FI(=経済的自立)を当面の目標に、毎月一定額を日米の高配当株に投資しています。
投資先の候補として100銘柄程度(日本:米国=2:1)をリスト化して定期的にウォッチ。
その中でも、
- 移動平均線を下回るなど株価が低迷気味
- 連続増配銘柄もしくは累進配当銘柄
- 日本株:配当利回りが4.0%以上(できれば5.0%以上)
- 米国株:配当利回りがVYMを上回っていてかつ3.0%以上
について、逆張り気味に投資をしています。
記事にしている理由ですが、ある銘柄を知っているかどうかが納得度の高い投資には必要だと考えているので、「こんな銘柄もあるんだ」ということを知ってもらうきっかけになればうれしいというもの。
もちろん、自分の投資記録を残しておきたいという思いもあります。
2023年10月の主な投資先
2023年10月の主な高配当株投資先は、
- 日本株
- OCHIホールディングス(東証3166、配当利回り3.89%)
- ステップ(東証9795、配当利回り4.08%)
- 米国株
- TROW(Tロウ・プライス・グループ、配当利回り5.01%)
の3銘柄となりました。
*配当利回りは、本稿作成時に楽天証券もしくはヤフーファイナンスで表示される数値であり、参考値です
雑感
連続増配株「東証3166 OCHIホールディングス」へ新規投資
日本株で新規投資となった
- OCHIホールディングス
- ステップ
の2銘柄については、別記事に書いたとおり投資タイミングを窺っていました。
9月終わり頃からの日本株の調整局面にて、いずれも配当利回り4.0%を超えたタイミングで購入。
OCHIホールディングスは「日経連続増配株指数」の構成銘柄として知りました。
業績は概ね右肩上がりで順調(↓)。
配当実績も良好です(↓)。
PER、PBR、予想配当利回りのいずれも過去水準で見れば今は「割安」と判断しました。
*PER、PBR、予想配当利回りのいずれも、過去水準との比較はマネックス証券の銘柄スカウターにて行っています。ここでは煩雑になるため詳細は割愛します
株主優待として「3月末に100株以上保有で2,000円相当のクオカード」もあります。
配当+株主優待の総合利回りで考えれば、100株だけの保有というのもなかなか魅力的かもしれません。
私自身はそれほど株主優待にはこだわらないため、配当利回り4.00%超のタイミングで適宜追加投資をしたいと考えています。
同じく連続増配株「東証9795 ステップ」へ新規投資
もう1つの日本株「9795 ステップ」についても配当利回り4.00%超のタイミングで新規投資しました。
業績は概ね右肩上がり(↓)。
配当も2023/9期で9期連続増配となる見込みです(↓)。
ただし2023/9期の大幅な増配は「配当性向の引き上げ」によるものであり、今後の増配余地は小さくなる点には留意が必要です。
OCHIホールディングスと同様に、ステップもPER、PBR、予想配当利回り(配当性向引き上げの件があり参考程度)のいずれも過去水準で見れば今は「概ね割安」と判断しました。
なおステップにも株主優待があり、保有株数や保有期間に応じてクオカードがもらえます。
米国株はTROWへ追加投資
米国株では資産運用会社であるTROWへ追加投資しました。
株価は↑のように2022年以降大きく下落しています。
FRBの金融政策が緩和に向かえば元の勢いを取り戻すのではないかと、気長に保有を続ける方針です。
もともとの保有額もそれなりだったため、大きく下げて100ドルを割ったところでようやく追加投資としました。
日本の高配当株に以前のような割安感がないため、今回のように米国株も投資先の選択肢として持っていると、幅が広がって便利だなと改めて実感しています。
来月の投資候補銘柄
来月の投資銘柄として注目しているのは、
●米国高配当株
- MO
- PM
- SO
- UL
- (BTI、TROWも割安感があるが自身の上限額まで保有しているため静観)
●日本高配当株
- 1719 安藤ハザマ
- 1928 積水ハウス
- 2169 CDS
- 3166 OCHI HD
- 4041 日本曹達
- 4996 クミアイ化学工業
- 5857 AREホールディングス
- 6623 愛知電機
- 7164 全国保証
- 8929 青山財産ネットワークス
- 9769 学究社
- 9795 ステップ
あたりです。
米国株は高金利が逆風となって高配当株が低迷気味。追加投資をしたいと思える銘柄もちらほら出てきました。
特にADR銘柄であるPM、ULには注目しています。
日本株については、「クミアイ化学工業」が10月の権利確定日までに1,050円を割ることがあれば11月を待たずに追加投資をしたいです。
ここ数週間、日本株は「もうあと一押し下がれば買える」というところで反発してしまい、指値がささらないということが続いています。
もどかしいところですが納得できない水準で買ってしまうと、変なところで売りたくなってしまったりとロクなことがありません。
ボラティリティのやや大きい最近の日本株ですが、買い急ぐことがないよう気をつけたいです。
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