【暮らし】『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方(橘玲)』を読んだ感想・レビュー

暮らし

橘玲さんの『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計入門』を読了したのでその感想などです。書店で購入したのではなく、図書館で借りたものなので2002年のもの、つまりおよそ20年前の本ということでした。Amazonなどで見ると、これとは違って今は最新版があるようです。

読んだきっかけ

最近とういか2021年に入ってからですね、米国株やマネーリテラシー関係のブログやYouTubeをよく見ています。その中でお勧め本や、引用元としてこちらの本がよく出てきて気になっていました。この本を読むまで橘玲さんのことは全く知らなかったのですが、どうもマネーリテラシー関係(界隈?)では著名な方のようです。

地域の図書館を訪れた際に、偶然見つけたので借りて読んでみました。ただし、2002年版のものということでやや中身が古かったです。

大まかな内容・特に印象に残った部分

大まかな内容としては、マネーリテラシー関係が中心です。

前半では、

  • 持ち家を買うことは一種の不動産投資であるが日本人の多くがそのことを知らないか意識していない
  • 生命保険で資産運用はできないが多くの日本人がそれを誤解している
  • サラリーマンは国にとってどれだけ搾取されやすい存在か多くの人は気づいていない

といった「日本人が誤解しがちなお金の知識」について種々のことが挙げられています。

後半では、日本の税制など制度面の歪みを指摘して、それをどのように自分の利に活かすかということがかなり具体的に書かれています。

私の中で特に印象に残ったのは、税務署と税理士に関する部分ですね。徴税をする側とそれから顧客を守る側との微妙な関係性が細かに書かれていて、「現場で」起きていることはまさにこういうことなんだろうなと興味深く読めました。

感想・レビュー

前半部分の「よくあるお金に関する誤解」については、それこそ最近のマネーリテラシー関係の書籍・ブログ・YouTubeでよく指摘されていること(住宅、保険、…)と同一なんですが、驚くべきはそれらがこの本によって約20年も前に細かく指摘されていたことです。出版年を何回か見返したぐらいです。最近になってマネー関係の勉強をし始めた私からすると、橘さんはなんと頭のキレる人なんだろうかと思わずにはいられませんでした。

後半の制度の歪みを利用することで如何にしてお金持ちになるかという部分は、かなり具体的なアクションが提言されており、なかなかに興味深かったんですが、如何せん私にはとても敷居が高い印象が強かったです。タックスヘイブンの利用や法人の利用などですね。なんてトリッキーなんだという感想を何度も持ちました。しかし、最短でお金持ちになる人というのはこういう手法に気づいてどんどん取り組んでいける人なんでしょうね。こういう世界に生きる人々もいるのかと、知らなかった世界を垣間見た感じがしました。

私が学んだことで特に今後意識したい部分は、

  • 資産形成を加速させるには「如何に節税をするか」を真剣に考えた方が良い
  • 法人は個人と比較して税制面でかなり有利であり、その利用も自分事として考えた方が良い
  • 見落としがちな制度(税制、ファイナンス、補助金・助成金)をしっかり利用する

といったあたりです。

お金の基礎知識を得るという目的の場合には、本書はやや細かくトリッキーです。どちらかというと「応用編」なので、マネーリテラシー関係の基本はおおよそ見知ったなという方は楽しめるでしょう。私にとっては、かなり古い版の本でしたが学ぶことは多かったです。橘玲さんの本は今後も読んでみたいと思います。

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