福島県の「楽器正宗」(本醸造)を購入して飲んだので、その感想、味わいチャート、購入方法などを書いていきます。
初めに簡単な感想をまとめておくと、
- 中濃・やや甘口
- 本醸造なのが驚くほど、フレッシュで華やかな味わいがおいしい
- 「フレッシュ感のある甘口の日本酒」を飲みたい人におすすめ
でした。
楽器正宗(本醸造)の基本情報
読み方 | がっきまさむね |
都道府県 | 福島県 |
製造者 | 合名会社大木代吉本店 |
内容量 | 1800ml |
製造年月 | 2021年2月 |
精米歩合 | 麹米60%、掛米70% |
アルコール分 | 16度 |
原料米品種 | 表記なし |
使用酵母 | 表記なし |
日本酒度 | 表記なし |
酸度 | 表記なし |
アミノ酸度 | 表記なし |
その他 | 生詰、無濾過無加水 |
楽器正宗の口コミサイトでの評価
日本酒の口コミサイトであるSAKETIMEでの評価(本稿作成時点)を参考に載せておきます。
点数 (5.00点満点) | 4.17 |
全国ランキング | 70位 |
福島県ランキング | 5位 |
4.17点と高得点、全国ランキングで70位に入っているものの、福島県ランキングでは5位という評価です。
「全国的な評価を得ている福島の代表的銘柄の1つ」というところでしょうか
*全国にはおよそ1.5万銘柄が存在するとされています
楽器正宗(本醸造)の購入方法、購入価格、購入理由
- 【購入方法】地域の酒屋さん
- 【購入価格】2,700円(税込)
購入理由
- 楽器正宗の華やかな味わいが好きで、好きな銘柄の一つ
- 普段は純米系しか飲まないが、楽器正宗の本醸造ならどのような味か興味があった
- 純米酒信仰みたいなものが自分の中にできてしまっているような気がしていて、それは避けたかった
- 一升瓶で二千円台という手頃さに魅かれた
というのが購入理由です。
気づけば純米系ばかり飲んでいたので、時には醸造アルコール入りのものも試してみようという考えもそれなりに影響したでしょうか。
楽器正宗(本醸造)の入手困難度・レア度
スーパーなどで見かけることはまずないものの、酒屋さんで見かけることがたまにあり、楽天やAmazonで普通に購入可能なので、「やや珍しい」ですね。
- 普通:スーパーやチェーン店の酒屋さんで買える
- やや珍しい:店頭で見かけることは少ないが、Amazonなどで普通に買える
- かなり珍しい:こだわりの強い酒屋さんで買える、Amazonなどで高めの値段で買える
- ものすごく珍しい:店頭で見かけることはほぼない、Amazonなどでプレミア価格がついている
楽器正宗(本醸造)の味わいチャート
※私の主観で各銘柄ごとに作成しているオリジナルのチャートです
楽器正宗(本醸造)を飲んだ感想
- 印象 ➡ まろやか+ちょっとフレッシュ感
- イメージの近い銘柄 ➡ 菱湖(新潟県)
<コメント>
- やや甘口
- 中濃
- 重さ普通
- 酸味と苦味は目立たない
- 香りはまあまあ華やか
- 発泡感少しあり
です。
本醸造も悪くない。そう思わせてくれるおいしさです
率直な感想としては、「本醸造なのにとてもおいしい」です。
本醸造なのにという前置きは失礼かもしれませんが、私の中ではどうしても純米系のお酒に良いイメージを持ってしまう傾向がありました。
醸造アルコールを添加する理由としてよく見るのが、味をまろやかににするというもの。この日本酒についてはまさにそのイメージ通りです。とてもまろやかです。
ですが、同時にやや発泡感がありフレッシュな感じもします。そして甘口なので、十分においしいです。
本醸造酒のイメージが私の中で幾分良くなりました。価格も手頃なので費用対効果という点ではかなり高ポイントだと思います。
日本酒に限らず、食わず嫌いは良くないですね。経験してみて漸くわかることは何事においても多いのでしょう。
今後は本醸造酒についても、好みの銘柄を中心に折を見て飲んでいきたいと思います。
楽器正宗(本醸造)をおすすめできる人
「フレッシュ感のある甘口の日本酒」を飲みたいという人におすすめです。
高い評価を得ながらも買いやすい価格で流通しているので、普段の晩酌に良いですね。
- いつもの晩酌向き
- 自分へのご褒美として
- 変わり種が飲みたい時に
- 大切な人への贈り物として
蔵や銘柄についての情報
銘柄やそれを製造する蔵のことを少しでも知ると、より深く日本酒を楽しむことができます。
大木代吉本店のホームページから特徴などをピックアップしました。
- ホームページにあるキャッチフレーズは「喜びを醸す」
- 福島県西白河郡矢吹町に所在
- 1865年創業
- 全国新酒鑑評会やSAKE COMPETITIONなど、受賞歴多数
- 2011年の東日本大震災では蔵が全壊する被害を受けた
- 酒造りの様々な場面で使用している矢吹の水は、軟水
- 自社田を有し、休耕田の復活に取り組んでいる
- 楽器正宗の銘柄名の由来は、君が代の作者とされる人物の「酒造りも楽器を奏でることも、元は同じく神様への捧げ物」という言葉
- 取扱い銘柄は、「自然郷」、「楽器正宗」、「こんにちは料理酒」の3つ
購入方法やおすすめの日本酒通販サイト
↓楽器正宗(本醸造)はこちら
↓楽器正宗(本醸造)と似た印象の銘柄として新潟県の「菱湖」です。こちらも、穏やかな華やかさ×甘口の味わいが特徴です
↓ふるさと納税でお勧めの日本酒を甘口やコスパなどの部門別にランキングで紹介しています。
↓おすすめの日本酒通販サイトはこちらにまとめています。日本酒や酒器(おちょこやワイングラス)の購入に便利なサイト、日本酒やおつまみのサブスクを紹介しています。