2022年12月の受取配当金です。
私の高配当投資先は、
- 【メイン】VYM、米国高配当株
- 【サ ブ】日本高配当株
です。
税引後受取配当金は、米国株から1,030.25ドル、日本株からは15,147円でした。
1ドル=132円で計算すると合計で約15.1万円ということになります。
受取配当額の上位5銘柄
NO | ティッカー等 | 銘柄名 | 配当利回り (参考値) | 受取額 |
---|---|---|---|---|
1 | VYM | バンガード・米国高配当株式ETF | 3.86% | 588ドル |
2 | TROW | Tロウ・プライス・グループ | 4.31% | 90ドル |
3 | AMGN | アムジェン | 3.24% | 74ドル |
4 | UL | ユニリーバ | 3.55% | 64ドル |
5 | 東証8098 | 稲畑産業 | 4.61% | 7,969円 |
※配当利回りは、本稿作成時点で楽天証券にて表示される数値のため、ざっくりとした参考値です。
投資目標の達成度
私の現在の投資目標はこれまでと同様、月額平均で20万円の税引後配当を確保することです。
12月の受取配当金をもとに達成度を計算すると15.1/20*100=75%です。
私のポートフォリオでは総投資額に占めるVYMの割合が大きいため、3,6,9,12月に受取配当金が多くなる傾向にあります。
今月はVYM一銘柄の強さで、一気に受取配当額が伸び、投資目標の達成度が単月ながら75%に至りました。1月、2月はまた受取配当額がガクッと落ちるはずなので、大袈裟には喜べないのですが、着実に受取配当が伸びてきているのはうれしいですね。
雑感
VYMの分配金推移
楽天証券で表示されるVYMの配当利回りが急に3%台後半に上がっていたので、気になってDividend.comからVYMの分配金推移を調べてみました。
ドル/口 | 3月 | 6月 | 9月 | 12月 | 合計 | 増配率 |
2022年 | 0.662 | 0.848 | 0.767 | 0.975 | 3.252 | 5.03% |
2021年 | 0.656 | 0.752 | 0.749 | 0.939 | 3.096 | 6.53% |
2020年 | 0.554 | 0.837 | 0.705 | 0.810 | 2.906 | ーーー |
VYMは毎年12月の分配金が多いようです。
楽天証券で表示される配当利回りの高さに違和感を覚えたのは、この12月の分配金を通年換算して出した数字に近しいものを利用しているからかと思います。調べれば楽天証券で表示される配当利回りの計算内容は出てくるでしょうが、私自身は軽く参照するぐらいに留めているので、そこまではしていません。
いずれにせよ、VYMの実質の分配金利回りは3.0%前後(=2022年の分配金合計3.252÷2022年末のVYM株価108.21)と考えておいて良いのでしょう。
3年分しか分配金推移を見ていませんが、安定して増配傾向ですね。
同じく高分配ETFとしてSPYDも人気で、目先の利回りの高さはSPYDに分がありますが、安心感を持って保有が続けられるのは個人的にはVYMだと感じています。両者のトータルリターンを比較するとほぼ差がないようなこともしばし目にするので、好みの問題かもしれません。
TROWが主力級になってきた
2022年になって知ったTROWにせっせと投資をしてきた1年になりましたが、受取配当の上位に来るまでになりました。
一時値を戻しかけましたが、まだかなりの低位で株価は推移しています。
Dividend.comによればTROWの連続増配年数は36年です。
業績、株価推移、連続増配年数、増配率、いずれも私からはかなり魅力的な銘柄に見えます。私なりの一銘柄当たりの保有上限額にかなり近くなってきているのですが、今の株価水準ならもう少し追加投資をしようと考えています。
米国個別株で高配当投資をしようと思うと、「ある銘柄を知っているかどうか」が投資の納得感・満足感にとって重要な気がしています。(投資パフォーマンスにどれほどの影響があるかは何ともいえないでしょうか)
そのことをよく感じるきっかけとなった銘柄です。
日本株(稲畑産業)からの配当金もうれしいが…
今月は日本株の稲畑産業からも配当金を得ました。
- 米国株に比べて配当金にかかる税金が有利
- 配当金を使おうと思った時に為替手数料も不要
- 為替リスクを負わない
といったメリットがあります。
一方で、配当金が年2回というのが個人的にはかなりさみしいです。米国株の年4回に慣れてしまっているので、半年に1回しか配当金がもらえないと物足りなさがあるのです。
日本の高配当株へは、2022年の後半になって円安と為替リスクを嫌って投資を始めました。米国高配当株と比べてどのようなパフォーマンスになっていくか。これからを楽しみにしています。
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