FI(=経済的自立)を当面の目標に、毎月一定額を日米の高配当株に投資しています。
投資先の候補として50銘柄程度(日本:米国=1:1)をリスト化してウォッチしています。
そしてその中でも、
- 移動平均線を下回るなど株価が低迷気味
- 配当利回りがVYMを上回っていてかつ3.0%以上
- 連続増配銘柄もしくは累進配当銘柄
について、逆張り気味に投資。(今月から投資基準を一部変更しています)
記事にしている理由ですが、ある銘柄を知っているかどうかが投資では大事だという面があるので、こんな銘柄もあるんだということを知ってもらうきっかけになればということです。
もちろん、自分の投資記録を残しておきたいという思いもあります。
2022年10月の主な投資先
投資金額の大きい順に
- 稲畑産業(東証8098、配当利回り4.5%)
- BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ、配当利回り7.7%)
- TROW(Tロウ・プライス・グループ、配当利回り4.3%)
となりました。
※配当利回りは、本稿作成時に楽天証券もしくはヤフーファイナンスで表示される数値のため、おおよその参考値です
雑感
とうとう日本高配当株も投資対象に…
これまで米国高配当株を投資対象としてきましたが、円安の進行を受けて、日本の高配当株も投資対象に組み入れることとしました。
理由は、いくら米国株相場が値を下げてくれても、円安効果で旨味が相殺されてしまっているため。
この投資方針変更を受け、さっそく今回の投資額トップは「稲畑産業」となりました。
日本の高配当株をこれまでしっかり調べたことがなかったので知らなかった銘柄。
日本高配当株ブロガーの方々(長期株式投資さんなど)を参照していった結果、辿り着いた銘柄です。
案外、米国高配当株を選定する目線でも耐えうる日本株がいくらかはあるようでした。
米国株を主軸にしている方でも、日本株を真剣に検討したことがないという場合は灯台下暗しということもあるかもしれません。
日本株は相場自体が弱い傾向にあるといったデメリットがある一方で、
- 売買手数料が米国株より安い(為替手数料も不要)
- 配当金にかかる税金が米国株より有利
- 情報が得やすく、企業のイメージも持ちやすい
- 為替リスクを負わない
といったメリットもあります。
気になる方は検討してみてはいかがでしょうか。
米国高配当株がいよいよ下落してきた
軟調な米国株市場にあって、これまで健闘してきた米国高配当株も最近になってようやく下がってきました。
本当にようやくという感じがします。うれしいですね。
ここからより下落していけばどんどんと買いたいところ。しかし、円安がどうしても気になりますね。
円建てで見た米国高配当株投資、そして日本高配当株投資。両者を天秤にかけながら投資先を検討するという期間がしばらく続きそうです。
投資界でよく言われることとして、「相場の動きに影響されて投資方針がブレてはいけない」ということがありますね。
私が今回、日本高配当株を投資対象に組み入れたことも、見方によっては投資方針がブレたことになります。
新たに得た知見や柔軟さをもって投資方針を変えたとも言えますし、為替相場に影響されて投資方針がブレたとも言えます。
本当に物は言いようで、何とでも言えてしまいます。
今後どういう結果になるかわかりませんが、自分で考えて自分で決めたことなので後悔することはきっとないでしょう。
来月の投資候補銘柄
さて、来月の投資銘柄として注目しているのは、
▼米国株
- BLK
- BTI
- CSCO
- KMB
- PM
- TROW
- UL
▼日本株
- 1925 大和ハウス工業
- 8593 三菱HCキャピタル
- 8591 オリックス
- 8584 ジャックス
- 2914 JT
- 8098 稲畑産業
- 8306 三菱UFJ
- 8316 三井住友F
- 8725 MS&AD
あたり。
日本株については、以前保有していたものの「日本株より米国株だろう」と売ってしまった銘柄が含まれています。オリックスやUFJです。
やや自分は何をしているんだろうと思わなくもないですが、投資基準を柔軟に変えたのだということにしておきます。
全体的に相場が乱高下していますが、一段の下落を心待ちにしています。
関連記事
↓前月の投資銘柄についての記事はこちら
↓私のように米国高配当投資をする方におすすめの記事です