【米国株】新NISAで高配当株BTIに投資した理由5つ~成長投資枠

新NISAでBTIへ投資した理由5つ 株式投資

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新NISAの成長投資枠を使って、米国ADRのタバコ株BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)に投資しました。

昨今の日本株の活況を受け、「新NISAといえば日本の高配当株」という人も多いかもしれません。

実際、私も成長投資枠は主に日本株への投資に使う予定です。

そうした中でなぜBTIに投資をしたのか。

先にBTIへの投資理由5つを書いておくと、次のとおりです。

BTIへの投資理由
  • FIREと相性抜群
  • 日本株が高いと感じるときの選択肢
  • ADR銘柄でNISAと相性が良い
  • 通貨の分散
  • リスクの認識とその受容

記事内では、5つの理由についてより詳しく説明しつつ、今後のBTIへの保有方針についても併せて書いています。

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新NISAでBTIへ投資した理由5つ

BTIへの投資理由
  • FIREと相性抜群
  • 日本株が高いと感じるときの選択肢
  • ADR銘柄でNISAと相性が良い
  • 通貨の分散
  • リスクの認識とその受容

①FIREと相性抜群

まずは私が目標としている「配当金でのFIRE」と相性が良いことです。

BTIは配当利回りが10%近くある超高配当株であり、非常に大きな戦力となってくれるからですね。

単純な例ですが、配当利回り3%ちょっとの日本の高配当株の場合、BTIと同じ配当金をもらおうと思うと3倍近い投資金額が必要になります。今回のBTIへの投資額は20万円ほどなので、日本株では60万円前後の投資元本が必要というイメージです。

随分違いますね。

もちろん相応のリスクは承知していますが、限られた投資予算の中で「配当金によるFIRE」を志向する場合には、相性が良いという判断です。

②日本株が高いと感じるときの選択肢

2点目の理由は、日本の高配当株が割高に感じるときの選択肢として、魅力的だったことです。

1月から始まった新NISAですが、日本の高配当株で埋めたいと考えていた割に、ずっと割高さを感じていました。日経平均が急ピッチで上昇する中、多くの高配当株も株価が上昇。それに伴い配当利回りが低下する監視銘柄が多かったです。

「割高さを感じる中での投資はできるだけ避けたい」と考えていた中で、BTIやMOなどの米国株のタバコ銘柄は低調な株価推移を続けていました。

無理に日本株に投資をしなくても、割安に思えるのであれば米国株でも良いと考え直した結果、BTIへの投資につながったという感じです。

③ADR銘柄でNISAと相性が良い

3点目の理由は、BTIがADR銘柄であり、配当金にかかる税金のデメリットをほとんど感じずに済むことです。

新NISAでも米国株は米国内での課税分として、配当金から10%の税金を取られてしまいます。しかし英国の企業であるBTIの場合はそのデメリットを回避し、日本株と遜色ない恩恵を受けることが可能です。

米国株に魅力的な高配当株が多いことはわかっていても、NISAという貴重な枠を使ってなお10%の税金を取られることには、どうしても抵抗感を覚えてしまいます。

そうした中で、BTIはその気がかりをクリアできる貴重な銘柄の1つでした。

④通貨の分散

4つ目の投資理由は、NISA枠内での通貨の分散です。

繰り返しになってしまいますが、成長投資枠は日本の高配当株主体で投資するつもりのため、配当金は円で受け取るものがほとんどとなります。

ドルで配当金を受け取れる銘柄があっても良いかな、という考えが少しありました。

実益を考えてというよりは、気持ちの問題です。

実際、為替リスクを負うことにもなるため、円ベースでの受取配当見込みは日本株に比べると想定しにくくなります。

⑤リスクの認識とその受容

最後、5つ目は「NISA枠でBTIへ投資する際の大きなリスクについて事前に考え、納得して受け容れた上での投資とした」ことです。

大きなリスクというのは、あくまで私の中でのことですが、「将来的に元本割れとなり、損益通算できないというNISAのデメリットが直撃する」というもの。

だいたい1株30ドル近辺で買った今回のBTI株が将来的に低迷し、例えば20ドルで売却することとなった場合でも、損益通算ができず損失をもろに被るということですね。

タバコ業界という将来性に期待を持ちにくいセクターへの投資ですから、やはりその覚悟はしています。

その上で「将来的に多少の含み損となっても、それまでの配当金に関するNISAの恩恵で、目を瞑れる」という整理を自分の中でしました。

NISA枠を使ってBTIへ投資をした今回、この「事前の納得」が随分大切だったように思います。

BTI(成長投資枠)の今後の保有方針

今回、新NISAの成長投資枠を使って投資をしたBTIについて、おおよその保有方針は決めてあります。

BTIの今後の保有方針
  • 明らかな業績低迷が露呈した場合や、ポンドベースで減配した場合→売却
  • 今の売上・利益・配当の水準が維持される場合→ホールド

保有期間に定めのない新NISAですが、永久保有前提で投資する必要はないと考えています。

特に個別株に投資する場合は、数十年というスパンで考えると、変化が激しいといわれ続ける時代にあって、自分の想定通りに動くことはほぼないでしょう。

10年前の2014年の自分が、2024年の今の世界を想像できたかといえば、全くもって無理でした。

銘柄分散の利いたETFならまだしも、個別株では永久保有前提の投資は無理じゃないかというのが本音です。

BTIなど米国株について情報収集するのが「少し難しい」と感じるなら

今回は新NISAで米国株の超高配当銘柄であるBTIに投資した理由についてまとめてきました。

このような米国株ですが、日本株に比べて「情報収集や分析が難しい」と感じる人も実は多いのではないでしょうか。

日本株ほど情報へのアクセスが簡単ではなく、英語が必要な場面も生じがちだからです。

私自身がどのように情報を集めているかを一応書いておくと

  • 投資家のブログ、X(銘柄を知るきっかけ、ニュース、他の投資家の評価を知る)
  • moomoo証券のアプリ(簡易な銘柄分析や日常のチェック用)
  • マネックス証券の銘柄スカウター米国株(より詳しい銘柄分析)

というのがメインです。

日本株だけに投資の選択肢を絞ってしまうと、ここ最近のような「日本株が絶好調で割高に感じてしまうような時」に、もどかしさを感じてしまうかもしれません。

簡単なアプリなどで日常的に米国株もチェックする習慣がついていれば、いざという時に選択肢が広がって良いと思います。

moomoo証券- 米株24時間取引・株価・投資情報

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