この記事では「自動車保険の見直しをしたら保険料が1/3になった」という私の体験談をまとめていきます。
✓自動車保険の見直し方がわからない
✓一括見積サイトに良いイメージがない
✓「なんとなく」で毎年同じ自動車保険を更新している
という人には参考になると思います。
今回私は初めて自動車保険の一括見積サイトを利用しましたが、事前に身構えていたほど面倒なことや嫌なこともなく、簡単に保険料を下げることができました。
食わず嫌いで利用しないよりは、まずは試してみた方がはるかにメリットが大きいと思います。
▶SBIグループによる自動車保険の無料一括見積サービス:自動車保険見積もりのインズウェブ
本記事では
- 一括見積を利用する前後でどう変わったか
- 自動車保険を見直した理由
- 一括見積サイトで実際にどんな手順を踏んだか
- 一括見積を利用して感じたメリット・デメリット
などをまとめています。
自動車保険に「もやもやした気持ち」があるという人は是非最後まで読んでみてください。
まずは結論:保険の一括見積サイトを初めて利用して保険料が1/3に
Before | After | |
---|---|---|
保険の探し方 | お世話になってる整備業者さん | 一括見積サイト |
比較 | なし | あり |
保険契約先 | メガ損保 | ネット保険 |
保険料 | ○万円 | ←の1/3以下 |
補償内容 | たくさん | シンプル |
ロードサービス | あり | あり |
今回初めて保険の一括見積サイトを利用しましたが、その結果
自動車保険料がこれまでの1/3
になりました。
億劫に感じていた「保険の一括見積サイト」ですが、使ってみて良かったです。
メジャーなサイトは、例えばSBIグループの「自動車保険見積もりのインズウェブ」などがあります。
私の場合、保険料がこれほど安くなったのには理由があります。
次の3つがポイントでした。
❶一括見積サイトの利用が初めて
❷ネット保険になった
❸補償内容の見直し
ポイント❶一括見積サイトの利用が初めて
初めて保険の一括見積サイトを利用しました。
8社の見積もりが出て、最安値と最高値の差は5,000円程度。
ネット保険中心でしたが、それでもこのぐらいの差が生じていました。
とはいえ8社のいずれも、これまで利用してきたメガ損保よりははるかに安かったです。
時間をかけずに最安値を探すことができたのは便利でしたね。
ポイント❷ネット保険になった
初めてネット保険で契約したことも大きかったです。
これまではお世話になっている整備業者さんの仲介で「メガ損保の保険」に入っていましたが、ネット保険とは随分保険料に差があるようでした。
ポイント❸補償内容の見直し
補償内容をこれまでよりも削ってシンプルにしたことも、保険料が下がった要因の一つです。
これまでは深く考えず薦められるままに厚めの補償内容で契約していました。
今回は事前に「自動車保険の考え方」を学んだことで、自分には必要ない補償を削ることができたと思います。
自動車保険を見直した2つの理由
今回私が自動車保険の見直しをした理由は次の2つです。
❶整備業者さんが保険の仲介にこだわっていなかった
❷FIREを見据えた支出の見直し
見直しの理由❶整備業者さんが保険の仲介にこだわっていなかった
これまでメガ損保の保険を仲介してくれていた整備業者さんからたまたま聞いたのが、「保険の仲介にそれほどこだわっていない」という話です。
「仲介手数料を大事にしているのではないか」と思っていたので、これには意外でした。
私は「メガ損保の保険は高いだろうから少し嫌だな」と前から気にはしていたため、これを好機と考え保険の見直しをすることに。
ちなみに整備業者さんの紹介する保険をこれまで契約し続けてきた理由は、その業者さんが「車のトラブル時に融通を利かせてくれることが多い」ためです。
出先でバッテリーが上がった時やパンクした時に、迅速に修理してくれたり、業者さんの休日でも対応してくれたりということが何度かあったため、恩義を感じていました。
見直しの理由❷FIREを見据えた支出の見直し
保険の見直しを進めた2つ目の理由は「将来的なFIREを見据え、支出を抑えたかった」ということです。
FIREでは株式からの配当収入を増やすことも大事ですが、同じぐらい重要なのが「支出を抑えること」。
マネー関係の本でもよく指摘されているとおり、保険は見直しをすべき固定費の代表格です。
「一度見直せば効果の大きい支出」の1つとして、今回は自動車保険を再考してみました。
自動車保険を見直す際に「参考にした本」と「利用した比較サイト」
私が自動車保険を見直すにあたって参考にした本は、ロングセラーのマネー本『お金の大学』です。
そして実際に利用した自動車保険の比較サイトは「保険スクエアbang!自動車保険」でした。
本『お金の大学』
書店でも目立つところに置かれ続けているロングセラーのマネー本です。
当サイトでもしばしば良書として紹介しています。
私は本棚に常備しているため、自動車保険の見直しを決めてからすぐに本書を参照しました。
相変わらず分かりやすく、ためになります。
お金に関する疑問が生じたら「まず本書に当たる」というのが間違いないですね。
比較サイト「保険スクエアbang!自動車保険」
実際に利用した保険の比較サイトは「保険スクエアbang!自動車保険」というサイトです。
今回初めて知ったサイトですが、評判が良さそうだったため利用してみました。
結果、十分だったと思います。
(追記)
保険スクエアbang!自動車保険でも特に不自由はありませんでしたが、しばらくたくさんのメールが届いて煩わしかったという面もあります。
同じ一括見積サービスでもう1つメジャーなサイトに、SBIグループの「自動車保険見積もりのインズウェブ」があるようなので、次回はこちらを利用します。
自動車保険見直しの実際の手順
ここでは実際に「自動車保険の見直し」を進めた時の手順を説明していきます。
始める前は「結構手間がかかるのではないか」と考えていましたが、思ったよりも簡単でした。
用意したものは車検証など5つ
「比較サイトの利用」から「実際の契約」までに用意・使用したものは次の5つです。
それほど用意が大変なものはありません。
❶現在利用中の保険証券
❷車検証
❸運転免許証
❹クレジットカード
❺走行距離を書き留めたメモ(車の累積走行距離がわかればOK)
所要時間は2時間ほど
比較サイトの利用から実際の契約完了までにかかった時間は「2時間ほど」でした。
一括見積を試すだけであれば10分でできます。
私は比較サイトを使うのも、ネット保険で契約するのも初めてでしたから手間取った方だと思います。
次回は1時間ぐらいでできそうです。
比較から契約までの手順6つ
さて実際に自動車保険の比較をして契約を終えるまでの手順ですが、次の6つになりました。
❶マネー本『お金の大学』で自動車保険のポイントを確認
❷比較サイト「保険スクエアbang!自動車保険」でまとめて見積もり
❸見積結果を比較
❹気になった保険会社3社の各社サイトでより精緻な見積もり
❺最安値が確認できたネット保険で契約
❻「契約内容のPDF、ロードサービスの案内」を印刷して車内に保管
❶マネー本『お金の大学』で自動車保険のポイントを確認
まずは『お金の大学』で自動車保険の考え方を学んでおきます。
必要な補償内容、不要な補償内容、を理解できました。
私の例を挙げれば「対人・対物は無制限、車両保険は不要」といった感じです。
❷比較サイト「保険スクエアbang!自動車保険」で一括見積もり
続いて自動車保険の比較サイトである「保険スクエアbang!自動車保険」を利用。
「車や運転者の情報」、「現在契約している保険の情報」などを1度入力するだけで、複数の保険会社の見積もりをまとめてとることができます。
「入力はたったの3分」という文言がありましたが、慣れないためか私は10分ほどかかりました。
とはいえ大した時間ではないですね。
❸見積結果を比較
一括見積の結果を比較します。
データの入力を終えて見積依頼をしたら、すぐに結果が出ました。あまりにすぐ出たので驚いたほどです。
私の場合はネット保険中心に8社の見積結果が出ました。
8社の見積結果が1ページにまとめて出てくるので、分かりやすく比較もしやすいです。
最安値と最高値の差額は5,000円ほど。
見比べるだけで高値を避けられるので便利です。
❹気になった保険会社3社の各社サイトでより精緻な見積もり
一括見積の比較ではザックリとした感じがしたため、見積額の低い3社のページにそれぞれ飛んで、より精緻な見積をとりました。
一括見積では入力する必要がなかった項目なども加えることで、より正確な見積をとることができます。
一括見積の結果が届いた8社すべてでやるのはさすがに煩わしいため、私は3社だけにしました。
❺最安値が確認できたネット保険で契約
3社の最終的な見積額を比較して、最安値のネット保険で契約を進めました。
補償内容は3社ともほぼほぼ同じだったと思います。
見積依頼時の入力内容がそのまま転記されるため、新たに入力が必要だった項目はそれほど多くなかったです。
契約する保険会社さえ決めてしまえば、実際の契約手続きは数分で終わります。
新たな保険契約では、補償内容を絞ったこともありますがこれまでの保険料の1/3で済みました。数万円単位で変わったため、大きかったです。
❻「契約内容のPDF、ロードサービスの案内」を印刷して車内に保管
契約を終えたら、
- 契約内容がまとめられたPDFファイル(私が契約したネット保険では入手できました)
- ロードサービスの案内(保険会社のホームページから入手)
をプリントアウト。
それらを車内に置いて、「自動車保険の見直し」完了です。
私の場合は割引のために「紙の保険証券不要」を選択したため、契約内容は自分でプリントアウトしました。また、過去の実体験から車のトラブル時(出先でのパンクなど)はあたふたしてしまうことが分かっているので、「ロードサービスの案内」が書かれたページも印刷。
これらを車の中に常備しておくことでいざという時も一安心です。
比較サイトを使って感じたメリット3点&デメリット3点
今回初めて自動車保険の比較サイトを利用しました。
そこで感じたメリットとデメリットを簡単にご紹介します。
比較サイトの利用メリット3点
❶手間がかからず簡単
❷短時間で保険会社を決められる
❸ネット保険中心
やはり手間がかかりません。保険会社を複数調べて、各社で1件1件見積をとるのは相当大変ですが、1度の入力でまとめて見積がとれるのは非常にラクです。
1つのページに一括見積の結果が並んで出てくるため、比較が容易で、どの保険会社にするかを短時間で決められます。
またネット保険を中心に見積を出してくれるため、変に高い保険が出てこないのも良かったです。
比較サイトを使って感じたデメリット3点
デメリットもありましたが、正直いずれも大したことはないです。
❶初めての一括見積依頼で思ったよりも時間がかかった
❷メールがたくさん届く(ただし電話はなかった)
❸本契約の時は再度入力が必要になる項目も
比較サイトのトップページには「入力はたったの3分」とありましたが、私は初めてだったこともあり10分ほどかかりました。
また一括見積を出してくれた8社からそれぞれメールが届くため、その瞬間は煩わしく感じたでしょうか。ただし私が以前他サイトで引っ越しの一括見積をした時は営業の電話がよくかかってきて困ったため、それを思えば大したデメリットではないですね。
あと実際に契約手続きをする時は、一括見積時に入力したデータだけでは足りず、追加の入力項目が複数出てきます。
総評:一社一社調べていくよりもはるかにラク
以上比較サイトを使って感じたメリットとデメリットをそれぞれ紹介しましたが、
総合的な評価をいえば
一社一社調べるよりも比較サイトを使った方がはるかにラク
です。
特別なこだわりがなければ、素直に利用した方が時間もお金も十分節約できると思います。
備忘メモ
最後に来年以降の自分自身のために、今回自動車保険の見直しをする中で気づいたことを残しておきます。
弁護士費用補償特約は重複するともったいないため注意
家族の分を含めた複数台の自動車保険を契約する時、「1つの契約につけておけば家族全体に適用される補償」があるようです。
私の場合、「弁護士費用保障特約」は1台につけておけば2台目以降(例えば妻の車など)はつける必要がありませんでした。
重複契約するとお金がもったいないため、気をつけた方が良さそうです。
ロードサービスは無料でついてくるネット保険が多い
ネット保険では「ロードサービスが無料でついてくる」という会社がいくつかありました。
実際にネット保険を調べるまで知りませんでした。
私は先入観で「なんとなくメガ損保の方がいざという時安心できそう」と考えてしまっていましたが、ネット保険でも全然心配は要らなさそうです。
まとめ:自動車保険にモヤモヤがあるなら見直しを
今回は「自動車保険の見直しをしたら保険料が1/3になった」ということで、私の体験談をまとめてきました。
ネット保険の安さが気にはなりつつ、私のように「何となく」で自動車保険の更新を続けてきた人も多いと思います。
一括見積を利用すれば、時間もお金も大きく節約できるかもしれません。
「自分は無駄に高い保険料を払っているのではないか」というモヤモヤを解消できることも見逃せないメリットです。
しがらみがないのであれば、比較サイトを利用するなどしてサクッと「自動車保険の見直し」をすることをおすすめします。
→SBIグループの自動車保険一括見積サービス(無料):自動車保険見積もりのインズウェブ
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