【株式投資】2023年5月の主な日米高配当株投資先(兼松│三菱UFJ│NECCS│PRU│BTI)

株式投資

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FI(=経済的自立)を当面の目標に、毎月一定額を日米の高配当株に投資しています。

投資先の候補として70銘柄程度(日本:米国=1:1)をリスト化して定期的にウォッチ。

そしてその中でも、

  • 移動平均線を下回るなど株価が低迷気味
  • 連続増配銘柄もしくは累進配当銘柄
  • 日本株:配当利回りが4.0%以上(できれば5.0%以上)
  • 米国株:配当利回りがVYMを上回っていてかつ3.0%以上

について、逆張り気味に投資をしています。(2022年10月から投資基準を一部変更)

記事にしている理由ですが、ある銘柄を知っているかどうかが納得度の高い投資には必要だと考えているので、「こんな銘柄もあるんだ」ということを知ってもらうきっかけになればうれしいというもの。

もちろん、自分の投資記録を残しておきたいという思いもあります。

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2023年5月の主な投資先

2023年5月の主な高配当株投資先は、

  • 日本株
    • 兼松(東証8020、配当利回り4.85%
    • 三菱UFJフィナンシャルグループ(東証8306、配当利回り4.45%
    • NECキャピタルソリューション(東証8793、配当利回り4.53%
  • 米国株
    • PRU(プルデンシャル・ファイナンシャル、配当利回り6.10%
    • BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ、配当利回り8.23%

の5銘柄となりました。

*配当利回りは、本稿作成時に楽天証券もしくはヤフーファイナンスで表示される数値であり、参考値です

日本株については、毎月の定期購入枠&銘柄入替により投資資金を確保。

米国株については、配当再投資による追加投資です。

雑感

日本株の決算発表を受けて銘柄を入れ替え

NECCS,兼松,三菱UFJの1年騰落率(出典:Googleファイナンス)

前月の記事にて、「投資余力が落ちてきたため5月は投資を控えるかもしれない」という趣旨のことを書きましたが、結果的にはそれなりの売買をすることになりました。

理由は、本決算にて大幅な増配を発表した企業がかなりの数出たことを受け、ポートフォリオをごちゃごちゃと入れ替えたためです。

全部をまとめると非常に煩雑となるため割愛しますが、結果的には主要な投資先は次の3つです。

  1. 兼松
    • 追加投資。大幅な増配を発表したため、目先の配当利回りが良いのと、企業の姿勢を好感
  2. 三菱UFJ
    • 新規投資。大幅な増配により目先の利回りが良いのと、累進配当であることを好感
  3. NECキャピタルソリューション
    • 新規投資。株価チャート的には買い時でなさそうだが、配当利回りと株主優待が魅力的なため、長期保有のつもりで購入

連日好調な相場が続いているため、逆張りを基本とする自身の投資スタイルとは離れてしまうのですが、このタイミングでの投資となっています。

若干、相場の熱に浮かされているような自覚もあるため、この後日経平均が元のボックス相場に戻るようなことがあれば少々後悔するかもしれません。

銘柄入れ替えのために売却した銘柄は、センコーグループHD(東証9069)など相対的に配当利回りが低いものです。

悪い銘柄だとは今も考えていませんが、目先の配当利回りの高さを優先した売買をしました。

決算発表シーズンで日本の高配当株について感じたあれこれ

今回の決算シーズンは、私が日本の高配当株に本格的な投資をするようになって初めて迎えたものです。

色々と感じることがあったので雑多に挙げると次のような感じです。

  1. 東証によるPBR1倍の問題は対応がまちまちだった
    • かねてより期待されていたPBR1倍割れに対する企業の対応はまちまちでしたね。大幅な増配や自社株買いを発表して心意気を感じさせてくれた企業もあれば、特段何の対応もなく拍子抜けしてしまった企業まで様々でした。対応が期待されていた企業の考えやスピード感を占う試金石としてはちょうど良かったのかもしれません。個人的には東ソーや住友精化には少々残念な気持ちを持った一方、兼松やMS&ADには好感を抱きました。
  2. 累進配当は思っていたよりもどかしい
    • 連続増配銘柄を中心に投資している米国株に慣れていたため、日本の累進配当銘柄にはもどかしさを感じました。わかって投資していたとはいえ、決算発表ではどこか増配を期待してしまう自分がいたため、配当維持となった銘柄についてはちょっとした失望感を感じることに。
  3. 株主還元意識の高まりは一時的なものか恒常的なものか
    • 今回の決算シーズンでは大幅な増配や自社株買いで株主還元意識の高まりを感じ、それを理由の一つとして日経平均が踏み上げているという論説を目にするようになりました。この現象が一時的なものなのか恒常的なものとなるのか、どうなのでしょう。来年から新NISAが始まることを思うと、まだしばらく日本株は低位で推移していてほしいというのが私のささやかな願望です。

米国株の追加投資は配当再投資【PRU│BTI】

米国株については、ドル建てで受け取っていた配当金を原資に追加投資を行いました。

投資対象はここ最近では変わらずにPRUBTIの2銘柄です。

AMGN,PRU,BTIの1年騰落率(出典:Googleファイナンス)

PRUもBTIもよく下がっていて、魅力的な配当利回りだと思います。

個人的には既にそれなりの投資をしているAMGN(アムジェン)についても投資妙味を感じています。長期的には右肩上がりの株価、安定の連続増配銘柄、高い増配率、と魅力的なポイントがいくつかあります。

そうそうないとは思いますが、もしも配当利回りが4.0%を超えるようなことがあれば追加投資をしたいところです。

来月の投資候補銘柄

さて、来月の投資銘柄として注目しているのは、

●米国高配当株

  • AMGN
  • BTI
  • PRU
  • TROW
  • CTBI

●日本高配当株

  • 8593 三菱HCC
  • 8306 三菱UFJ
  • 8766 東京海上HD
  • 8630 SOMPO
  • 8020 兼松
  • 1951 エクシオグループ
  • 5011 ニチレキ

あたりです。

投資余力が落ちてきていること自体は変わっていないため、あまり前のめりで投資をしないよう気をつけたいところです。

特にここ最近の日本株は好調さが際立っているため、こういう時にこそ流れに飲まれないよう自分を戒めたいですね。

↓関連記事です。

先月2023年4月の投資銘柄についてです。

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