
<コメント>
京都府の「神蔵」です。
楽天ふるさと納税により入手したものです。
もともと知らなかった銘柄ですが、
- 京都府の銘柄として高い評価を得ていること
- 今回のふるさと納税のテーマの一つを「神道」としていたので、銘柄名が目についたこと
- 外観の華やかさに興味をそそられたこと
が飲んでみようという気持ちにさせました。
さて飲んだ感想を大まかにまとめると、
- やや甘口
- やや濃醇
- 軽過ぎず重過ぎず
- 苦味をやや強めに感じる
- 青りんご系の華やかな香り
- ラベルには麹由来のほのかな若草色とあるが、今回はほぼ無色
- 始めにシュワっとした発泡感あり
でした。
特に期待して飲んだわけではなかったので、あまりのおいしさに面食らいました
驚くほどおいしかったです。
予備知識がないままに飲んだので、その素晴らしいおいしさに大変驚きました。
一番印象が近い銘柄は佐賀県の鍋島。次いで、写楽(福島県)や赤武(岩手県)の純米吟醸クラス以上に比肩するという感じです。
神蔵の「濃醇甘口系×発泡感×苦め×華やか」というのが、私の好みのど真ん中でした。
あまりにも贅沢な味わいなので、日常的に飲むというよりはご褒美として飲んだり、ハレの日に飲むのが向いていそうです。また、梱包やビンなどデザインも凝っているので、プレゼントとしても活躍しそうです。
自分が知らないだけで、これほどにおいしい銘柄もある。まだまだ日本酒の幅の広さを分かり切れていない。もっと色々な銘柄を試してみたい。
そう思わせてくれる日本酒でした。軽い気持ちで手にした銘柄でしたが、大変満足しています。
神蔵(純米酒)をおすすめできる人
「鍋島のような苦めで華やかな味わいの日本酒」が好きな人に強くおすすめです。
- いつもの晩酌向き(コスパ重視)
- いつもの晩酌向き
- 自分へのご褒美として
- 変わり種が飲みたい時に
- 大切な人への贈り物として
蔵や銘柄についての情報
銘柄やそれを製造する蔵のことを少しでも知ると、より深く日本酒を楽しむことができます。
松井酒造のホームページから特徴などをピックアップしました。
- 1726年創業、創業から300年近い
- 理想としている酒は「香りと味わいが高次元で調和するもの」
- 製造銘柄は、「神蔵」のほか「富士千歳」など数銘柄
- 比叡山から流れ出た地下水を利用。水は超軟水
- 少量生産。積極的な営業、販売は行っていない
- 蔵見学可能
- オンラインショップあり
- YouTubeやSNSで情報発信している
「神蔵・ルリ」を飲むならワイングラスがおすすめ
今回ご紹介した神蔵・純米酒(ルリ)を飲むなら、徳利&猪口の組み合わせよりも「ワイングラス」を強くおすすめします。
理由は「神蔵・ルリの”華やかさという魅力”を余すことなく引き出せるから」です。
猪口で飲むのも悪くないとは思いますが、香りの立ち方や銘柄の持つ雰囲気を考えると、口の狭い猪口よりもワイングラスが最適だと思います。
神蔵・ルリは四合瓶でも通常の日本酒よりやや高額です。
そのような日本酒をせっかく飲むのであれば、その魅力を引き出してくれる酒器で飲んだ方が満足感も高まります。
私は神蔵を猪口とワイングラスの両方で味わいましたが、ワイングラスの方がより一層おいしく感じられました。
もしワイングラスを持っていないなら、神蔵を理由に用意しても良いほどです。
どんなワイングラスが良いかあまり詳しくないという人には、「ワイングラスといえばリーデル」といわれるメーカー・RIEDELが出している、その名もずばり”大吟醸”という日本酒向けのワイングラスが良いでしょう。
もし「それでも徳利&猪口で神蔵を飲みたい」という場合には、涼しげな酒器をおすすめします。
津軽びいどろの酒器セットなどが良さそうです。
購入方法やおすすめの日本酒通販サイト
↓神蔵・純米酒(通常購入)はこちら
↓神蔵・純米酒(ふるさと納税)はこちら ※時期により取り扱いがない時もあります
↓神蔵と似たイメージの日本酒として「鍋島」です。こちらも苦めで華やかな味わいが特徴的です。神蔵が好きな方には一度試してほしい銘柄です。
\”いつもと違う日本酒”をおまかせで/
ょうか?
たまにはいつもと違う日本酒を飲みたい
という人には、日本酒の定期便「SAKEPOST」があります。
出所:SAKE POST公式サイト
✓ポストに届く日本酒定期便(受取がラク)
✓毎月3酒蔵の日本酒が届く(どんなお酒が届くかはお楽しみ)
✓銘柄の詳細はパウチ裏のQRコードから(先入観なしで飲める)
✓飲みきりサイズ100ml×3パック(色々試すのに最適)
「いつも違う日本酒を」と思っても、自分で選ぶとどうしても似た銘柄を選びがちです。
探す手間や購入する手間もかかります。
定期便を使えばおまかせで日本酒が届くため、「自分では選ばなさそうな、でもおいしい日本酒」に出会えることも。
「最低契約期間:3ヶ月」のサブスクですが、逆にいえば少なくとも9銘柄を試すことができます。(3銘柄×3ヶ月。3ヶ月経過後はいつでも解約可能)
量が多すぎないため、「少しずつ飲みたい人」や「飲み比べを楽しみたい人」にもおすすめです。
↓ふるさと納税でお勧めの日本酒を甘口やコスパなどの部門別にランキングで紹介しています。
↓おすすめの日本酒通販サイトはこちらにまとめています。日本酒や酒器(おちょこやワイングラス)の購入に便利なサイト、日本酒やおつまみのサブスクを紹介しています。