【暮らし】『事実vs本能』(橘玲)を読んだ感想・レビュー

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『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』で著名な橘玲さんの本『事実vs本能』を読みました。

ザックリとした感想としては「時事問題などを大手メディアで報じられる観点以外から見ることができる。けれど捻った見方をし過ぎじゃないだろうか。」というものでした。

このような方におすすめ
  • ここ数年世間を賑わせた様々な事件に関する考察を知りたい
  • 橘玲さんの著作を読んでみたい
  • 事実に立脚したものの見方について興味がある

本書概要

  • 週刊プレイボーイに連載されていた著者のコラムを中心にまとめられた本
  • 女児虐待死事件、ネットの炎上事件、靖国神社、不倫騒動、ヤフコメ民など多様なテーマについて統計データなどを用いながら説明がなされている
  • 著者:橘玲
  • 集英社
  • 2019年発行
  • ページ数:256
  • 価格:1400円(税別)

読んだきっかけ・理由

『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』を以前読んだ際に、著者は洞察力に優れた人なのではないかと興味を持ちました。

図書館にて橘玲さんの著作としてちょうど本作を発見し、タイトル的にも面白そうだったので借りて読んでみた次第です。

印象的だった部分

  1. 国際的な成人向けの知能テスト的なものの結果、日本人は優秀な成績だった
  2. 上記のテストからわかることとして、文章などを正しく読めている人は日本を含め世界的にそれほど多くない
  3. メディア、ビジネスエリート、行政職員など社会の在り方や方向性を一定規定している層は、「普通の人」を実態以上に高い能力の人として想定してしまっている
  4. ネット右翼に見る日本的ナショナリズムの危うさ
  5. ヤフコメではごく一部の過激な投稿者が世論を牽引している

特に3点目は日頃から私自身考えていた問題点だったので、本書に出てきて驚きと同時に納得感がありました。

雑感

アタリかハズレかといえば私的にはハズレ

『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』はなかなか面白い本だったので、同じ著者の本として本作も期待を持って読みました。

ですが私としてはちょっと期待していたものとは違いました。

時事ネタを統計データなどを使って捉えていくのですが、やや捻くれた見方をし過ぎではないかなと思う点がいくつもありました。

鋭く洞察するというよりも、著者はこう見ている・考えているという方の印象が強かったです。「著者はそう思うのかもしれないけれど…」「ちょっと論理の飛躍がないだろうか」という感想が何回も読書中に出てきました。

本の中身が雑多

週刊プレイボーイに連載していたコラムを中心にまとめた本のようで、全体的につながりが悪い印象がありました。

ただ、よく言えば多様なテーマに触れているという様にも捉えられます。

大手メディアが触れない点について触れる

テレビやネットニュースでは触れられない点=タブーにも切り込んでいるので、「そういう事件の背景が実はあったのかもしれないのか」という見方ができる点は興味深かったです。

著者の本はもう少し読んでみたい

橘玲さんの本はこれで2冊読みました。私の中では一勝一敗です。

ですが、橘さんの本が自分にとって面白いか否かを判断するにはまだまだ冊数が足りないです。もう少し著作を読んでみようと思います。

コメント

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