福島県の「楽器正宗」(純米酒)を購入して飲んだので、その感想、味わいチャート、購入方法などを書いていきます。
初めに簡単な感想をまとめておくと、
- 淡麗と濃醇の間ぐらい・やや甘口
- 写楽の華やかさを一段落ちつけたような感じの味わい
- アルコールやや低めで落ち着いた華やかさのある日本酒を飲みたいという人におすすめ
でした。
楽器正宗(純米酒)の基本情報
読み方 | がっきまさむね |
都道府県 | 福島県 |
製造者 | 合名会社大木代吉本店 |
内容量 | 1800ml |
製造年月 | 2021年8月 |
精米歩合 | 麹米60%、掛米70% |
アルコール分 | 13度 |
原料米品種 | 表記なし |
使用酵母 | 表記なし |
日本酒度 | 表記なし |
酸度 | 表記なし |
アミノ酸度 | 表記なし |
その他 | 純醸、無濾過無加水、要冷蔵 |
楽器正宗の口コミサイトでの評価
日本酒の口コミサイトであるSAKETIMEでの評価(本稿作成時点)を参考に載せておきます。
点数 (5.00点満点) | 4.17 |
全国ランキング | 70位 |
福島県ランキング | 5位 |
4.17点と高得点、全国ランキングで70位に入っているものの、福島県ランキングでは5位という評価です。
「全国的な評価を得ている福島の代表的銘柄の1つ」というところでしょうか
*全国にはおよそ1.5万銘柄が存在するとされています
楽器正宗(純米酒)の購入方法と購入価格
- 【購入方法】地域の酒屋さん
- 【購入価格】3,400円(税込)
楽器正宗(純米酒)の入手困難度・レア度
スーパーなどで見かけることはまずないものの、酒屋さんで見かけることがたまにあり、楽天やAmazonで普通に購入可能なので、「やや珍しい」ですね。
- 普通:スーパーやチェーン店の酒屋さんで買える
- やや珍しい:店頭で見かけることは少ないが、Amazonなどで普通に買える
- かなり珍しい:こだわりの強い酒屋さんで買える、Amazonなどで高めの値段で買える
- ものすごく珍しい:店頭で見かけることはほぼない、Amazonなどでプレミア価格がついている
楽器正宗(純米酒)の味わいチャート
※私の主観で各銘柄ごとに作成しているオリジナルのチャートです
楽器正宗(純米酒)を飲んだ感想
- 印象 ➡ 軽い飲み口でやや華やか
- イメージの近い銘柄 ➡ 写楽(福島県)
<コメント>
福島県の「楽器正宗」です。
以前どこかで飲んだ際に、「濃醇甘口、苦め、発泡感ありですごく好きなタイプだ」という印象を強く持っていました。先日、酒屋さんへ行くとこちらの銘柄が置いてあったので、あらためてじっくり飲んでみようと購入しました。
さて、ザックリと飲んだ感想をまとめると、
- やや甘口
- 淡麗と濃醇の間ぐらい
- やや軽い飲み口
- 酸味と苦味は目立たない
- 香り華やか
- 発泡感あり
です。
写楽の華やかさを一段落ちつけたような感じの味わいです
飲んだ感じ、やはりどちらかというと華やかなタイプのお酒で私は好きです。
しかし、前日まで1週間ほど鍋島を飲み続けていたためでしょうか、「楽器正宗ってこんなに軽い感じだったかな?」という印象を持ちました。アルコール分が13度と相対的に低めだからかもしれません。もっと重い方が個人的には好みです。
とはいえ、この味わいで値段もどちらかというと買いやすい方なのでありがたいです。
プレミア価格が付いてしまっている飛露喜や十四代は、偶然酒屋さんで見かけることがあってもよほど手が出ませんからね。
軽やかで落ち着いた華やかさのある日本酒が飲みたい時には、この「楽器正宗 純醸」が良さそうです。
楽器正宗(純米酒)をおすすめできる人
「アルコールやや低めで落ち着いた華やかさのある日本酒」を飲みたいという人におすすめです。
高い評価を得ながらも買いやすい価格で流通しているので、普段の晩酌に良いですね。
また、実力はしっかりありつつもあまり目立っていない銘柄です。日本酒好きへプレゼントしたら、「通な銘柄を知っているね」と喜んでもらえるかもしれません。
- いつもの晩酌向き(コスパ重視)
- いつもの晩酌向き
- 自分へのご褒美として
- 変わり種が飲みたい時に
- 大切な人への贈り物として
蔵や銘柄についての情報
銘柄やそれを製造する蔵のことを少しでも知ると、より深く日本酒を楽しむことができます。
大木代吉本店のホームページから特徴などをピックアップしました。
- ホームページにあるキャッチフレーズは「喜びを醸す」
- 福島県西白河郡矢吹町に所在
- 1865年創業
- 全国新酒鑑評会やSAKE COMPETITIONなど、受賞歴多数
- 2011年の東日本大震災では蔵が全壊する被害を受けた
- 酒造りの様々な場面で使用している矢吹の水は、軟水
- 自社田を有し、休耕田の復活に取り組んでいる
- 楽器正宗の銘柄名の由来は、君が代の作者とされる人物の「酒造りも楽器を奏でることも、元は同じく神様への捧げ物」という言葉
- 取扱い銘柄は、「自然郷」、「楽器正宗」、「こんにちは料理酒」の3つ
購入方法やおすすめの日本酒通販サイト
↓楽器正宗(純米酒)はこちら
↓楽器正宗(純米酒)と似た印象の銘柄として「写楽」です。こちらも、華やかな味わいが特徴の銘柄です。楽器正宗(純米酒)が好きな方ならきっと気に入ると思います。
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