【株式投資】2022年に投資した日本高配当株まとめとその他雑感

株式投資

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私はもともと、株式投資に真剣に取り組むようになってからは”米国連続増配高配当株”をコア投資先としてきました。

ですが、

  • 2022年の大幅な円安
  • 十数年後と見越していたセミリタイアを、わずか数年後に実施する可能性が高まったこと

を理由に、2022年の後半からは日本の高配当株にもそれなりの資金を投じました。

酪農仕事が忙しく購入銘柄をまとめられていなかったので、今回あらためて記事にしてみます。

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2022年に新規投資した日本の高配当株たち

早速、2022年に新規投資した銘柄を挙げていきます。

2022年5月

  • 1928 積水ハウス
  • 8593 三菱HCキャピタル

2022年9月

  • 8098 稲畑産業

2022年10月

  • 8316 三井住友フィナンシャルG
  • 2914 日本たばこ産業

2022年11月

  • 8584 ジャックス
  • 8473 SBIホールディングス

2022年12月

  • 8725 MS&AD
  • 4042 東ソー

以上、9銘柄です。

日本の高配当株には疎かったため、投資を本格化する前に、日本の高配当株ブロガーさんが発信している情報を参考にさせてもらいました。

特に参考になったのは、

という書籍が大きな反響を呼んでいる「長期株式投資」さんです。

書籍、ブログ、Twitterとそれぞれを参考にさせてもらい、”日本株への投資の考え方”を学びました。

雑感

日本の高配当株への投資タイミング

上記の銘柄に投資をしたタイミングは、積水ハウス、稲畑産業、三菱HCキャピタルの3銘柄以外は、「予想配当利回りが5.0%以上」の時だけです。

日本の高配当株の業績などを確認しましたが、よく言われているように、やはり米国の連続増配株に比べて利益率などいずれの数値もだいたい弱いです。

そうした現実を甘受した上でなお日本株に投資をするなら、やはり高水準の配当利回りを求めたいという気持ちが強かったですね。

配当利回りが5.0%以上なら、日本株の場合、税引後でも4.0%以上が手元に入ります。これが実現できるタイミングを基本として日本株には投資をしました。

例外とした3銘柄についてですが、

  • 「積水ハウス」は業績や配当など右肩上がりで、米国株に近しい目線で投資をして良いと考えた
  • 「稲畑産業」は株主優待のクオカードの金額込みなら利回り5.0%超と判断できた
  • 「三菱HCキャピタル」は日本屈指の連続増配株で、近いうちに取得原価から見た利回りが5.0%を超えるだろうと判断した

というものです。

円高が進行するなら元通り米国連続増配高配当株も視野に

一時の急激な円安から打って変わり、最近は円高方向への巻き戻しが起きています。

このまま、1ドル120円ぐらいまで円高が進むことがあれば、再び米国連続増配高配当株へ毎月の投資対象をシフトしていく可能性もあります。

業績や株価推移、株主還元の姿勢など、米国株と日本株ではまだまだ大きな差がある。このことを、日本株を調べる中であらためて感じました。

ただし、以下のような悩ましい側面もあります。

セミリタイアを現実的に考えた時の米国株のデメリット

個人的なことですが、そう遠くない将来にセミリタイアをする可能性が現実味を帯びてきました。覚悟を持って家業に入りましたが、仕事そのものの大変さとは違う面で大きく躓くこととなりました。酪農業という仕事は、陳腐な表現ですがやりがいがあり、それなりに情熱を注げるものです。ですが、酪農業云々とは違う領域で、多大な犠牲を払う必要が私にはついて回っています。その人生で良いか。自分に何度も問うてきましたが、自分の中に沈殿して堆積した想いは、Noという答えにほぼ固まりかけています。

このような状況で高配当株への投資を通じたセミリタイアを考える時、米国株への投資だけでは気になる面があります。

具体的には、「楽天証券をメイン口座としている自分が、米国株からの配当金を実際に使って生活費をある程度賄う」ことを想定した時の気がかりです。

次の4点です。

  1. 2022年に分かりやすかった為替リスクの大きさ
  2. 米国株は売買手数料が嵩む *日本株はいちにち定額コースで1日の取引金額100万円まで手数料0円
  3. ドルで受け取った配当金を円に換える都度為替手数料が必要
  4. 楽天証券はここしばらく為替手数料のキャッシュバックキャンペーンを継続的に行っており、為替手数料が抑えられている。しかし、楽天自体の苦しい業績、各種改悪などを考えると、決して恒久的な措置とは考えられず、将来的には無視できないコストが毎月発生し得ること

です。

ただただ経済的自立の状態だけを目指していた頃には気にしていなかった点が、いざリアルにセミリタイアを検討することとなった時に問題となってきました。

現時点で暫定的に落ち着いている答えは、

  • 手数料面で有利、高配当で税金も有利だが、成長期待が弱い日本高配当株
  • 手数料、為替リスク、高税率というデメリットはあるが、成長期待の高い米国高配当株

を概ね同じぐらいの割合で保有しておくというものです。

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