【株式投資】2023年4月の主な日米高配当株投資先(SOMPO│住友精化│PRU│BTI)

株式投資
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FI(=経済的自立)を当面の目標に、毎月一定額を日米の高配当株に投資しています。

投資先の候補として70銘柄程度(日本:米国=1:1)をリスト化して定期的にウォッチ。

そしてその中でも、

  • 移動平均線を下回るなど株価が低迷気味
  • 連続増配銘柄もしくは累進配当銘柄
  • 日本株:配当利回りが4.0%以上(できれば5.0%以上)
  • 米国株:配当利回りがVYMを上回っていてかつ3.0%以上

について、逆張り気味に投資をしています。(2022年10月から投資基準を一部変更)

記事にしている理由ですが、ある銘柄を知っているかどうかが納得度の高い投資には必要だと考えているので、「こんな銘柄もあるんだ」ということを知ってもらうきっかけになればうれしいというもの。

もちろん、自分の投資記録を残しておきたいという思いもあります。

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2023年4月の主な投資先

2023年4月の高配当株投資先は、

  • 日本株
    • SOMPOホールディングス(東証8630、配当利回り5.00%
    • 住友精化(東証4008、配当利回り4.80%
  • 米国株
    • PRU(プルデンシャル・ファイナンシャル、配当利回り6.03%
    • BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ、配当利回り9.53%

の4銘柄となりました。

*配当利回りは、本稿作成時に楽天証券もしくはヤフーファイナンスで表示される数値であり、参考値です

4月分の投資銘柄といいながら、相場の下落を受けて、実際には日本株を中心に3月に投資を実行しています。

日本株については毎月の定期購入枠に加えて、スポット用の資金も充当。

米国株については、配当再投資&銘柄入替により投資資金を確保しました。

雑感

8630 SOMPOホールディングスへ新規投資

SOMPOホールディングスの年初来チャート(出典:Googleファイナンス)

日本の高配当株、SOMPOホールディングスへ新規投資。

タイミングとしては、3月に株式市場を騒がせたSVB、クレディスイスの問題が浮上した直後。銀行株をはじめ、金融株が全体的に大きな下落を見せた場面で投資しました。

理由は、

  1. 別記事にて取り上げていたとおり、以前より注目していた銘柄だった
  2. 3月末の権利取りを意識
  3. 3月末基準の配当を購入価格から差し引けば、次年度以降は配当利回り5.0%以上と見なせそう
  4. 最近の日本の高配当株は、地合いの良さや、「東証のPBR1倍の件」を材料として堅調であり、下落タイミングをうかがっていた

というもの。

やや強引ですが、ほぼ配当利回り5.0%以上を確保できそうという点が大きかったでしょうか。

コロナの関係等で直近は利益が圧迫されそうですが、IR資料で連続増配に言及している点などをプラスに捉え、「まあ大丈夫だろう」という楽観のもと投資したという感じです。

自分の投資資金だからできることであって、人には薦められないようなややお粗末な投資理由かもしれません。

SVBやクレディスイスの問題の鎮静化後も、金融株は完全には復調したという感じではなく、引き続き不透明感漂う状況です。

これからの値動きは全然予想できませんが、個人的には配当利回り5.0%という水準をクリアできそうということで納得しているつもりです。2023年度にて減配がないことを祈るのみですね。

↓SOMPOホールディングスや次の住友精化については、この記事にて注目していました

4008 住友精化へ理由をこじつけて新規投資

住友精化の年初来チャート(出典:Googleファイナンス)

SOMPOホールディングスへの投資とほぼ同じタイミングにて、住友精化へも新規投資を実行しました。

とてもじゃないですが毎月の定期購入枠では足りないため、余裕資金を削ってのスポット投資です。

主な投資理由は、

  1. 別記事にて取り上げていたとおり、以前より注目していた銘柄だった
  2. 3月末の権利取りを意識
  3. 3月末基準の配当と株主優待のクオカード分を購入価格から差し引けば、次年度以降は配当利回り5.0%以上と見なせそう
  4. PBRが低く、「東証のPBR1倍の件」を考慮すれば将来性がありそう

というもの。

この銘柄に注目し始めた頃からすると、その後の株価の上昇傾向が強く手が出しにくくなっていました。少々下がったタイミングでややムキになって投資をしたという面も否めません。

株主優待を加味せず、配当だけで利回り5.0%を超えるような場面があれば追加投資も検討したいですね。

米国株の追加投資は、配当再投資&銘柄入替【PRU│BTI】

米国株については、ドル建てで受け取っていた配当金と、ヘルスケアセクターのMDT(メドトロニック)の売却により資金を賄いました。

投資対象はPRUBTIの2銘柄。いずれも追加投資です。

S&P500,BTI,PRUの年初来騰落率(出典:Googleファイナンス)

まず、MDTの売却理由ですが、「配当利回り3%台半ばぐらいで購入したものの、より利回りの高い銘柄へ入れ替えて、目先の受取配当額を増やしたかった」というもの。

昨年頃から低調なMDTですが、連続増配銘柄としては定評があります。「長期目線で買うなら今はチャンスかもしれない」というのが個人的な感想ですが、短中期目線で配当を確保したい場合には少々物足りない利回りです。

追加投資をしたPRU、BTIについてはここ最近特に株価が軟調。

PRUはまさにSVBやクレディスイスで表面化した金融不安が直撃したかたち。BTIは米国でのメンソールタバコ規制の動きが嫌気されているようです。

先月に初めて投資をしたPRUですが、新規投資の直後に急落したので何ともいえない気持ちに。また、保有した後に気づいたことですがもともとボラティリティの大きい銘柄のようで、穏やかな投資活動を好む投資家にはあまり適さない銘柄かもしれません。

とはいえ、ここ最近の配当利回りは6.0%を上回る水準。

  • ボラティリティの大きさ
  • リーマンショックの頃に減配しており連続増配銘柄としてはやや心許ない
  • 金融セクターの不安感は解消されていない

という点に納得し、許容できるのであれば、高配当投資家にはチェックしてみる価値があるかもしれません。

やや前のめりで投資余力が落ちてきた

ここ数か月、投資余力をかなり削ってスポットでの投資もしてきました。

配当金を早期に積み増したいという理由からですが、少々前のめりが過ぎるかもしれないという自覚もあります。

現金余力が小さくなりすぎると、いざ相場が暴落した時に追加投資が全くできず、一方では含み損が拡大することで狼狽することになるでしょう。

少々の相場変動では買いに動かず、投資余力を引き上げておきたい。そのように頭では考えています。

ところが、同時に

  • 日本株の3月末基準の決算発表にて増配が相次げば、安く買いにくくなってしまう可能性
  • 東証のPBR1倍に対する施策が奏功する前に低PBR銘柄を買い増しておいた方がいいかもしれない
  • 2024年からの新NISAで高配当株に資金流入があると安く買いにくくなるかもしれない

といった雑念も浮かんでくるところ。悩ましいですね。

来月の投資候補銘柄

さて、来月の投資銘柄として注目しているのは、

●米国高配当株

  • BTI
  • PRU
  • HD
  • CTBI

●日本高配当株

  • 1928 積水ハウス
  • 1925 大和ハウス
  • 8593 三菱HCC
  • 8591 オリックス
  • 8012 長瀬産業
  • 1605 INPEX
  • 2393 日本ケアサプライ
  • 8020 兼松

あたりです。

前回の記事では、「日本の高配当株の高騰を受けて、当面は米国株メインで考える」という趣旨のことを書きましたが、金融不安後の下落を受けて日本株も検討対象となっています。

一方で、投資余力がかなり落ちているため、場合によっては投資を見合わせることもあるかもしれません。

相場の動き、日本株の本決算を見据えて動くかどうか、PBR1倍割れ銘柄、等々を考慮して柔軟に対応したいところです。

↓関連記事です。

先月2023年3月の投資銘柄についてです。

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