【日本酒】富美菊 の感想・レビュー(純米酒│NEXT│富山県│富美菊酒造)

日本酒

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富山県の「富美菊」(純米酒)を購入して飲んだので、その感想や購入方法、味わいチャートなどを書いていきます。

富美菊は、全国的な人気の高い「羽根屋」と同じ蔵が製造している銘柄です。

初めに簡単な感想をまとめておくと、

  • 中濃・中口
  • 羽根屋とかなり近い味わいだが、華やかさはやや抑えられている
  • 苦味のある締まった味わいの日本酒」を飲みたいという人におすすめ

でした。

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富美菊(純米酒)の基本情報

 読み方 ふみぎく
 都道府県 富山県
 製造者 富美菊酒造株式会社
 内容量 720ml
 製造年月 2022年12月
 精米歩合 60%
 アルコール分  15度
 原料米品種  表記なし
 使用酵母 表記なし
 日本酒度 表記なし
 酸度 表記なし
 アミノ酸度 表記なし
 その他 NEXT

富美菊の口コミサイトでの評価

日本酒の口コミサイトであるSAKETIMEでの評価(本稿作成時点)を参考に載せておきます。

点数
(5.00点満点)
   3.37   
全国ランキングーーー
富山県ランキング13位

3.37点とそれほどの点数ではなく、全国トップ100に登場せず、富山県ランキングで13位という評価です。

森岡
森岡

ただし、口コミ数そのものがかなり少ないため、参考程度に眺めるぐらいが良いでしょう

*全国にはおよそ1.5万銘柄が存在するとされています

富美菊(純米酒)の購入方法、購入価格、購入理由

  • 【購入方法】遠方の酒屋さん
  • 【購入価格】税込約1,600円

購入理由

  1. 好きな銘柄である「羽根屋」と同じ蔵元の製品
  2. 四合瓶で税込1,600円弱と安心して買える価格
  3. 酒屋さんのポップに書いてあった「羽根屋と富美菊にはほとんど違いがありません。羽根屋が偶々知名度が高く人気になったという経緯でしかなく、富美菊も上質な日本酒。」という文言に興味を引かれた

という理由から、購入。

羽根屋が好きな銘柄の一つなので、同じ蔵元の日本酒がどんなものか興味があったのもありますが、何よりも酒屋さんのポップの文言のインパクトが強かったですね。

富美菊(純米酒)の入手困難度・レア度

色々な酒屋さんや居酒屋さんを回る中でそうそう巡り合うことがないものの、楽天やAmazonなどの通販サイトではたまに取り扱いがあり、その販売価格は普通なので「かなり珍しい」銘柄といえるでしょう。

流通は地元富山県が中心なのかもしれません。

  • 普通:スーパーやチェーン店の酒屋さんで買える
  • やや珍しい:店頭で見かけることは少ないが、Amazonなどで普通に買える
  • かなり珍しい:こだわりの強い酒屋さんで買える、Amazonなどで高めの値段で買える
  • ものすごく珍しい:店頭で見かけることはほぼない、Amazonなどでプレミア価格がついている

富美菊(純米酒)の味わいチャート

【日本酒】富美菊 の味わいチャート(純米酒│NEXT│富山県│富美菊酒造)

※私の主観で各銘柄ごとに作成しているオリジナルのチャートです

富美菊(純米酒)を飲んだ感想

  • 印象 ➡ 
  • イメージの近い銘柄 ➡ 羽根屋(富山県)

<コメント>

  • 甘辛の中口だが、やや甘みの方が強い
  • 中濃
  • アルコール感のある重さがややある
  • ラベルにあるとおり酸味は感じにくく、苦味が強い
  • 白桃のような香り
  • 粘性ややあり
森岡
森岡

たしかに羽根屋とかなり近い味わいです

期待していたとおりおいしいです。

「羽根屋とほとんど変わらない」という酒屋さんのポップにも納得。とはいえ、全く一緒というわけではなく、羽根屋よりも富美菊の方が華やかさが抑えられている印象です。

冷酒だとあまり辛さを感じませんが、温度が常温に近づくにつれて辛くなります。甘い方が好みの人は、よく冷やして飲むことをおすすめします。

苦味のある締まった味わいの日本酒を飲みたい時に良いですね。単体で飲んでも良いですし、チーズなどやや味の濃いアテと合わせると良い時間が過ごせそうです。

今回の富美菊を買って飲んだ経験から思うのは、「口コミや評判を絶対視してはいけない」ということ。言葉だけを見ればそんなの当り前だろうと思われるかもしれませんが、日常的に購買決定の前にそういう評価を確認する習慣がついてしまっていると、自分では気づかないうちにそれらを当てにし過ぎるようになっている気がします。

日本酒についても、「人気だから人気になっている」そんな傾向が一部にはあるのかもしれません。

  • 非常に高い評価を得ており、流通価格もプレミアがついているような銘柄
  • 口コミ数が少なく、注目をされていない地味な銘柄

飲んだ時の味わいや感動が、両者でほとんど変わらないということが時々あります。

口コミやそれに基づく評価は、「できるだけ外さない日本酒選び」に役立つという程度で、「真においしい日本酒かどうか」という判断にはあまり適用しない方が良いのかもしれません。

富美菊(純米酒)をおすすめできる人

苦味のある締まった味わいの日本酒」を飲みたいという人におすすめです。

これもラベルの文言通りですが、飲み飽きしにくい味わいです。価格的にも決して高い部類ではないので、ちょっと贅沢な味わいですが日々の晩酌に向いているでしょう。

  • いつもの晩酌向き(コスパ重視)
  • いつもの晩酌向き
  • 自分へのご褒美として
  • 変わり種が飲みたい時に
  • 大切な人への贈り物として

購入方法やおすすめの日本酒通販サイト

富美菊(純米酒)の通常購入

*この記事の作成時点では、楽天のみ今回の富美菊・純米酒が購入可能です。AmazonやYahooショッピングでは、富美菊の他の種類なら購入できるようです

富美菊(純米酒)が好きな人へのおすすめ

富美菊(純米酒)と似たイメージの日本酒として同じ蔵元の「羽根屋」です。こちらは全国市場向けの銘柄で高い人気があるのですが、微妙に味わいも異なるので、飲み比べてみると面白いでしょう

↓ふるさと納税でお勧めの日本酒を甘口やコスパなどの部門別にランキングで紹介しています。

↓おすすめの日本酒通販サイトはこちらにまとめています。日本酒や酒器(おちょこやワイングラス)の購入に便利なサイト、日本酒やおつまみのサブスクを紹介しています。

富美菊に関連したおまけ

通常のレビュー記事では、関連記事の紹介までで終わりなのですが、今回はおまけつきです。

先日知人から、富山県を訪れた際に偶然もらえたという日本酒セットを譲り受けたので、それらについて簡単に紹介します。

知人も日本酒好きですが、新酒3本を保管しておく冷蔵スペースがなく、飲むペースも早くないため私に譲ってくれるということでした。

キャンペーン応募して当選したとのこと
富美菊、風の盆、吉乃友、の生酒3本セット
なぜか人の温かみが伝わってくる文面
富美菊
風の盆
吉乃友

いずれも富山県の銘柄です。

自分で選んで買った銘柄ではないため、いつもなら記事に書こうとはあまり考えないのですが、同封されていたパンフレットの文面に人の温かさのようなものを感じ、同じ「富美菊」のレビュー記事に付け加えることにしました。

富美菊・純米吟醸(生酒)

印象としては「薄味の青りんご水」。羽根屋と比べるとライトな飲み口。

風の盆・本醸造(生酒)

飲んだ感想のメモを紛失。

朧げな記憶では、黄色っぽい見た目から抱く印象のとおり、比較的酸味が強く、やや黒糖っぽい感じの甘さもある辛口か。

吉乃友(搾りたて)

口に含んだ瞬間に、ふくよかな米の香りが広がる。と同時に、強い酸味が来て、後味までその強い酸味が引っ張ってしまう。

簡単にですが、以上です。

自営業の牧場で働いていると、こうした地方の企業や団体が思いを持って展開しているキャンペーンを見ると何か共感めいたものが湧き、応援したくなります。

キャンペーンの当選者に対して四合瓶の新酒3本をプレゼントしてくれる気前の良さもさることながら、富山県の日本酒とそれに携わる人々への好感度が高くなる。そんな出来事でした。

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