2023年3月の受取配当金です。
私の高配当株投資先は、
【米国株】VYM、高配当株
【日本株】高配当株
です。
税引後受取配当金は、ドル換算(1ドル=130円)で米国株と日本株から合計で1,262.04ドルでした。
円換算で約16.4万円ということになります。
受取配当額の上位5銘柄
NO | ティッカー等 | 銘柄名 | 配当利回り (参考値) | 受取額 |
---|---|---|---|---|
1 | VYM | バンガード・米国高配当株式ETF | 3.17% | 432ドル |
2 | 2914 | 日本たばこ産業 | 6.64% | 415ドル |
3 | AMGN | アムジェン | 3.53% | 81ドル |
4 | UL | ユニリーバ | 3.40% | 69ドル |
5 | LMT | ロッキード・マーチン | 2.54% | 56ドル |
*配当利回りは本稿作成時点で楽天証券にて表示される数値であり、参考程度
*日本株についても、便宜上ドル換算した受取額を表示
投資目標の達成度
私の現在の投資目標はこれまでと同様、月額平均で20万円の税引後配当を確保することです。
3月の受取配当金をもとに達成度を計算すると16.4/20*100=82%です。
私のポートフォリオでは総投資額に占めるVYMの割合が大きいため、3,6,9,12月に受取配当金が多くなる傾向にあります。
今回はその3月に該当し、相対的に配当金の多い月となりました。
雑感
VYMの配当が大きいが今後は日本株の影響も
私の米国株PFの中ではVYMが大きな位置を占めているため、これまではVYMの影響で3の倍数月に受取配当が多くなる傾向にありました。
しかし、今月の受取配当2位のJTの例のように、今後は保有している日本の高配当株の存在感も月によっては大きくなりそうです。米国株は年4回の配当がほとんどな一方、日本株では年2回の配当が中心。結果的に、日本株の中間配当・期末配当が入金されるふた月が、年間の受取配当グラフにおいて突出する月となりそうです。
昨年から日本の高配当株へもかなりの資金を投じました。米国株の年4回配当に慣れてしまった身としては、日本株の年2回の配当は少々じれったいですね。それから、権利確定から配当が入金されるまでのタイムラグが長いのも日本株の物足りない点でしょうか。
ただ、廃止の傾向があるとはいえ、株主優待は個人投資家には恩恵が大きくうれしいですね。
AMGNは長い時間軸で考えられるなら有力銘柄か
今月の受取配当3位となったAMGNですが、個人的には直近の株価下落は良い投資機会だったのではないかと見ています。
↑はAMGNの5年チャートです。
既に持ち直しつつあるようにも見えますが、紫の200日移動平均線をやや下回ったタイミングがありました。過去5年の推移を参考にするならば、しばしば株価の急落局面があるものの、だいたい200日移動平均線のあたりで反発しています。
AMGNは長期で見れば株価が右肩上がりの連続増配銘柄で、増配率も悪くありません。
目先の配当利回りこそ3%台でそれほど高いわけではありませんが、長期目線の高配当投資家なら検討の余地があるのではないでしょうか。
私自身も以前のような長期目線だったら、先日株価が230ドルを下回ったタイミングがあったので、そこで追加投資をしていたでしょう。
ただ、昨年から短中期の目線で配当を積み上げる方針に転換しています。実際には、AMGNへの追加投資を迷いつつも、目先の株価下落が大きく、配当利回りも高いPRU(プルデンシャル)へ資金は回しました。
私の保有株でいうとABBVなんかもそうですが、製薬企業はしばしばネガティブなニュースで株価が急落し、また力強く持ち直していくということがあります。高値掴みを避けるためにも、長期での成長が信じられる銘柄については、株価が急落して移動平均線を下回ったタイミングでの投資を心がけたいですね。
ULの連続増配(ポンド建て)は2022年に途切れた模様
今月の受取配当4位となったULですが、どうも2022年で連続増配(ポンド建て)がストップしたようです。
ただ、さっと調べたところでは、増配こそしなかったものの、配当額を維持して減配にはなっていない模様。
もともと私がULに投資をした動機は、
- ADR銘柄で配当にかかる税金が米国株より有利
- 生活必需品セクターであり、PFのディフェンシブさを増したかった
- 配当利回りが4%前後で配当推移も問題なし
というものでした。これらが崩れるような内容ではないため、保有継続のつもりです。
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