2024年を振り返って、個人的に買ってよかったものを8つ紹介します。
収入が限られる生活をしているため、基本的に「コストパフォーマンスの良いモノ or 電気代やジム代を節約するためのアイテム」が中心です。
これまであまりこうした記事は書いてこなかったような気もします。しかし、今はFIREをして時間的にも精神的にも余裕が少しはできました。自身の振り返りも込めつつ、8つについてコメントしていきます。
①AppleのEarPods(有線)
まずはApple純正のイヤホン。イヤホンジャックに差し込むタイプの有線イヤホンです。
zoomを使ったり、ウェブセミナーを受講したりするために購入しました。
酪農牧場で働いていた頃はコロナ後の世のデジタル化に置いていかれ、zoomなどウェブ会議システムに関わることなく過ごしてきました。ところがFIREをして新しいことを始めようとしたところ、もはやそうしたツールは必須装備に。
当初は牧場時代にオーディオブックを聴くため使っていた片耳ヘッドセットで対応。しかし相手からするとマイク音質が悪いそうで、こちらも片耳しか聞こえないため会話やセミナーに集中しきれません。
慌ててマイクやイヤホンについて調べました。コストを抑えたいならAppleの純正イヤホン、しかも有線のものが良いとのことで、Amazonで2千円ちょっとで購入。
正直なところ「今さら有線のイヤホン…?」とも思いましたが、使ってみて納得。今は不自由なくzoomやセミナー受講に使えています。
「相手にうまく聞こえてるかな?迷惑が掛かってないかな?」と心配せずに済むようになったことが一番うれしいですね。
②ティファールの1.8Lケトル
それまで1.2Lサイズのニトリの電子ケトルを使っていました。購入時は安価でいいのですが、2年前後で壊れることが続きました。いつも「底から水が漏れてくる」という壊れ方です。
そこで今度はより信頼のおけるメーカーで、かつ容量の大きいものにしようということでこちらを購入。今のところ満足です。
麦茶を煮出したり、料理に使ったり、湯たんぽに使ったり。
意外と1.2Lでは足りず、2度沸かさないといけないということがよくあったのですが、1.8Lサイズになって、たいていのものは1度沸かすだけで済むようになりました。
③アイリスオーヤマのサーキュレーター
電気代を節約するために購入しました。
ファットFIREではないため、夏も冬もエアコンをバンバン使おうとはなりません。サーキュレーターを併用することでエアコンの使用量を抑えたい、という狙いです。
結果買ってよかったです。
サーキュレーターを購入したのは人生初。効果があるのか半信半疑で使用しましたが、特に夏は効果てきめんでした。それまでエアコンを設定温度25度で使っていたのが28度か、日によっては29度でも良くなりました。
冬の暖房使用時も温度ムラがなくなったり、室内干しの時に活躍したりと案外1年中活躍してくれます。
④広電の電気毛布
こちらも電気代節約のために購入。コストパフォーマンス抜群でした。
電気毛布を使ったのも、サーキュレーターと同じく初めて。寒い冬でもエアコンの暖房に頼らずに眠れるよう期待して購入してみました。
敷布団と敷きパッドを間に敷いて寝ていますが、すごく暖かいです。コタツのような熱の強さはなく、じんわり暖かいという感じでとても快適。
寒い夜に布団へ入った後、足の指先が特に寒くて寝付くまでに時間がかかることがありましたが、それもなくなりました。ぐっすり眠れるようになったため、翌朝の寝覚めもとても良い感じです。
電気代も非常に安く済むため、「これなら何年も前から買って使っておきたかったな」というのが使用後の感想です。
⑤アイリスのダンベルセット(10kg×2)
「運動不足にならないよう、また軟弱な身体にならないよう筋トレはしたいが、ジム通いは高額だから避けたい」。そこでこのダンベルセットを買いました。
市営のジムが近くにあれば1回300円と安く済むのですが、あいにく車でないと行けません。
月額制のジムは近場だと月額5千円からですが、自分からするとかなり割高です。多くても月8回ぐらいしか行かないでしょう。それで1回あたり600円強。さらに「月額で払っててもったいないから”行かなきゃ”」と追い立てられるような気持になるのも考えもの。
筋トレは本1冊読んだぐらいの知識があれば自分で十分できる。これが学生時代からの自分の考えです。
結果、自宅でトレーニングできる器具を揃えた方がいいとなりました。
Amazonで探すとたくさん出てきます。「これは買って大丈夫な商品かな?」と不安になるものも多かったため、アイリスが出しているこちらのセットにしてみました。特に不便なく使えています。
なおダンベルを購入する時に「いらなくなった時にどう処分したらいいんだろう?」と気になりましたが、ジモティーで人気商品のようで、壊しさえしなければ処分は簡単そうで安心しました。
⑥BARWINGのぶら下がり健康器
いわゆる懸垂バーです。
こちらもジム代をかけず、自宅で筋トレが完結するように購入しました。
本当はダンベルセットだけで済ませたかったのですが、どうしても背筋をうまくトレーニングできませんでした。他はトレーニングできているのに背筋だけできていないと、見た目も不格好になりますし、日頃の姿勢にも良くありません。
やむなくこちらを購入しました。多少スペースはとってしまいますが、やはりこれがあるだけで一気に筋トレがはかどります。
Amazonのブラックフライデーセールで5,500円くらいで購入。口コミを見て不良品が来たりしないか心配でしたが、今回は問題ありませんでした。
懸垂バーとダンベルセットの2つで、ジムに通わずとも十分な筋トレができており満足です。
ちなみにダンベルと同様、懸垂バーもジモティーの人気商品なので、不要になったら簡単に処分できそうです。
⑦ORIONのチューナーレステレビ
初めてチューナーレステレビを購入してみました。
狙いは「NHK受信料の削減」です。NHK受信料もサブスクみたいなものですが、Amazonプライム会員、Audible、ネットフリックスなどと比べて割に合わないという判断です。
チューナーレステレビ購入にあたって不安だったこととその解決策は次のとおり。
購入前はかなり不安でしたが、使い始めたらとても快適でした。目的通りですが、NHK受信料を払わずに済むという点が気持ちの面で大きいです。
Primeビデオ、YouTube、TVer、AbemaTVの4つがあれば退屈で困ることはありません。
先日、旅行先で久しぶりに地上波のテレビ番組を観ました。「これを観て一体何になるんだろう…」と思うものばかりで、「チューナーレステレビにしてやはり問題なかったな」ということを再認識するということがありました。
唯一、好きだったマラソンや駅伝中継を思うように観られなくなった点は残念ですが、費用対効果という面でしょうがないかと割り切っています。
⑧タンスのゲンのテレビスタンド
テレビ回りをスッキリさせるために購入しました。
きっかけは近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』という本。
この本を読んで家を片づけてから、もともとはそんな考えではなかったのに、だんだんと「ゆるめのミニマリスト」寄りに。部屋の中にごみごみとしたものを置きたくないという感覚が強くなっていきました。
以前はテレビ台を使っていましたが、どうしても本やカバンを置いたりとごみごみした感じになります。部屋の中でもよく目を向ける場所だからこそスッキリさせたいという思いが日に日に増し、テレビスタンドを購入することに。
ニトリやホームセンターにも赴きましたが、いまいちしっくりきません。結局Amazonで買いました。こちらの商品にした理由は次の4つです。
- デザインがシンプル
- 価格が高くない
- タンスのゲンというメーカー名をしばしば聞くため多少なり信頼性があると判断
- 「震度7試験クリア」という防災面
必ずしも買わないといけないものではなかったですし、気になる出費ではありましたが、使ってみるとリビングがすっきりして満足しています。
まとめ
以上、2024年に買ってよかったモノを8つ紹介してきました。
あらためて振り返ると、中でもベストワンは「電気毛布」でした。次点で「アップルのEarPods」です。
ファットではないFIRE生活という前提から、自然と「高コストパフォーマンス&電気代等の節約アイテム」が中心となりました。
2025年もそのようなアイテムを少しずつ見つけていきたいと思います。
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