FI(=経済的自立)を当面の目標に、毎月一定額を日米の高配当株に投資しています。
投資先の候補として70銘柄程度(日本:米国=1:1)をリスト化してウォッチしています。
そしてその中でも、
- 移動平均線を下回るなど株価が低迷気味
- 連続増配銘柄もしくは累進配当銘柄
- 日本株:配当利回りが4.0%以上(できれば5.0%以上)
- 米国株:配当利回りがVYMを上回っていてかつ3.0%以上
について、逆張り気味に投資をしています。(2022年10月から投資基準を一部変更)
バイ&ホールドを基本スタイルとしています。
記事にしている理由ですが、ある銘柄を知っているかどうかが納得度の高い投資には必要だと考えているので、「こんな銘柄もあるんだ」ということを知ってもらうきっかけになればうれしいというものです。
もちろん、自分の投資記録を残しておきたいという思いもあります。
2月の主な投資先
2023年2月の高配当株投資先は、
- エクシオグループ(東証1951、配当利回り4.25%)
の1銘柄となりました。
※配当利回りは、本稿作成時に楽天証券もしくはヤフーファイナンスで表示される数値のため、ざっくりとした参考値です。
雑感
エクシオグループへの投資理由
次項に書くとおりさんざんに迷った末、2月分の投資先は通信建設会社のエクシオグループとしました。
主な投資理由は、
- 配当利回りが4%超であり、投資基準に合致していること
- 株価チャート、PER、PBRから見て割安と判断
- 連続増配年数10年と日本株としては健闘
- 配当性向や配当政策などが悪くない
- CFは気になるものの、業績推移は比較的良好
というものです。
大喜びできる投資内容では決してないが、この地合いの中でなら悪くない選択だったかな。そんな温度感です。
投資先の決定に逡巡した2月
今回の投資先を決めるのにはかなり悩みました。
↓の記事を時間をかけて作成し、投資候補の状況を整理したほどです。
なぜこれほどまでに時間と労力がかかったか。日本の高配当株が1月の途中から急に株価を上げてきたからです。
その前までは投資候補の中に配当利回り5.0%超の銘柄がいくつかあり、投資先を選ぶのに困るような状況ではありませんでした。しかし、高配当株の株価持ち直しが急激に進んで、割安だと思える銘柄が一気に減少。
泣く泣く配当利回り5.0%超は諦めて、4.0%を上回る銘柄の中からまだマシだろうと思える銘柄を選択することとなりました。
ここ一年ほどの日経平均は概ね26,000円~28,000円のレンジ相場にあり、今はそのレンジの上側に位置しています。これまでの推移からして、いずれ26,000円あたりをめがけて下落していくことを期待したいところですが、どうなるでしょうか。
米国株への投資はやや慎重スタンス
今月の投資分としては、米国高配当株への投資はゼロです。
- ポートフォリオ全体としてみた場合に、既にかなりの割合を米国株が占めていること
- 米国株購入にかかる売買手数料と為替手数料が相当気になりだしたこと
が理由です。
特に楽天証券では、日本株は一定額以内なら売買手数料0円で購入できます。それに慣れてくると米国株の購入にかかるコストがかなり気になることがあります。
- 米国高配当株がそれなりに下落する
- ドル建ての配当金が貯まってくる
- 為替が円高方向に振れる
しばらくはこのような局面で、米国株へ投資をしようと考えています。
来月の投資候補銘柄
さて、来月の投資銘柄として注目しているのは、
●米国高配当株
- AMGN
- BTI
- SO
- TROW
●日本高配当株
- 1925 大和ハウス
- 9433 KDDI
- 8058 三菱商事
- 3817 SRAHD
- 1605 INPEX
- 9069 センコー
- 4008 住友精化
あたりです。
3月末が配当や株主優待の基準日となる日本株は値動きに注意が必要ですが、買い時を慎重に見極めたいと思います。
↓関連記事です。
先月2023年1月の投資銘柄についてです。
高配当株投資家におすすめの書籍
日本の高配当株投資におすすめの本
日本の高配当株への投資を考えるなら、
日本高配当株ブロガーである長期株式投資さん著の、
という書籍がおすすめです。
相場の暴落に耐えて投資を続けることの重要性を説かれています。
わかりやすく、永久保有推奨銘柄の提示や銘柄選定の考え方なども読むことができます。
私は日本の高配当株に本腰を入れて投資をしようと決めた時に、かなり参考にさせていただきました。