FI(=経済的自立)を当面の目標に、毎月一定額を米国高配当株に投資しています。
投資先の候補として10~20銘柄程度をリスト化してウォッチしています。
そしてその中でも、その月に株価が下がっているものについて、逆張り気味に投資をしています。
なお、バイ&ホールドを原則としています。
2022年3月の主な投資先
投資金額の大きい順に
- KMB(キンバリークラーク、配当利回り3.60%)
- UL(ユニリーバ、配当利回り4.11%)
となりました。今月は前月からさらに減り2銘柄のみです。
※配当利回りは、本稿作成時に楽天証券で表示される数値のため、ざっくりとした参考値です。
雑感
自分なりの投資タイミングの見極め
これまでは毎月どのタイミングで買い注文を出すか迷うことが多かったです。
しかし、最近は自分なりの判断軸が定まってきました。
- NYダウ →日足チャートで中長期の移動平均線を下回ったタイミング
- VYM →日足チャートで中長期の移動平均線を下回ったタイミング
- VIX指数 →20(できれば30)を超えたタイミング
基本的には上記3つの条件が全て満たされたタイミングです。
VIX指数については、穂高唯希さんの本に書いてあったものをそのまま採用しています。
「NYダウで米国株相場の全体感を確認→VYMで高配当株の全体感を確認→VIX指数でおおよそ良いタイミングかどうか確認」という流れ。これが必ずしも良い判断方法とは言えないでしょう。
それでも、私自身の納得感はかなり担保できています。後になって「もっと良いタイミングがあったんじゃないか」といった後悔を感じることが少なくなります。
今月の投資先は2銘柄
さて、そうした中で今月の投資銘柄はKMBとULの2銘柄のみとなりました。
KMBは今回が初めての投資です。うろ覚えですが、連続増配年数がおおよそ50年程だったはずです。
生活必需品セクターのディフェンシブな銘柄ですね。ぼちぼちの配当利回り、心強い連続増配実績、ぼちぼちの業績推移ということで、ポートフォリオの分散性を高める一員として悪くないだろうとウォッチしていました。
そんな折、かなり値が下がってきたためいよいよ投資することができました。
今後についてはキャピタルや高い増配率は期待できないと思っています。ポートフォリオの安定に寄与してくれれば御の字です。
もう1銘柄はULです。
相変わらず株価が低位で推移しているので買い増しをしました。ポンド建ての配当ということで、ポンド/ドルの為替の影響を受けるのでしょうか。1年チャートで見る限りはある程度の相関性がありそうです。
なお、私が保有する高配当株の中ではMMMもこの数カ月かなり値を下げています。本来であれば配当利回りが4%を超えてきたこともありとても良い買い増し・ナンピンの機会だと思うのですが、手が出ませんでした。
兎にも角にもスピンオフの関係が煩わしそうだからです。確定申告が絡むようなことはできるだけ避けたいので、どうしたものかというところ。
来月以降も引き続きその時々で株価が軟調な高配当株を拾っていくつもりです。
今よりもさらに値を下げ配当利回りが3%を超えてきたら投資してみたいと注目しているのは、
- TXN(テキサスインスツルメンツ)
- BLK(ブラックロック)
- AFL(アフラック)
- CSCO(シスコシステムズ)
あたりです。
そこまで相場が落ちることがなければやはりKMB、UL、AMGNあたりになるのかもしれません。
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