【日本株】連続増配株の3つの探し方・調べ方【スクリーニングがラク】

日本の連続増配株を探す方法3選 株式投資
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日本株の連続増配銘柄の探し方が分からない

連続増配年数で日本株をスクリーニングしたい

という人に向けて、「日本株の連続増配銘柄の探し方3選」を紹介している記事です。

その探し方3選とは次のとおり。

「連続増配年数」を条件にスクリーニング

「日経連続増配株指数」の構成銘柄を確認

高配当株投資家の本

日本の高配当株投資&連続増配株に投資をしている私自身が実際に使っている方法なので、参考にしていただきやすいと思います。

日本株で連続増配している銘柄を探すのは思っているより大変です。

しかし本記事で紹介している方法であれば、手間や時間をかけずに「連続増配株」を見つけることができます。

是非この記事を読んで、投資先の選択肢を広げてみてください。

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日本の連続増配株の探し方│おすすめは3つ

連続増配株を調べるのは大変

連続増配株の探し方は色々あるが「コレだけで十分」という方法はない

日本株の連続増配銘柄を探す方法は主に次の5つです。(おすすめは

方法説明
スクリーニングマネックス証券の無料銘柄分析ツールで
「連続増配年数○期以上」を条件に絞り込み検索
日経連続増配株指数日経が公表している日経連続増配株指数の構成銘柄をチェック
高配当株投資の本で紹介されている銘柄をチェック
ネット記事「日本株 連続増配 ランキング」などで検索
SNS・ブログ日本の高配当株投資をしている人のブログやTwitter
日本株の連続増配銘柄の探し方5つ

「連続増配株を探すならコレだけを見ておけば大丈夫」というものがあれば良いのですが、残念ながらありません。

以前から連続増配株を調べるのは手間のかかるものでした

最近ではスクリーニング、日経連続増配株指数という選択肢が充実してきたことで、かなりマシになっています。

とはいえ上記5つの方法のそれぞれにメリット・デメリットがあるため、使い分けが重要です。

それぞれの探し方のメリット・デメリット

5つの方法のメリット・デメリットは次のとおりです。

方法メリット と ✖デメリット
スクリーニング○「連続増配○年以上」を絞り込みの条件として使える
○網羅的
○配当利回りやPBRも一緒に見られる
✖マネックス証券に口座がある人のみ利用できる
*ただし口座の新規開設は最短5分ほどで申込み可
日経連続増配株指数約70銘柄をまとめて見られる
○10年以上の連続増配銘柄が対象
○日経が公表しており信頼度が高い
✖連続増配10年未満の優良株は漏れてしまう
✖配当利回りなどをチェックしづらい
○実績ある投資家の本は参考にしやすい
○情報の信頼度が高い
本代が必要
✖情報が古くなりやすい
ネット記事手軽
○連続増配の具体的な年数まで調べやすい
似たような銘柄ばかり紹介されていることが多い
✖情報が古くなりやすい
SNS・ブログマニアックな銘柄を知る機会も
○投資タイミングや銘柄に対する見方を参考にしやすい
✖情報の信頼度が高くない
✖探すのに手間と時間がかかる
日本株の連続増配銘柄の探し方5つのメリット・デメリット。使い分けが重要

私の経験からおすすめできる方法は3つ

以上メリット・デメリットを確認しましたが、私がこれまでに高配当株・連続増配株投資をしてきた経験からおすすめできるのは次の3つです。

スクリーニング

日経連続増配株指数

ネット検索やSNS・ブログで探すのも悪くはないのですが、どうしても「探す時間がかかる割に大した情報が得られない」ということになりがちです。

ここから先は

スクリーニング、日経連続増配株指数、

を使った「連続増配銘柄を探す具体的な方法」を紹介します。

具体的な探し方❶「連続増配年数」を条件にスクリーニングする

連続増配株を調べるならまずスクリーニング2

まずは「連続増配年数」を条件にしてスクリーニングすることで、連続増配株を見つける方法です。

方法メリット と ✖デメリット
スクリーニング○「連続増配○年以上」を絞り込みの条件として使える
○網羅的
○配当利回りやPBRも一緒に見られる
✖マネックス証券に口座がある人のみ利用できる
*ただし口座の新規開設は最短5分ほどで申込み可

使用するのはマネックス証券の無料銘柄分析ツール「銘柄スカウター」。

マネックス証券に口座がある人のみ使えますが、まだ口座を持っていないという人でも「連続増配年数でスクリーニングするとはどんな感じか」知っておいて損はないでしょう。

*「マネックスに口座を持ってないし、作るのも面倒くさい」と思うかもしれませんが、実際に口座を作ろうと思ったら最短5分で申込みが終わり、すぐに銘柄スカウターを使えます

スクリーニング結果の例│連続増配株探しに最適

具体的な手順の解説前に、最初に「スクリーニングの結果どんな情報が見られるか」を見ておきましょう。

(↓)は銘柄スカウターで「連続増配:9期以上、予想配当利回り3%以上」という条件で日本株をスクリーニングした結果の一部です。

「連続増配:9期以上、予想配当利回り3%以上」でスクリーニングした結果の一部(出所:マネックス証券

直近の予想配当利回り、連続増配年数を一緒に見られるため「”今”投資したいと思える水準か」がわかりやすいです。

ちなみに連続増配年数は「直近10年の実績」でスクリーニングします。そのため、実際には10年以上連続増配している銘柄もすべて「連続増配年数9期」に含まれているので注意してください。

この検索結果のまま(↓)の赤矢印の先基礎条件をクリックすると、それらの銘柄の「時価総額、株主優待の有無、決算月、企業概要」も一目で見られます。

時価総額、株主優待、決算月、企業概要まで一覧で見られる(出所:マネックス証券

さらに(↓)の赤矢印の先分析指標をクリックすると、「予想PER、PBR、予想配当利回り」もまとめてチェック可能です。

特にPBRは「東証によるPBR1倍割れ是正の動き」という追い風があるため、確認しておく価値があるでしょう。

予想PER、PBRをまとめて見ることで割安かどうかもチェックできる(出所:マネックス証券

このように、マネックス証券の銘柄スカウターなら

  • 「連続増配年数」で銘柄を絞り込み検索できる(非常に貴重なツール)
  • 配当利回りも一緒に見られる(”今”投資したいと思える水準かすぐわかる)
  • 時価総額や企業概要も一覧でチェック可能(1回のスクリーニングで簡単な比較分析)

という使い勝手の良さを享受できます。

銘柄スカウターで「連続増配株」を探す手順

ここでは実際の操作画面を見ながら、銘柄スカウターで連続増配株を探す手順を説明します。

マネックス証券にログインして「銘柄スカウター」を起動して、

10年スクリーニングをクリック

新規作成をクリック

出所:マネックス証券

条件を追加するをクリック

出所:マネックス証券

④「分析指標」をクリック

⑤「連続増配年数(直近実績)」にチェック *一緒に「予想配当利回り」もチェックしておくと、配当利回りでスクリーニングもでき、検索結果で連続増配年数と配当利回りを一緒に見られて便利です

出所:マネックス証券

⑥「予想配当利回り」と「連続増配年数」にそれぞれ好みの条件を入力

スクリーニングをクリック(これで完了)

出所:マネックス証券

以上でスクリーニング結果を見られます。

今回使った「予想配当利回り」「連続増配年数」の他にも、配当性向や自己資本比率など様々なスクリーニング条件を使用可能です。

膨大な日本株の中から無駄な時間をかけずに「自分好みの銘柄」を探せるツールは大変貴重だと思います。

積極的に使いたいですね。

\無料で銘柄スカウターが使える!/
申込は最短5分で完了

<追記>

本記事作成後に、マネックス証券以外で「連続増配株を一覧で見られるツール」を発見したため併せて紹介します。

株探プレミアムですが、見たことがある人も多いのではないでしょうか?

株探プレミアム

株探の「銘柄検索」の中にそのものズバリ「配当連続増配ランキング」があり、花王を筆頭に日本企業の連続増配ランキングを見られます。

「上位○社だけ」というランキングではなく、3期以上の連続増配株が網羅されているため、取りこぼしがない

マネックス証券の銘柄スカウターと違って「連続増配期数」も正確にわかる

プレミアム会員(有料)でないと一部の銘柄しか見られませんが、30日間の無料お試し期間があります。

まずはその期間を活用して「一気に連続増配株のデータを集める」ことができれば、その後は自分で管理もしやすいです。

引き続き株探のデータを使うか、マネックス証券の銘柄分析ツールを使うかして精査していけば、「自分なりの”強い”連続増配株ポートフォリオ」を作ることもできるでしょう。

具体的な探し方❷「日経連続増配株指数」の構成銘柄を確認する

連続増配株を調べるならまずスクリーニング

続いて日本の連続増配株を探す方法の2つ目として「日経連続増配株指数の構成銘柄を確認する」方法についてです。

方法メリット と ✖デメリット
日経連続増配株指数約70銘柄をまとめて見られる
○10年以上の連続増配銘柄が対象
○日経が公表しており信頼度が高い
✖連続増配10年未満の優良株は漏れてしまう
✖配当利回りなどをチェックしづらい

日経連続増配株指数は

原則として10年以上連続して増配する企業70銘柄を対象に算出

されています。

日経が公表している指数のため信頼度が高く、「連続増配株をまとめて知りたい」という時に便利です。

日経連続増配株指数から「連続増配株」を探す手順

ここでは「日経連続増配株指数の構成銘柄を見て連続増配株を探す」手順を説明します。

日経連続増配株指数のページを開く

②ページ中下段の「▸ 銘柄一覧」をクリック

これだけで「10年以上の連続増配株を約70銘柄まとめて知る」ことができます。

惜しい点としては

  • 具体的な連続増配年数は分からない
  • 配当利回りは逐一銘柄名をクリックしないと見られない

という2点があります。

それでもこれまで調べるのに一苦労かかっていた連続増配株を、70銘柄一気に見られるというメリットはかなり大きいです。

上手に活用していきましょう。

具体的な探し方❸高配当株投資家の本

連続増配株を調べるなら本も有効

私がおすすめする「日本株の連続増配銘柄の探し方」3つ目は、高配当株投資家の本を読むという方法です。

方法メリット と ✖デメリット
○実績ある投資家の本は参考にしやすい
○情報の信頼度が高い
本代が必要
✖情報が古くなりやすい

書籍代が必要になるというデメリットはありますが、それ以上に「実践者の意見は参考にしやすい」というメリットが大きいです。

連続増配銘柄について考えると、連続増配銘柄をただ羅列してあるだけよりも、その中の「どの銘柄がどんな理由で良いのか」投資家が解説していると投資判断がしやすくなります。

出版社を経ている分、SNSやブログより情報の信頼度が高いのもポイントです。

おすすめ本の例:日本株の高配当株投資家「長期株式投資」さんの本2冊

具体例を挙げてみましょう。

日本株の高配当株投資を続け、2023年にセミリタイアを達成した「長期株式投資」さん(*実際の活動名です)の本がわかりやすく、おすすめです。

私が「日本株の高配当株&増配株投資」を本格的に始める際に参考にした本でもあります。

\高配当株投資でセミリタイアした著者による良書/

表紙に少しチープな印象を持つかもしれませんが、本の内容はいたって堅実です。

本の中で紹介されている「死ぬまでもちたい銘柄17」には、花王などの連続増配株の他、アステラス製薬などの累進配当銘柄(配当維持か増配が続いている銘柄)が含まれています。

本書を読めば「日本株の高配当株・連続増配株投資のポイント」を一通り押さえることができるでしょう。

*17銘柄の中身が気になる人は「長期株式投資 17銘柄」でネット検索してみてください

本書はAmazonのオーディオブックサービス「Audible」で聴き放題の対象作品です(2023/9/29時点)。

Audibleの無料体験(通常30日間)を利用すれば無料で本書の全文を読むことができます。

ラジオを聴くような感じで本書の朗読を「ながら聴き」できるため

✅忙しくて本を読む時間がない人

✅本書を読みたいけど本代をかけたくない人

は利用する価値が高いと思います。

\オフライン再生も可能!/
いつでも解約できます

なお本書がロングセラーとなり、本書の応用編となる2冊目も出版されています。

こちらは1冊目よりさらに多くの個別株が紹介されており、日本株の銘柄を知るのに便利な本です。

長期株式投資さんの本は、「読んで良かった投資本10選」という記事でも紹介しています(↓)

まとめ:連続増配銘柄を探すなら「スクリーニング、指数、本」を活用しよう

この記事では「日本株の連続増配銘柄の探し方3選」として主に次の3つについて紹介しました。

「連続増配年数」を条件にスクリーニング

「日経連続増配株指数」の構成銘柄を確認

高配当株投資家の本

日本の連続増配株を探すのは想像よりも大変で、私自身苦労してきました。

ですが上記の3つであれば大した手間や時間をかけずに「優良な連続増配銘柄」を見つけることが可能です。

積極的に活用して、投資先の選択肢を広げてみてください。

ちなみに連続増配株など個別株に投資をするなら「銘柄分析」は必須といえます。

連続増配年数を条件にスクリーニング」でおすすめしたマネックス証券の無料銘柄分析ツール「銘柄スカウター」は、これ1つでしっかりと銘柄を分析することも可能です。

時間は有限なので、銘柄分析にあまりに多くの時間をかけすぎることがないよう駆使していきたいツールの1つだと思います。

実際に銘柄スカウターを使って銘柄分析をしている記事もあります(↓)

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