【私見】第49回衆議院議員総選挙の投票へ行って感じたこと

雑記
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本日、衆議院議員選挙の投票に行ってきました。期日前投票はこれまで何度かしたことがありますが、選挙当日に投票所へ行ったのは随分久しぶりです。

投票へ行って感じたメリット・デメリットをそれぞれ挙げます。

メリット

  • 自分も参加したという意識が強くなり、選挙当日の開票速報をより興味を持って見られる。おかしな言い方かもしれないが、エンターテイメント的に面白みがある。
  • 政治に対する参画意識が醸成され、今後も政治に興味を持ちながら日常を過ごすことができる。

政治を自分事として見ることができるようになる=当事者意識が持てるということですね。重要なことだと思います。

デメリット

  • 投票の時間対効果が悪すぎる

この一点に尽きます。投票所に移動して投票を終えるまでの時間と手間に対して、選挙結果に対する影響力はわずか1票です。

雑感

若年層の投票率低下がよく問題にされますが、個人的にはある面で当然の結果のように感じます。

私の場合で、投票所へ行って帰宅するまで20分かかりました。わずか20分ですが、現代では20分もあればスマートフォンで興味関心のあるコンテンツをそこそこ楽しめます。かたや、投票に行っても選挙結果への影響力はほぼ実感できません。時間や手間といったコストと選挙結果という2点のみを天秤にかけた時、あまりにもコストが重すぎるように思います。実際には、投票に行くことで政治への興味関心を持つきっかけとなったりといった重要な面もあるのでしょうが、先の2点のみに焦点を当てた場合、今の投票システムでは投票所へ行くことの時間対効果が極めて悪いと感じます。

以前目にした記事では、オンライン投票の議論もなされているそうですが、シルバーデモクラシー絡みで実現性は低いとのことでした。私が感じる時間対効果の問題も、オンライン投票が実現されればかなり改善されるのでしょうが、残念ですね。

大学の政治学の講義で学んだことで非常に印象的だったのは、「民主主義は、優秀な独裁者による独裁には劣る」ということです。近頃、このことがしばしば頭をよぎります。

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