FI(=経済的自立)を当面の目標に、毎月一定額を日米の高配当株に投資しています。
投資先の候補として50銘柄程度(日本:米国=1:1)をリスト化してウォッチしています。
そしてその中でも、
- 移動平均線を下回るなど株価が低迷気味
- 連続増配銘柄もしくは累進配当銘柄
- 日本株:配当利回りが4.0%以上(できれば5.0%以上)
- 米国株:配当利回りがVYMを上回っていてかつ3.0%以上
について、逆張り気味に投資をしています。(2022年10月から投資基準を一部変更)
バイ&ホールドを基本スタイルとしています。
記事にしている理由ですが、ある銘柄を知っているかどうかが納得度の高い投資には必要だと考えているので、「こんな銘柄もあるんだ」ということを知ってもらうきっかけになればうれしいというものです。
もちろん、自分の投資記録を残しておきたいという思いもあります。
1月の主な投資先
投資金額の大きい順に
- 住友倉庫(東証9303、配当利回り5.1%)
- 東ソー(東証4042、配当利回り5.1%)
- TROW(Tロウ・プライス・グループ、配当利回り4.4%)
となりました。
※配当利回りは、本稿作成時に楽天証券もしくはヤフーファイナンスで表示される数値のため、ざっくりとした参考値です。
雑感
住友倉庫に新規投資
今月は住友倉庫に新規投資しました。
もともとSNSか何かで高配当株の一つとして紹介されていたのを、名称だけメモしてありました。倉庫業という業種に疎く、何となく期待感が持てないという先入観であまり気にしていませんでした。
しかし、日銀の黒田総裁のサプライズ発言により、当面の投資先として目論んでいた日本の銀行株・保険株が急騰。他に良い投資先はないかとあらためて調べて辿り着いた銘柄の一つが住友倉庫でした。
主な投資理由は、
- 配当利回りが5.0%超であること
- 過去推移と比較して、PBRはそれほどでもないが、PERは割安水準
- 売上、営業利益、営業CF、EPSいずれも概ね右肩上がり
- 自己資本比率50%超でキャッシュも緩やかな右肩上がり
- 少なくとも2010年度以降は累進配当、配当性向40%前後とまあまあ
というものです。
日本株の業績推移や財務内容、配当推移はIRバンクにて確認しています。便利なサイトですね。
あらためて住友倉庫の決算内容や配当推移を確認しましたが、失礼ながら意外にも良好でした。どれほど将来性に期待が持てるかは未知数ですが、現時点で投資をする分には悪くないだろうと考えての新規投資です。
東ソーに追加投資
次いで、東ソーにも追加投資をしました。
本来は、あらゆる面で強さを持つ米国株に投資をしたいところですが、
- 不透明な自分の数年後を見据えて早めに受取配当額を引き上げたい
- 将来性に目を瞑って日本株に投資をするのなら、できるだけ配当利回り5.0%超が良い
という理由から日本株のウォッチリストを眺め、今回は東ソーに追加投資しました。
IRバンクであらためて確認できた、追加投資の後押しとなった事項は、
- 過去推移から見て、PER、PBRともに割安水準
- 2023年度見込みはパッとしないものの、売上、営業利益、EPSの推移等悪くない
- 自己資本比率60%超、キャッシュも増加傾向
- 少なくとも2010年度以降は累進配当、配当性向20~30%ぐらいと低い
というものです。
財務が思っていたよりも堅いですね。
米国株からの配当金再投資先はTROWへ
12月に米国株からドルで受け取った配当金の大部分は、そのままTROWへの追加投資に回しました。
米国のインフレがピークアウトしたという観測が出た時に、将来的な利下げを見込んで一時株価が上昇しましたが、最近は再び低位で推移しています。
来月の投資候補銘柄
さて、来月の投資銘柄として注目しているのは、
●米国高配当株
- TROW
- MDT
●日本高配当株
- 1928 積水ハウス
- 8473 SBIホールディングス
- 9433 KDDI
- 8098 稲畑産業
- 9303 住友倉庫
- 4042 東ソー
- 4061 デンカ
あたりです。
2023年がどういう相場になるか、やはり一介の個人投資家である私には想像もできません。
毎月一定額の積立投資という時間分散により、納得ゆく投資を続けていきたいところです。
↓関連記事です。
先月2022年12月の投資銘柄についてです。
高配当株投資家におすすめの書籍
日本の高配当株投資におすすめの本
日本の高配当株への投資を考えるなら、
日本高配当株ブロガーである長期株式投資さん著の、
という書籍がおすすめです。増刷が続いているロングセラー。
私のように日本の高配当株投資を始める際に、銘柄のアタリをつけたいという人は多いかと思います。
永久保有推奨銘柄の紹介や銘柄選定の考え方が説明されている本書なら、きっと役に立ってくれるでしょう。
日本株について本当にたくさんの本が出版されていますが、私が一番参考にできたのは本書です。