2023年8月の受取配当金です。
私の高配当株投資先は、
【米国株】VYM、JEPI&JEPQ、高配当株
【日本株】高配当株
です。
税引後受取配当金は、ドル換算(1ドル=140円)で米国株と日本株から合計で470.05ドルでした。
円換算で約6.5万円です。
受取配当額の上位5銘柄
NO | ティッカー等 | 銘柄名 | 配当利回り (参考値) | 受取額 |
---|---|---|---|---|
1 | BTI | ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | 10.43% | 227ドル |
2 | VZ | ベライゾン・コミュニケーションズ | 7.46% | 101ドル |
3 | ABBV | アッヴィ | 4.02% | 67ドル |
4 | 7921 | TAKARA&COMPANY | 3.33% | 20ドル |
5 | JEPQ | JPモルガン・ナスダック米国株式・プレミアム・インカムETF | 11.13% | 18ドル |
*配当利回りは本稿作成時点で楽天証券もしくはYahooファイナンスにて表示される数値であり、参考程度
*日本株についても、便宜上ドル換算した受取額を表示
投資目標の達成度
私の現在の投資目標はこれまでと同様、月額平均で20万円の税引後配当を確保すること。
8月の受取配当金をもとに達成度を計算すると6.5/20*100=32%です。
私の直近のポートフォリオでは日本株からの配当金が占める割合が相対的に高いため、6月&12月以外の月はぼちぼちといった感じになります。
雑感
今月の上位5銘柄のうち2銘柄は既に売却済み
今月の受取配当上位5銘柄のうち、
- VZ(ベライゾン)
- 7921(TAKARA&COMPANY)
の2銘柄については既に売却済みのため、配当を受け取るのは今回が最後です。
VZの売却については↓の記事に経緯を書いていますが、主な理由は「冴えないパフォーマンス&日本株を買う資金捻出のため」です。
7921(TAKARA&COMPANY)は「安定した業績・増配・株主優待」に魅力を感じて投資をしていましたが、今年の決算発表で株主優待の廃止が公表されたため売却。
優良銘柄であるという考えに変わりはありませんが、株主優待(カタログギフト)のない一増配銘柄として見た場合には、配当利回りが物足りないというのが正直なところです。
VZも7921も相対的に受取配当の少ない月に配当をくれる貴重な銘柄ではありました。
しかし配当月の分散そのものを目的とする必要性は私にはないため、あえなく売却しています。
BTIの安定感が魅力的
今月の受取配当1位となったBTIですが、2023年は比較的株価が低位で推移しています。
個人的にはなかなか魅力的で買いやすい水準です。
配当利回りも高く、業績は安定的、ADRのため税金的にも好ましい。
株価推移だけを見ればパッとしませんが、配当込みのトータルで見れば良好なパフォーマンスを発揮してきたことで知られる銘柄です。
私は最近ようやく手に入れた、バリュー株投資のバイブルともいえる『株式投資の未来』(ジェレミー・シーゲル著)を読んでいるのですが、まさにBTIのような銘柄こそが長期的には大きなリターンをもたらしてくれるのではないかと思わせてくれます。
ポートフォリオに占める割合が自分で決めた上限に近いため、BTIに追加投資をじゃんじゃんするということはありませんが、大きく下げるようなところがあれば買い増しをしたいですね。
来年から始まるNISA制度とも、ADR銘柄ということで相性は悪くなさそうです。
JEPIよりもJEPQの方が若干良い?
今月の受取配当5位となったのはJEPQです。
「毎月分配の超高配当ETF」として一時話題に上がることも多かったJEPIの兄弟分ですね。
私自身も投資を検討する際にいろいろと調べて過去に記事にしていますが、当ブログでもよく読まれる記事の1つとなっています。
最近はJEPIよりもJEPQの方が地味ではありますが注目を集めつつあるのかもしれません。
そんなJEPQですが、やはり分配利回りはJEPIよりも良さそうです。
私はJEPQとJEPIをそれぞれ同じ口数保有しているのですが、今回の受取配当はJEPQが18.6$、JEPIが14.8$でした。
1口当たりの株価もJEPQの方が低いですから、ボラティリティの大きさを許容できるのならJEPIよりもJEPQを選好するという考えもありそうです。
惜しむらくは
- NASDAQが低迷していた2022年の方がかなり割安に買えた
- 2023年のNASDAQは好調でJEPQも随分株価を上げてしまっている
- 今から買うと下値余地もそれなりにあるように思える
という点でしょうか。
米国の利上げはまだあるのではないか、リセッションは遠からずやってくるのか、といった米国株の論点は今なおくすぶっています。これらの懸念が現実化した場合にはNASDAQも相応に調整するかもしれません。
何ともいえませんが、少なくとも今は焦って買うような局面ではない気がします。
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