日本酒が好きな方でも、しばしば
- こんなに日本酒を飲んでいて大丈夫だろうか
- 日本酒はビールと比べて価格も高いし家計的に良くないかな
- アルコールが睡眠の質を下げるって聞くけどどうなんだろう
ということが気になるのではないでしょうか。
私自身は、ここ2年程、ほぼ必ず毎日1~2合の日本酒を飲む生活を続けていました。
しかし、その名も『そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本』という本をきっかけに、およそ1か月ほど禁酒をしてみました。
そこで、
禁酒に至った経緯
禁酒に成功した理由
禁酒をして感じたメリット、デメリット
禁酒を考えている方へのメッセージ
などをまとめてみました。
「毎日の晩酌が習慣になっているけど、なんとなくお酒を控えようかな」。そんなことが頭をよぎっている方の参考になればうれしいです。
禁酒・断酒のきっかけ
私が禁酒に至った決定的なきっかけは、読書系のPodcast番組「ブックカタリスト」で
『そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本』
という本について語られた回を聴いたことです。
耳が痛かったのが、飲酒が習慣になっていた私にとってショックな情報が多かったこと。
結果的に大きな影響を受けました。
「ブックカタリスト」というポッドキャスト番組は、読書家のフリーランス2名が、読んで面白かった本について1時間前後語るというものです。
哲学から脳科学まで多ジャンルの本について、わかりやすくかつ楽しくお話しされています。
興味がある方は是非聞いてみてください。おすすめです。
ブックカタリストで印象的だった内容
そのポッドキャストの内容を聴いていて特に印象に残った内容は、次のようなもの。
- 飲酒や晩酌をやめた自分を想像した時に、「喪失感があったり日常の楽しみが半減してしまうな」と感じたら、その時点で既にアルコール依存症の予備軍
- 酒は百薬の長という言葉は、古代中国が税収を増やす目的で謳ったいわばマーケティング発想の産物
- 飲酒の効用は、精神的効用のみで、身体的効用は全くない
- アルコール依存症になってしまうと、その後は以前の状態に戻ることができない。治療が終わった後に一度でもお酒を飲んでしまうとアルコール依存症の状態にすぐ戻ってしまう
- アルコール依存症患者の特徴は否認傾向が強いこと。真面目な人ほどアルコール依存症になりやすく、そういう人ほど自分はアルコール依存症になどなるはずがないと認めようとしない。結果的に家庭の崩壊など悲惨な末路を辿りがち
- 禁酒の効果的な手段は、環境を変えること。わかりやすい例はお酒を家に置いておかないこと
特に強烈だったのは1です。
「晩酌をやめたら楽しみが減ってしまう」そう感じている時点で既にアルコール依存症の予備軍ということ。
私は完全に該当していたので、自分がアルコール依存症予備軍になっていたことを知り、危機感を抱きました。
今の内容を読んで、全く同じ感想を持った人も少なくないでしょう。
その他禁酒に至った背景
禁酒に至った決定打は上述のとおりですが、それ以外にも以前からお酒について少し思うところはありました。
それこそ書籍のタイトルに近く、「そろそろ酒量を減らすなり、飲酒習慣を見直した方がいいかな」と漠然と感じていたのです。
その背景は次の通り。
- 毎日、慢性的な疲労感があった(睡眠の質が良くないような自覚があった)
- 仕事が終わるのが遅く晩酌ができなかった日はとても物足りなく感じていた
- 飲酒が習慣になったきっかけは強いストレスだったが、最近は比較的ストレスの少ない生活を送っていた=飲酒の必要性を以前ほど強く感じない日がちょくちょくあった
- 夜に読書をすることが多くなったが、晩酌をすると読書の質が落ちることが気になっていた
- おいしい銘柄の日本酒ばかりを毎日飲んでいた結果、晩酌の効用が逓減していた(=毎日のように良いお酒を飲み続けると感動が薄れていってしまった)
私にとっては全て重要な背景でしたが、特に1と5ですね。
せっかくのおいしい日本酒でも惰性で飲み続けるのは良くなかったです。
禁酒に成功した理由
さて、そのような中でどうして禁酒に成功したか。
今までも酒量を減らそうとしたことはありました。しかし、あまり上手くいかなかった。
何かしら理由をつけて飲んでしまったり、数日と続かなかったりしたのです。
ところが、今回は無理なく禁酒が続いています。ポイントとしては次のような点でした。
- 自分はアルコール依存症の予備軍だったという自覚が生まれ、理性がよく働いている
- 日常のストレスが以前より少ない
- 日本酒の在庫が家に無くなっても買いに行かなかった
- 夜の読書という晩酌の代替となるような楽しみがある
一か月間の禁酒で感じたメリット
実際に一ヶ月ほどの禁酒ができたことで感じたメリットは、次のようなもの。
- 目覚めが良い
- 日中に体が軽い、だるくない
- 何かをしようという活力・バイタリティーが久しぶりに少し沸いた
- 夜中にトイレで起きることが滅多になくなった
私が感じたメリットを挙げると数は少ないですが、どれもすごく重要です。
毎日飲んでいたからこそ、いわば「毎日体調が少し悪い状態」。それが普通の状態だと思っていましたが、勘違いでした。
禁酒の効用はしばしば聞くところですが、体感するのが一番。
なお、私は趣味の一つが日本酒だったのであまり気にしていませんでしたが、人によっては「出費が減る」というのも大きなメリットになるでしょう。
禁酒で感じたデメリット
一方、禁酒により感じたのは実はメリットだけではありません。
次のようなデメリットも感じることとなりました。
- 大切な趣味を一つ失ってしまうような悲しさ
- 夜になると晩酌をしないことを少しだが物足りなく感じる
- ふるさと納税の楽しみが半減(毎年の返礼品の中心が日本酒だったため)
- よく通っていた馴染みの酒屋さんに行く機会が減ってしまった
- 当ブログのメインテーマの一つである日本酒から少し遠ざかることとなってしまった
おいしい日本酒を探して毎日飲むというのが私の中心的な趣味の一つでした。
それを遠ざけてしまうような感覚があるのは、正直なところやはり残念。
「アイデンティティの一部を失ってしまうような気持ち」というと大袈裟かもしれませんが、日本酒好きの方ならこの気持ちをわかってもらえるのではないでしょうか。
しかし、よくよく考えればそう感じていることこそが、私がアルコール依存症の予備軍であったということの証左かもしれません。
今後の方針
1か月ほどの禁酒を経験してみて、今後はどうするか。
一切の飲酒をやめてしまおうとは全く考えていません。
ただ、「惰性の晩酌は見直そう」というのが今の方針です。
いつの間にか精神的な効用といったメリットよりも、惰性の晩酌によるデメリットがはるかに大きくなってしまっていた。今になって自覚できたことです。
必要性を強く感じない時は飲酒や晩酌は控えます。
しかし、
- 人との会食時
- これはという日本酒が見つかった時
は素直にそれを楽しみたいです。
「毎日晩酌をする」か「一切お酒を飲まない」かという極端な二者択一ではなく、飲む時と飲まない時のバランスを意識して取っていくという方針です。
禁酒や晩酌の見直しを考えている方へ
「禁酒してみようかな」。
せっかくそのようなことを考えているのでしたら、まずは今日、お酒を飲むのをやめてみてはどうでしょうか。
その次の日は飲んでも良いかもしれませんが、とりあえずは今日はやめてみるということです。
そして、
- 明日の目覚め
- 明日の日中の体の軽重
を自分自身を対象として観察してみてください。
全ての人とはもちろん言えませんが、多くの人がお酒を飲まなかったことの効用を感じられると思います。
まずは試してみることをお勧めします。
それからのことはその後考えてみてはどうでしょうか。
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