2023年5月の受取配当金です。
私の高配当株投資先は、
【米国株】VYM、JEPI、高配当株
【日本株】高配当株
です。
税引後受取配当金は、ドル換算(1ドル=135円)で米国株と日本株から合計で884.37ドルでした。
円換算で約11.9万円です。
受取配当額の上位5銘柄
NO | ティッカー等 | 銘柄名 | 配当利回り (参考値) | 受取額 |
---|---|---|---|---|
1 | 8098 | 稲畑産業 | 4.05% | 230ドル |
2 | MO | アルトリア・グループ | 8.46% | 225ドル |
3 | BTI | ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | 8.61% | 210ドル |
4 | VZ | ベライゾン・コミュニケーションズ | 7.33% | 101ドル |
5 | ABBV | アッヴィ | 4.29% | 56ドル |
*配当利回りは本稿作成時点で楽天証券もしくはYahooファイナンスにて表示される数値であり、参考程度
*日本株についても、便宜上ドル換算した受取額を表示
投資目標の達成度
私の現在の投資目標はこれまでと同様、月額平均で20万円の税引後配当を確保すること。
5月の受取配当金をもとに達成度を計算すると11.9/20*100=59%です。
私のポートフォリオでは総投資額に占めるVYMの割合が大きいため、3,6,9,12月に受取配当金が多くなる傾向にあります。
今回はそれらの月に該当しないものの、4月受取を見込んでいたMOの配当がずれ込んだため配当金がやや充実した月となりました。
雑感
日本の高配当株投資を始めた当初に買っていた稲畑産業
受取配当1位となった「稲畑産業」は、2022年に日本の高配当株へ投資を本格的に始めた際、早々に購入した銘柄の一つでした。
- 安定した業績推移
- 株主還元方針にて累進配当を明言
- 株主優待あり(クオカード)
という理由などから、連続増配銘柄が非常に充実している米国株に慣れていた私でも、「この銘柄ならいいかな」と投資をしたものです。
当時は株主優待込みで見れば利回りが5.0%を超えていましたが、直近は株価の高騰もあり配当利回りは4%強というところです。
タバコ株の配当はやはり魅力的だが…
受取配当の2位と3位に入ったのはいずれもタバコ株である、MOとBTIです。
今も配当利回り8%台と驚異的な数字です。
一方で、直近の弱い株価推移が高値掴みの危険性も教えてくれています。
ESGの観点からも忌避されがちなタバコ株には、キャピタルゲインを期待することは難しいでしょう。
その中で、たまにある株価の上昇局面で「もっと株価が上がっていってしまって買えなくなるかも」と焦って買ってしまうと、その後下落局面でいたく後悔することになります。
私の場合はどうかというと、MOはちょうど今の株価が取得平均並みであり、BTIは最近の大きな下げ方もあって含み損となっています。
ただし、これだけ下げていれば下落余地は以前ほど大きくないという見方もできうるでしょう。
私自身は配当金の再投資によって、BTIの買い増しを少しずつ行っています。
また日本のタバコ株であるJTも保有していますが、MOやBTIとは対照的にこちらは株価が好調です。
今、高配当を期待してタバコ株を買うなら、JTよりもMOやBTIに投資妙味があると考えています。
不安な利回りまで来ていてるVZ
VZについては長らく売買をしていないため、この記事を作る際にはじめて配当利回りが7%台になっていることを知りました。
率直にいって不安になる水準です。
頭をよぎるのは、この配当利回り水準がしばらく続いた後に、確たる連続増配銘柄の地位から失墜した「AT&T」です。
VZは、米国の利上げによる利息負担増加を嫌気されているようです。
今のところ減配といった「それをされると困る」という事態には陥っていないため保有を継続していますが、いつか損切りを迫られる場面が来ないか気になるところです。
高配当株投資をする際の銘柄分散がいかに重要か、痛感します。
ABBVも投資妙味が出てきているか
製薬企業のABBVも、ここ最近になってよく株価が下がってきました。
ABBVは長期で見れば株価は右肩上がりで、増配率も良好な連続増配銘柄です。
投資余力があれば、BTIやAMGNと比較しつつ、ABBVにも追加投資をしたいと考えています。
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