楽天証券のiDeCoでスイッチングをしました。
具体的な内容は次のとおりです。
記事内では
- スイッチングをした理由
- スイッチングまでに考えていたこと
について説明します。
- 楽天証券のiDeCoでどのように運用するか悩んでいる人
- 楽天証券へ乗り換えを考えている人
の参考になれば幸いです。
楽天S&P500、楽天オルカンにスイッチングした理由
今回私がスイッチング(保有商品の入れ替え)をした理由は、ずばり
楽天VTI、楽天VTの管理費用の高さがずっと気になっていたから
です。
楽天S&P500、楽天オルカンをiDeCoで選択できるようになったことで、ようやくこのモヤモヤを解消できました。
ちなみに各ファンドの管理費用は次のとおりです。
通称 | 管理費用 | 商品名 |
---|---|---|
楽天VTI | 0.1620% | 楽天・全米株式インデックス・ファンド |
楽天VT | 0.1920% | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド |
楽天S&P500 | 0.0770% | 楽天・S&P500インデックス・ファンド |
楽天オルカン | 0.0561% | 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド |
楽天S&P500、楽天オルカンの登場で、随分と管理費用を抑えられるようになりました。
スイッチングまでに考えていたこと
今回のスイッチングまでに、私が楽天証券のiDeCoに関して考えていたことです。
信託報酬が下がらない楽天VTI、楽天VTにもどかしさ
私がiDeCoを始めた頃は、楽天VTI、楽天VTの管理費用でもそれなりの納得感はありました。
しかしその後に、SBI証券やマネックス証券、松井証券のiDeCoで選択できる
と管理費用の差がどんどん拡大していきました。
eMAXIS Slimシリーズは、最安級のファンドが出てくると、それに追随して信託報酬を引き下げていくスタンスが特徴的です。
一方、私の知る限り
- 楽天VTI
- 楽天VT
の信託報酬は変わらず。
相対的に管理費用が高い楽天VTI、楽天VTでiDeCoの運用を続けることに、かなりのもどかしさを感じるようになっていました。
iDeCoはまだ何十年も引き出せない長期運用。だからこそ信託報酬の差が気になっていました。
そのコストの差にも複利が利いてしまうからです。
他社のiDeCoへ移管を考えていた
楽天S&P500、楽天オルカンの2商品が楽天証券のiDeCoで選択できるようになったのは
2024年1月26日から
です。
個人的にはけっこうギリギリのタイミングでした。
というのも上述のように、楽天VTI、楽天VTの管理費用の高さに負担感が強かったため、他社へのiDeCo移管を検討していたからです。
具体的には
のどちらかに、という感じです。
マネックス証券へのiDeCo移管を有力視していたのは別記事のとおりです。
FIREをして時間ができたら、iDeCoの移管手続きをしようと考えていました。
それを実行に移す間際に、
- 楽天S&P500
- 楽天オルカン
が楽天証券のiDeCoで選べるようになり、今回のスイッチングで問題が解決されたかたちです。
なお楽天S&P500、楽天オルカンの商品性については、今のところ十分に満足しています。
願わくば今後信託報酬引き下げ合戦があった場合に、eMAXIS Slimのように他社へ追随してほしいですね。
まとめ:当面iDeCoの移管を考える必要はなくなった
今回は楽天証券のiDeCoでスイッチングをしたことについてまとめてきました。
今回のスイッチングで、楽天証券のiDeCoに対する不満がかなり解消されました。
これで当面は、iDeCoの移管について頭を悩ませる必要はなくなったと感じています。
「当面は」というのは、他社がより魅力的なラインナップを打ち出してきた時に、楽天証券がそれに対抗するか、できるかは分からないからです。
iDeCoはかなりの長期投資が前提となる人が多いと思います。
納得できる投資商品での運用を心がけたいですね。
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