2023年7月の受取配当金です。
私の高配当株投資先は、
【米国株】VYM、JEPI&JEPQ、高配当株
【日本株】高配当株
です。
税引後受取配当金は、ドル換算(1ドル=140円)で米国株と日本株から合計で610.6ドルでした。
円換算で約8.5万円です。
受取配当額の上位5銘柄
NO | ティッカー等 | 銘柄名 | 配当利回り (参考値) | 受取額 |
---|---|---|---|---|
1 | MO | アルトリア・グループ | 8.79% | 225ドル |
2 | TROW | Tロウ・プライス・グループ | 4.47% | 96ドル |
3 | 2631 | MAXISナスダック100上場投信 | ーーー | 55ドル |
4 | 2559 | MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 | ーーー | 41ドル |
5 | PM | フィリップ・モリス | 5.40% | 40ドル |
*配当利回りは本稿作成時点で楽天証券もしくはYahooファイナンスにて表示される数値であり、参考程度
*日本株についても、便宜上ドル換算した受取額を表示
投資目標の達成度
私の現在の投資目標はこれまでと同様、月額平均で20万円の税引後配当を確保すること。
7月の受取配当金をもとに達成度を計算すると8.5/20*100=42%です。
日本株からの多くの配当金により、初めて単月で目標を超えた先月からは大きく下がりました。
とはいえ単月で8万円を超える配当収入があるならばその恩恵は大いに感じることができます。
雑感
日本の高配当株をPFに組み入れると、配当の波が大きくなる
2022年から本格的に参入した日本の高配当株投資ですが、やはり月別の受取配当額に大きな波が生まれます。
それまでは米国の高配当株主体だったため、だいたい3カ月ごとにまとまった配当を受け取っていましたが、日本株では6月と12月に配当が集中します。
1年というスパンで見ると月別で大きな波ができてしまうのは決して気持ちの良いものではありませんね。
とはいえ、経済的自立を見据えた高配当株投資では、日本株にも大きな魅力があるため悩ましいところです。
MAXISシリーズは将来的な高配当化に期待
今月の受取配当の3位、4位となったのはMAXISシリーズのオーソドックスなインデックスファンドです。
サテライト的な投資先ではあるのですが、分配金の出ない投資信託よりは分配金のあるETFを選好しています。
どちらも現状では配当利回りは低いのですが、長い目で見て高配当化すればよいと考えています。
MO,TROW,PMいずれも今なら買える水準か
受取配当の上位5つに入った個別株3銘柄(TROW、MO、PM)ですが、いずれも現状の株価は低位で推移しています。
高配当株が好調だった2022年は買いにくい場面もありましたが、今は比較的買いやすい時期ではないかと見ています。
特にタバコ株については、キャピタルの期待が弱く高値掴みはできるだけ避けたいところです。
個人的な感覚としては、MOなら42ドル台以下、PMなら90ドル割れで買いたいといったところでしょうか。
日本株のJTも一時を思えば随分と株価が上がり、配当利回りもそれほど魅力的でなくなってしまいました。同じタバコ株を買うなら、MO、PM、BTIの方に今は妙味を感じます。
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高配当株投資で活用したい無料ツール3選
最後にコラム的なものとして「高配当株投資で活用したいツール3選」を紹介します。
インデックス投資に比べるとやや情報を集めにくい高配当株投資ですが、便利なツールを使えば無料で投資に役立つ情報を集めることができます。
ツール①個別株の広く深いデータを見られる無料アプリ
✓気になった高配当株の業績や過去の配当をチェックしたい
という時に非常に便利なのがmoomoo証券。
アプリ名に証券とついていますが口座等はなく、NASDAQ上場企業による次世代金融情報アプリ(無料)です。
今までいくつかの株アプリを試してはあまり使えず落胆していましたが、moomooについては「ちゃんと使える株情報アプリ」であり重宝しています。
日本ではまだそれほど知られていませんが、世界200か国、2000万以上のユーザーがいます。
❶個別銘柄の業績や配当をかなりの年数遡って見られるため、とにかく銘柄分析が楽になる
❷ランキング機能が充実(高配当ランキングなど)
❸日本株・米国株のどちらにも対応
❹テクニカル指標も充実しているため売買のタイミングを考えやすい
❺ウォーレンバフェットの売買動向や保有株の状況が簡単に分かる
❻大口投資家や空売りの動向も見れるため、売買の参考にできる
利用は完全無料で、アカウントを作ること(メールアドレスの登録だけで可)で各機能が使えます。
高配当株の情報を集めるのは案外面倒に感じることが多くないでしょうか。
いくつかのサイトを回ったり、その企業のIRページを見たりと時間がかかるものです。
それが1つのアプリで情報を十分に見られたらとても便利ですよね。
一度試してみるとその多機能ぶりに感心すると思います。
ツール②マニアックな米国高配当株を見つけられる無料レポート
✓JNJやKOとは違った「日本ではなかなか知る機会のない米国高配当株」を知りたい
という時に役立つのがWeiss Ratings。
米国で50年以上の歴史を有する投資格付機関で、無料レポートを発行しています。
❶今なら「最高ランク米国株トップ25銘柄」という無料レポートが読め、マニアックな米国高配当株を見つけられる
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▶レポートで紹介される銘柄は時々変わるため、今の25銘柄は今しか知ることができない
❷25銘柄には米国高配当株&米国グロース株のそれぞれがバランスよく含まれている
❸日本で生活しているだけではよほど知ることができない銘柄が多い
❹メールアドレスの登録だけで読める
▶私用のアドレスを登録するのに抵抗感があれば、適当なフリーアドレスでも大丈夫
▶その後はメールマガジンが届く
❺毎回メールの最後に配信停止のリンクも載っているので、合わなければすぐに登録を解除できる
米国高配当株投資をしていると、たいてい目にする高配当株は同じだと思います。
定番なのはJNJやPG、KOなどではないでしょうか。
ですがそれ以外のマニアックな高配当株まで知っていれば、相場の状況に応じて割安な銘柄が見つけやすくなったり、ポートフォリオの分散性を高めることができます。
無料で読めるレポートなので、高配当銘柄の選択肢を増やしておきたい場合におすすめです。
ツール③日本の高配当株を始める時に頼れる投資本
「日本の高配当株」への投資を考えるなら、
日本高配当株ブロガーである長期株式投資さん著の、
という書籍が非常におすすめ。
私自身、米国高配当株メインだったところから日本株にも手を広げましたが、最初は何から手をつけたら良いか随分迷いました。
いくつかのサイトや書籍を見る中で、一番役立ったのがこの本です。
表紙のデザインがややチープな感じがして当初は訝しんだこともありますが、中身は至極まっとうです。
日本の高配当株を始めるのに必要な情報が十分な量、丁寧に解説されています。
永久保有推奨銘柄(17銘柄)の紹介があるのも具体的で好印象です。
実際に書籍を購入するのも良いですが、今ならAmazonのオーディオブックサービス「Audible」の聴き放題対象にもなっているため、無料体験を利用すれば無料で全文を聴くこともできます。
私は紙の本で読んだ後に、Audibleで再度本書を聴きましたが、やはり日本の高配当株投資をするなら非常に良い本だと感じました。