以前に調べたQYLD同様、最近利回りの高さに目が眩みつつある高配当ETFのJEPIについて資金を多少投じても良いかどうか考えたく調べたので、その結果を載せておきます。
あくまで複数の情報源を私なりに調べて備忘用として簡易にまとめた内容となります。
基本情報

分配金利回り→概ね7%前後
メリット
- 高利回り(概ね7%前後)
- 毎月分配
- インカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙える
- S&P500よりも低ボラティリティ
- トータルリターンはQYLDよりは高いことが期待できる
デメリット・リスク
- 設定から日が浅く過去のデータや傾向をつかみにくい ※特に暴落局面
- S&P500よりもトータルリターンは劣る
- オプション部分の理解が難しく「よくわからないものには投資をするな」という格言に背く
- 分配金の推移はブレがやや大きい(2021年は前年からの減少が目立つ)
- 連続増配ではない
投資判断
- キャピタルとインカムの両取りが狙えるとのことだが、S&P500よりもキャピタルは劣り、QYLDよりもインカムは劣るということでやや中途半端な感がある
- QYLDと同様、S&P500の値上がり益部分を多少放棄する一方で、インカムを多めにもらいたい場合の選択肢となりうる
- 設定から日が浅くどういう値動き・分配金推移となるか予想しにくい
- トータルリターンでは素直にS&P500へ投資した方が優れるため、それでもなおJEPIに投資をするだけの理由を自分の中で答えられるか
こうした観点を自分なりに考え、納得したうえで投資判断を下す必要があるように思います。
雑感
JEPIはQYLDについて調べていた際に、関連して新たに発見したETFです。当初は購入ありきで調べ始めたのですが、結果かなり悩んでいます。
そもそもまだ新しいETFのため情報が少ないですね。そしてややこしいオプション部分もあることから、「よくわかっていないこの銘柄に投資して本当にいいのか?やめた方が良いのでは?」という自分の内なる声も聞こえてきます。本能的な危険察知とでもいいましょうか。
私なりの落としどころとしては、やはりQYLDと同じように「とりあえず10~50万円の範囲内で投資をしてみて、不安になるようであれば早めに売却してしまう」というところでしょうか。投資をせずにこの先気にし続けるのもなんだか嫌なので、「保有してみることで自分が実際にどう感じるか」という点を重視しようかと思います。
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