【日本酒】農口尚彦研究所の感想・レビュー(純米酒&本醸造│2020・2019│五百万石│石川県│農口尚彦研究所)

日本酒

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石川県の「農口尚彦研究所」(純米酒と本醸造)をふるさと納税により入手して飲んだので、その感想や購入方法、味わいチャートなどを書いていきます。

初めに簡単な感想をまとめておくと、

  • 純米酒
    • 淡麗と濃醇の間ぐらい・旨辛
    • 酸味がやや強く、どっしりと重い
  • 本醸造
    • 濃醇・甘辛
    • 醸造アルコールによるまろやかさあり
  • ”酒造りの神様”による哲学的な味わいの日本酒が飲みたい人におすすめ

でした。

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農口尚彦研究所(純米酒&本醸造)の基本情報

純米酒本醸造
 読み方 のぐちなおひこけんきゅうじょ同左
 都道府県 石川県同左
 製造者 株式会社農口尚彦研究所同左
 内容量 720ml720ml
 製造年月 2022年12月2022年12月
 精米歩合 60%60%
 アルコール分  19度19度
 原料米品種  五百万石(北陸産)五百万石
 使用酵母 表記なし表記なし
 日本酒度 表記なし表記なし
 酸度 表記なし表記なし
 アミノ酸度 表記なし表記なし
 その他 Vintage:2020、無濾過生原酒Vintage:2019、生酒

農口尚彦研究所の口コミサイトでの評価

日本酒の口コミサイトであるSAKETIMEでの評価(本稿作成時点)を参考に載せておきます。

点数
(5.00点満点)
   4.13   
全国ランキング93位
石川県ランキング4位

4.13点と高得点で、全国ランキングで93位、石川県ランキングで4位という評価です。

森岡
森岡

「全国的に評価されている石川県の代表的銘柄の一つ」といえますね

*全国にはおよそ1.5万銘柄が存在するとされています

農口尚彦研究所(純米酒&本醸造)の購入方法と購入価格

  • 【購入方法】楽天ふるさと納税(石川県・小松市)
  • 【購入価格】寄付額19,000円(720ml×2本のセット)

*時期により取り扱いがないことがあります。ほしい方はお早めに。

農口尚彦研究所(純米酒&本醸造)の入手困難度・レア度

凝った料理屋さんで見かけることが稀にあり、楽天やAmazonなどの通販サイトで高めの価格ながら購入できるということで、「かなり珍しい」銘柄です。

  • 普通:スーパーやチェーン店の酒屋さんで買える
  • やや珍しい:店頭で見かけることは少ないが、Amazonなどで普通に買える
  • かなり珍しい:こだわりの強い酒屋さんで買える、Amazonなどで高めの値段で買える
  • ものすごく珍しい:店頭で見かけることはほぼない、Amazonなどでプレミア価格がついている

農口尚彦研究所(純米酒&本醸造)の味わいチャート

純米酒の味わいチャート

【日本酒】農口尚彦研究所の味わいチャート(純米酒│2020│五百万石│石川県│農口尚彦研究所)

本醸造の味わいチャート

【日本酒】農口尚彦研究所の味わいチャート(本醸造│2019│五百万石│石川県│農口尚彦研究所)

※私の主観で各銘柄ごとに作成しているオリジナルのチャートです

農口尚彦研究所(純米酒&本醸造)を飲んだ感想

【純米酒】色は熟成酒らしくやや黄色を帯びているが、粘性はない
【本醸造】やや色味がある、粘性も少々あり
  • 印象 ➡ 哲学的な日本酒
  • イメージの近い銘柄 ➡ 宮泉(福島県)

<コメント>

石川県の「農口尚彦研究所」です。

2022年になって初めて、楽天ふるさと納税で扱いがあることを知り、以前記事にした「農口尚彦研究所(観音下)」に続いて寄付申込みにより入手しました。

今回は寄付額19,000円で720ml×2本のセットです。

なかなかレアな銘柄なので、ふるさと納税で手に入るのはありがたい銘柄です。日本酒好きには、限られた寄付枠の中でも優先的におすすめしたい銘柄ですね。

↓農口尚彦研究所(観音下)を飲んだ際のレビュー記事はこちら

さて、ザックリと飲んだ感想をまとめると、

●純米酒

  • 旨辛
  • 淡麗と濃醇の間ぐらい
  • アルコール分19度でどっしりとした重みがある
  • 酸味をやや強めに感じる
  • 香りは控えめ
  • 開栓後、日が経つにつれて味がはっきりと変化していく

●本醸造

  • 甘過ぎず辛過ぎず
  • 濃醇
  • アルコール分19度でどっしりとした重みがある
  • 酸味をやや強めに感じるが、微かな苦みもある
  • 香りはどちらかといえば穏やか
  • 辛味との区別がつきにくいが、微かな発泡感あり

となります。

森岡
森岡

純米酒も本醸造も複雑な味わいで、”哲学的な日本酒”という感想を抱きました

農口尚彦研究所を飲んだ際にいつも感じるとおり、やはり「簡単には表現できない複雑な味わい」でした。もちろん、おいしいです。

印象的だったのは酸味でしょうか。口に含んだ初めの方に尖った感じの酸味をしっかりと感じるのですが、最後は苦味を伴ってキレていきます。

上記のように”哲学的な日本酒”と感じた理由ですが、口に含んで飲み込んだ後まで、いろんな味わいが凝縮されて目まぐるしく変わっていくためであろうかと思います。

複雑で味わい深い銘柄だと、再度認識しました。

ちなみに、味わいチャートはこの銘柄含め開栓初日の感想を記していますが、今回の農口尚彦研究所(純米酒)は、日に日に味わいがよく変わっていきました。

日が経つにつれて、濃醇さと重さが増していくような印象です。この味わいの変化を楽しむのもいいですね。

心が躍る箱入りで届きます
720ml×2本セット

農口尚彦研究所(純米酒&本醸造)をおすすめできる人

”酒造りの神様”による哲学的な味わいの日本酒」が飲みたい人におすすめです。

豪華な箱入りで届くので、これを日本酒好きにプレゼントしたら大変に喜ばれるでしょう。私がもしもらうことがあれば、「この人は通だな」と感心してしまいます。

  • いつもの晩酌向き(コスパ重視)
  • いつもの晩酌向き
  • 自分へのご褒美として
  • 変わり種が飲みたい時に
  • 大切な人への贈り物として

蔵や銘柄についての情報

銘柄やそれを製造する蔵のことを少しでも知ると、より深く日本酒を楽しむことができます。

農口尚彦研究所のホームページから特徴などをピックアップしました。

  • ホームページにあるキャッチフレーズは「Timeless」
  • 蔵は石川県小松市に所在
  • 霊峰・白山の伏流水を仕込み水に使用
  • 農口尚彦氏は、28歳の若さで杜氏になった人物で、70年以上酒を造り続けている。能登杜氏四天王の1人に数えられる。山廃仕込み復活の立役者
  • 農口尚彦研究所は、「農口尚彦氏の生き様を未来に残したい」と同氏に惚れ込んだ蔵元が立ち上げたもの
  • ”搾りたての味もさることながら、熟成させるほどに味わい深くなる…それが技術力の賜物です”とHPに記載されているように、熟成へのこだわりを感じられる
  • 「農口尚彦研究所 観音下(かながそ)」は、蔵が位置する石川県小松市観音下町の地名から名付けられた

購入方法やおすすめの日本酒通販サイト

↓農口尚彦研究所・純米酒(通常購入)はこちら

↓農口尚彦研究所・本醸造(通常購入)はこちら

↓農口尚彦研究所・純米酒(ふるさと納税)はこちら ※時期により取り扱いがない時もあります

↓農口尚彦研究所と似たイメージの日本酒として「宮泉」です。こちらもやや複雑な味わいが特徴的です。農口尚彦研究所が好きな方には一度試してほしい銘柄です。

↓ふるさと納税でお勧めの日本酒を甘口やコスパなどの部門別にランキングで紹介しています。

↓おすすめの日本酒通販サイトはこちらにまとめています。日本酒や酒器(おちょこやワイングラス)の購入に便利なサイト、日本酒やおつまみのサブスクを紹介しています。

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