2023年6月の受取配当金です。
私の高配当株投資先は、
【米国株】VYM、JEPI、高配当株
【日本株】高配当株
です。
税引後受取配当金は、ドル換算(1ドル=135円)で米国株と日本株から合計で3,392.03ドルでした。
円換算で約45.7万円です。
受取配当額の上位5銘柄
NO | ティッカー等 | 銘柄名 | 配当利回り (参考値) | 受取額 |
---|---|---|---|---|
1 | VYM | VYM | 3.94% | 530ドル |
2 | 8473 | SBIホールディングス | 5.25% | 424ドル |
3 | 8316 | 三井住友FG | 3.89% | 295ドル |
4 | 4042 | 東ソー | 4.64% | 283ドル |
5 | 9303 | 住友倉庫 | 4.25% | 265ドル |
*配当利回りは本稿作成時点で楽天証券もしくはYahooファイナンスにて表示される数値であり、参考程度
*日本株についても、便宜上ドル換算した受取額を表示
投資目標の達成度
私の現在の投資目標はこれまでと同様、月額平均で20万円の税引後配当を確保すること。
6月の受取配当金をもとに達成度を計算すると45.7/20*100=228%です。
初めて単月で目標値を上回りました。
昨年から本格的に始めた日本株の高配当投資によるところが大きいです。
3月決算の日本株の配当が偶々集中したことでクリアできたもので、年単位での目標達成はまだまだです。
雑感
日本株の配当の優位性を実感
円安を嫌気して始めた日本の高配当株への投資ですが、初めてその本格的な恩恵を受けた月となりました。
日本株へ参入する時から分かっていたことですが、
- 配当利回りが4%を超える連続増配株、累進配当銘柄がそこそこ多い
- 配当にかかる税金が米国株より有利
- 配当金の為替リスクを気にせずに済む
- 今後配当金を使うことを考えた場合に為替手数料が不要なのは気が楽
- 年4回配当の米国株と比べると年2回配当の日本株はやや微妙
といった特徴を実感することができました。
配当金によるFIREを目指す場合、配当金を「実際に使う」ことについて考えを巡らせる必要が出てきます。
その際、やはり米国株と比べると日本株の配当金の方が使い勝手が良さそうです。
なお、今月の受取配当上位のその他の銘柄は次のようなものです。
- MS&AD
- ジャックス
- 三菱HCキャピタル
- 兼松
- AMGN
- UL
今から日本株を始めるかどうかを考えると何とも言えない
私の場合は昨年から日本株へ投資を始めたため、結果論ですが良かったと思っています。
ただ、もしも「今の日本株が絶好調の状態で日本株を始めるか」を考えた場合は何とも言えません。
一番の理由は、配当利回り5.0%以上の目ぼしい連続増配株・累進配当銘柄が2022年と比べてほぼなくなってしまったからです。
株価上昇によりあまり旨味を感じないともいえるかもしれません。
一方で、
- 東証によるPBR1倍割れ是正
- 日本企業の株主還元姿勢の積極化
- 日本の地政学的な立ち位置の変化
など「それらしい」と思えるような論拠を基に「今回の日本株上昇はこれまでとは違う」「リスクをとらないリスクの方が大きい」という言説もあちこちで見るわけですが、これが必ずしも間違っているとも思えないのです。
自分自身がどっちつかずの考えなので、こうした時はあまり大きなリスクをとらないというのが元来の私の投資スタンスです。
「今回の日本株上昇は違う」というのと、ウォーレンバフェットの「みなが欲しがっている時は静観して、恐怖している時にこそ買え」というののどちらが正しいのか。
結果が分かるのはまだまだ先なのでしょう。
株主優待のカタログギフトについて
日本株の中には株主優待でカタログギフトがもらえるものがあります。
私は今月、KDDIと大和ハウスからカタログギフトを受け取ったのですが、そこで感じたことが
「IRなどに載っている○○○円相当のカタログギフトの、○○○円はかなり割り引いて考えた方が良い」
ということ。
例えば、KDDIでは100株保有(保有期間5年未満)で3000円相当のカタログギフトがもらえます。
ですが、それらはおそらく定価で買う場合の価格であり、実生活でその値段でそれらを買うかというと、買わないのです。
体感の価値としては「○○○円相当の半分」といったところでしょうか。
KDDIでは魚の干物(3000円相当)、ダイワハウスではレトルトカレーのセット(1000円相当)を申し込みましたが、それぞれ実生活で買うなら半額ぐらいで買えるものだと思います。
何が言いたいかというと、「株主優待込みで利回りを計算するなら、カタログギフト分の金額は半分ぐらいに割引いて考えた方が良い」ということです。
自分自身の備忘録としてですがこのようなことを感じました。
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